だいぶ前からリヴァプールの補強候補として噂になっていた、ASローマのブラジル代表ゴールキーパー、アリソン・ベッカー。
先ほど、リヴァプールへの加入がアナウンスされました。
長年取り沙汰されてきたリヴァプールのゴールキーパー問題に、クラブが明確な回等を提示した事になります。
タイトル獲得のためのラストピースとなるのでしょうか。
ひとまずはようこそ、アリソン。
公式発表
はい、ドン!
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— Liverpool FC (@LFC) 2018年7月19日
無事、メディカルも通過していますのでご安心を。
本当にリヴァプールのGKというのは、何年も前から批判を受け続けてきました。
タイトル獲得のためにはワールドクラスのGKが必要。聞き飽きる程でしたね。
分かってはいるけど、実際に獲得するとなると、それはそれは困難なもの。アリソンも高額な移籍金から獲得は無理という声もありました。
ほんの1週間くらい前までは、新GKは獲得しないという説が有力だったと思います。
しかし一昨日あたりから、急に噂が盛り上がり始め、あっというまに決まりましたね。
水面下での交渉は進めていたのでしょうが、外から見ていると急転直下の出来事でした。
移籍金£66mはGK史上最高額。
ポンと出したんですかね。それとも決死の土下座?
いずれにしても、速攻での合意。フロントGJでした。
迫力のある大男。いかにもGKといった雰囲気ですね。
しかし笑うとかわいい。親しみ易いキャラクターなのかもしれません。
ローマでも愛されていたようで、お別れ動画が公開されていました。
Thank you @Alissonbecker and good luck with your new adventure 🧤 pic.twitter.com/i1ic1tLPyQ
— AS Roma English (@ASRomaEN) 2018年7月19日
リヴァプール側では煽り動画を始め、早くも露出しまくり。期待が高まりますね。
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— Liverpool FC (@LFC) 2018年7月19日
現GKたちは?
アリソンを正守護神に据える事を念頭に置いているとは思いますが、なんせプレミア未経験。
フィットするのに時間が掛かるかもしれません。
カップ戦も狙いに行くだろうし、他のGK達の力が必要になってくる局面が必ず訪れる事でしょう。
現有戦力の選手達はどうなるのでしょうか。
アリソンの獲得とリンクするように、昨日、ダニー・ウォードがレスターに移籍するという噂が急浮上してきました。
先ほど行われたプレシーズンマッチ、事前情報では先発が濃厚とされていましたが、ベンチ入りすらしていなかった事を考えると可能性はかなり高そうです。
となると以前から移籍濃厚とされているシモン・ミニョレは残ってくれるのでしょうか。
試合に出られなくても腐らずチームのサポートに徹する彼は、いてくれると本当にありがたいけど、好きで控えGKやってるワケではありませんからね。
出場機会を求めて、移籍を志願するというのであれば、希望を叶えてやってほしいという気持ちもあります。
そしてロリス・カリウス。
📸 Alisson is a 🔴 pic.twitter.com/B7Q6ynFvWU
— Anfield HQ (@AnfieldHQ) 2018年7月19日
アリソンのグローブに「AK1」の文字が。
ご存知の通り、現在1番を付けているのはカリウス。
ウォードが移籍濃厚、ミニョレも不透明。その上、カリウスまで放出するという事は考えにくいのですが・・・
ただ単に以前から使用していたグローブを付けただけでしょうか。
あるいは背番号変更なんて事も?
カリウスは今、メンタルを落ち着かせる事が重要だと思うので、重圧から解放するという意味ではありなのかもしれませんね。
それぞれ先行きが不透明ではありますが、どうなろうと応援するし、リヴァプールに残る選手にはアリソンからポジションを奪うくらいの気概を持って、新シーズンに臨んでもらいたいですね。
特にカリウス。このまま潰れんなよ。
そして、よろしくアリソン!