
屈辱的な敗戦を喫してしまったマージーサイドダービー。さらにはキャプテン、ジョーダン・ヘンダーソンの負傷という大アクシデントにも見舞われました。
誰もが下を向き、口を閉ざしたくなるような状況。
そんな中、一人の選手が声をあげました。ジョルジニオ・ワイナルドゥム。常に安定したパフォーマンスでチームを支える功労者、ジニが戦い続ける姿勢を示しています。
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Losing yesterday was painful. We are in a difficult period where we create a lot of chances but don’t score the goal. And we give away goals too easy.
We have to deal with the situation and still have a lot of games to turn it around.
— Gini Wijnaldum (@GWijnaldum) February 21, 2021
敗戦後のジニのTwitter。
昨日の負けはつらかった。
チャンス作ってるけど点決まらないって、しんどい時期だよ。簡単に失点しちゃうし。なんとかしないとな。なんとかするための試合は、まだたくさんあるよ。
(英語オンチな上、すんごい意訳です)
苦しい状況を認めたうえで、前を向いています。
さらに。
All injuries don't make it easier, but can’t be an excuse. I strongly believe we still have a squad who can change it around and we have to work harder to change it around soon.
— Gini Wijnaldum (@GWijnaldum) February 21, 2021
怪我が状況を難しくしてるけど、それを言い訳にはできないよ。
俺達にはまだ、変える力があるって信じてる。
そして、変えるためにハードワークしないとな。
こんな状況でも怪我のせいにしてません。
そして。
We should keep the confidence, keep trying to give everything we can and work all together to bring the season to a good end. #YNWA ???????????????????? pic.twitter.com/nhn3mzg7SV
— Gini Wijnaldum (@GWijnaldum) February 21, 2021
自信を持って、出来る限りのことして、いい形でシーズン終えられるよう、みんなで頑張ろう。
これぞまさしくYNWAの精神。
本来、ファンが選手を勇気づけるべきなのに、逆に勇気づけられちゃいましたね。
開幕前には、不当な誹謗中傷に晒されたこともありました。
屈辱の敗戦の後。ファンの気も立ってることでしょう。
またバッシングが飛んでくる可能性は決して低くありません。にも関わらず。
ヘンドは回復まで一ヶ月はかかると見られ、二番手、三番手のキャプテンである、ジェームズ・ミルナー、ビルヒル・ファン・ダイクも離脱中。4番手のキャプテンであるジニのチームを引っ張っていくという決意表明でしょうか。
間違いなくリヴァプールに必要不可欠なリーダーの一人。
シティ戦の敗戦の後も、ジニは前向きなコメントを出していましたね。
We win together, we lose together. The last few months have been tough, we must improve our current situation and we’ll do that as a team ❤️ #YNWA pic.twitter.com/tKSMpVF8bn
— Gini Wijnaldum (@GWijnaldum) February 8, 2021
俺達は共に勝ち、共に負ける。ここ数ヶ月は大変だったな。変えなきゃいけない。やってやるさ。チームとして。
チームトップクラスの稼働率で、ハードワークを続けるジニ。いなかったら、どうなっていたことか。
これだけの存在感を放っているのに、まだ契約延長の報せはありません。
シーズンを終えるという発言には、ちょっと嫌な予感も…
でも、このシーズンを最後まで全力で戦い抜いてくれることは間違いないでしょう。
頼りにしています。そして、願わくば契約延長を。
