お約束が炸裂したっぽい開幕ワトフォード戦

2017-08-13

いよいよやってきました。
17-18シーズンプレミアリーグ開幕。初戦ワトフォードとの試合の結果は3-3のドローだったみたいです。

みたいっていうのは・・・ええ、はい。

ワタクシ、大事な大事な開幕戦、観られませんでした!

プレシーズンマッチは全部は観たというのに、開幕戦を見逃すとはなんという不覚!
ハイライト等を参考にしながら、試合の流れを綴りたいと思います。

らしい幕開け

直前にフェリペ・コウチーニョのトランスファー・リクエスト提出という衝撃の事件が発生。
選手達も動揺していたのでしょうか・・・キックオフから間も無い時間帯、ワトフォードのコーナーキック。
走りこんできたワトフォードの選手にDF陣は対応出来ず。シモン・ミニョレが大きく腕を広げ防ごうとしますが、それが仇となったか、胸に当たって跳ね返ったボールを押し込まれ、0-1。

CKからの失点。リヴァプール17-18シーズン初の失点は、非常に「らしい」ものでした。
ちょっと集中力を欠く守備だったんじゃないか~。何人かボーっとしてた。

守備が「らしい」なら攻撃でも「らしい」ところ見せてやろうじゃないか、と言わんばかりに魅せてくれたのはサディオ・マネ。

見事な連携で、ペナルティエリアに侵入。強烈なシュートを突き刺します。
マネ~!!今年も期待してるぞー!

しかしその直後に失点。ボールがこぼれたところを拾われ、そのまま崩されトレント・アレクサンダー=アーノルドがクリアミス、ジョエル・マティプが転ぶなど、バタバタしているところを詰められ万事休す。
うーん、守備の統制が取れてませんね~

多分ハーフタイムに怒られた

ハーフタイムにクロップの雷が落ちたか、後半はだいぶ修正されたようです。
後半開始間もない時間帯にモハメド・サラーが倒されPKゲット。

これをロベルト・フィルミーノがきっちり決めて同点。
蹴る直前でスピードを緩めるいやらしいPK。
9番!この調子で得点を重ねていきましょう!

さらにその直後。今度はフィルミーノがフワッと優しいパスを出したところに、サラーが走りこんで3-2。
何いまのパス!?俺が俺がのストライカーだったら、力任せに蹴りこんでキーパー正面だったかもしれません。
これが俺たちの9番!

それからサラーはバーゲン価格!

そしてお約束

前線3人が揃って得点。あとはキッチリ守りきるだけ。いやー気持ちの良い開幕だ。ハッハッハッ・・・

普通のチームならね。

ご存知の通り、このリヴァプールFCというチームは逃げ切るという事がとても苦手なのです。

新シーズンもそれは健在なようで・・・

時計は90分を回り、勝ち点3が見えてきたところで、ワトフォードのCK。

アディショナルタイム、1点リード、セットプレー。
条件は完璧に整いました。いや、でもまさか。まさかね・・・
そんなベタな事は・・・

起きるんです。

クリアし切れなかったボールがエリア内で跳ね返り跳ね返りニ転三転。最後はミニョレがボールを掻きだそうと焦り、相手選手を押しのけようとするというドタバタ劇。

3点目ー!!!!(アンガールズ田中風に)

これにはクロップも苦笑い。
こんなにもきっちりお約束が遂行される事ってある?
守備陣は猛省だなこりゃ。

ああ、これは紛れも無くリヴァプールFC。
僕らの愛するクラブの新シーズンが始まりました。
毎度ありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

僕達は今年も胃をボロボロにされ、時には寿命を削られ、それでも色んな意味でミラクルなこのクラブを応援し続ける事でしょう。

開幕戦を終え、一言。

「やれやれ」

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