【感想】惨敗…されど!アストン・ヴィラ戦

2019-12-18

覚悟の上とはいえ、厳しい結果です。
18日、アウェイ、ヴィラ・パークで行われた19-20シーズン・19-20シーズン・カラバオ・カップ準々決勝、アストン・ヴィラとの一戦は0-5で敗戦…
主力が一人もいない若いチームは、実力の差をまざまざと見せ付けられ玉砕…。しかし、普通の1勝より、遥かに大きなものを得たのではないでしょうか。

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スタメン

平均年齢はクラブ史上最年少の19歳182日。8人がトップチームデビューという、ファンでさえ誰やねん状態。
これでプレミアのクラブを相手にするなんてムチャクチャですが、見方を変えれば失うものは何もない。
恐れず行って来い!

前半

若いチームは、勢いに乗れば強い。
前線から積極果敢にプレスを仕掛ける様は、トップチームばりの躍動感。
結構イケるかも。
最後のところに詰めが甘いのは致し方ないにしても、結構通用してるんじゃないでしょうか。

輝きを放つハーヴェイ・エリオット。

ジェラードがかつて、トレント・アレクサンダー=アーノルドと共に期待を寄せていた、ハービー・ケインもいいんじゃないでしょうか。

優勢な展開ながらも相手GKのビッグセーブもあり、ゴールは奪えず。

15分頃にセットプレーから先制を許すと、そこから一気に地力の差が出てしまったか。

あれよあれよという間に4失点。クッソー。誰が凄いんだ。
そりゃあ、リヴァプールは誰やねん状態だけど、こっちから言わせりゃ、ヴィラのお前らも誰やねんだからな。ぜってー憶えてやんねー。

挫けるな、ヤングレッズ!
まだ下を向く時じゃない。

4-0で前半終了。

後半

前半だけで4失点。緊張の糸が切れてしまってもおかしく無い状況ですが、若武者たちは攻め続けます。
通用してるんですよ、ホント。
相手GKの、髪の毛カッチリ固めた奴が凄い。普通のGKだったら何点か入っててもおかしくない。

後半は守備の立て直しにも成功したのか、失点もしないまま時間が過ぎていきます。
GKクィービーン・ケレハーも大奮闘。

アウェイまで駆けつけたファン達の「Champions of Europe」のチャントも頼もしい。そう、ヨーロッパチャンピオン。若い選手たちも、堂々としてるじゃないですか。
最後まで攻め続けるも、一矢報いる事はできず、逆に最後の最後にトドメの一撃を喰らってしまいました。

0-5で試合終了。

現実は厳しいですね。
惨敗…完敗…この試合を表現するには、そういった言葉が適切かと思います。
しかし、失ったものは無く、得たものは非常に大きい。

負けて当然の試合にも関わらず、選手達のこの表情。本気で勝ちに行ってましたね、これは。
この悔しさは、必ず今後の糧となることでしょう。

キャプテンを務めたペドロ・チリヴェジャは、これがリヴァプールでのラストマッチになるかもしれません。新しいクラブでも、ヨーロッパ王者たるクラブのアームバンドを巻いたという経験は、必ず活きるでしょう。頑張れよ!

そして、最後まで声援を送り続けたファンたち。改めてリヴァプールがいかに素晴らしいクラブであるかということを示してくれましたね。

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