17-18シーズンを振り返る【新戦力編】

2018-05-31

17-18シーズン振り返り。
今回は新戦力編をお届けしたいと思います。
昨日の移籍市場編と内容が重複する部分もありますが、今シーズンから加わった仲間たちの活躍を振り返ってみたいと思います。

1年目から大活躍

新加入というのが嘘のよう。それぞれの選手がチームに大きく貢献し、実り多いシーズンとなりましたね。

モハメド・サラー

あまりにも衝撃的でした。
加入当初から、その快足は大いに期待を抱かせるものでしたが、シュートの精度には難があり、数打ちゃ当たるといった粗さも見て取れました。
ところが試合を重ねる毎に決定力も向上し、気付けば得点王。しかもプレミアリーグの記録更新。
個人賞を総なめにする大活躍。今シーズンの主役でしたね。
もはや受賞しすぎてワケ分からん。

残念ながらCL優勝を逃した事により、個人賞の最高峰バロンドールは厳しくなってきたか。

しかしサラーは言うのでしょう。チームの勝利の方が大事と。
プレーはもちろんの事、飾らない謙虚な人柄も称賛を集めています。
メチャクチャいいヤツです。

リヴァプールをビッグタイトルに導くような活躍をすれば、バロンドールへの道も、自ずと開けてくるのではないでしょうか。

18-19シーズン狙いましょう。

アンドリュー・ロバートソン

アルベルト・モレノの復活もあり、序盤はほとんど出番無し。
加入から1年を待たずに移籍の噂すらありました。

しかしモレノが負傷し、出番が回ってくると実戦から遠ざかった嘘のように躍動。
安定感には以前から定評がありましたが、闘争心溢れる熱いプレーには驚きました。
某シティの7番を吹っ飛ばしたプレーで、一気にKOPの心を掴みましたね。
今では今シーズン最大のお買い得、プレミア屈指の左サイドバックという声も聞かれるほどに。

おとなしいヤツかと思っていましたが、ゴールを決めた選手に駆け寄る姿なんかを見ると、人懐っこい性格のようです。
こんなお茶目な一面も。

慈善団体に寄付をした子供にプレゼントをあげたりと、サラーに負けず劣らずいいヤツです。

アレックス・オックスレイド=チェンバレン

本人が熱望してリヴァプールに来たにも関わらず、加入当初はあまり歓迎されていませんでした。
出場機会自体が少なく、出てきたとしても誰もいないところにクロス上げたりと、結構なネタ枠。

センターでのプレイが希望?
ご冗談を。
そんな意見が大勢を占めていました。

しかしチームに慣れるに従い、アーセナル時代とは違ったプレーを見せ始めます。
センターへの適性を示し、いつしかチームにとって非常に重要な戦力に。
シティ戦で決めたジェラードを彷彿とさせる弾丸ミドルは、チームのシーズンベストゴールに選ばれました。

クラブ愛溢れる言動、親しみやすいキャラクターも手伝って、KOPに愛される選手となりましたね。
自分が負傷中にも関わらず、ファンの親子にCL決勝のチケットを送るなどの行動も、喝采を浴びました
凄くいいヤツ!

負傷離脱以降、不在を嘆く声が多く聞かれましたね。
次こそは元気で決勝のピッチに!

ビルヒル・ファン・ダイク

夏に色々あって焦らされ、冬に待望の加入。
外野からは移籍金が高すぎるという声が続出しました。
どっかのうるさいOBは太りすぎだとかも言ってましたね。

ネガティブな意見はほんの数試合で吹っ飛ばしました。
今、高額な移籍金を揶揄する声は、ほとんど聞こえてきません。

高額な買い物で成果が出たお陰で、KOPの金銭感覚がすっかりバカになってしまったという功罪はありますが。

個の能力だけでなく、他の選手へも影響を及ぼす統率力も魅力。
お陰様で守備が全体的に引き締まりました。

しかしピッチ外では偉ぶる事無く、おどけた姿も見られます。

すぐにチームに溶け込んだようですね。
彼もいいヤツ!

ドミニク・ソランケ

17-18シーズンの補強第1号。
逃した魚は大きいでお馴染みのチェルシーから獲得。
U-20ワールドカップ、イングランド優勝の立役者という事で、ポテンシャルに大きな期待が寄せられましたね。
実際、プレシーズンでの働きは、大いに可能性を感じました。

しかしシーズンが始まってみると、出場機会が限られていた事もあり、なかなかゴールを奪えず。
サラー、フィルミーノ、マネの壁は厚く、ちょっと時間が必要かなという印象もありましが、リーグ戦最終節、前述の3人と共に先発出場を果たすと、息の合った連携で躍動。
滑り込みで公式戦初ゴールをゲット。アシストも記録し、次のシーズンに向けて大きな収穫となりました。

欧州最強とも評される看板スリートップ。
しかしそれに続く選手がいない事がリヴァプールの悩みどころ。
ソランケが解決してくれるかもしれませんね。

彼は他の新加入選手に比べ、まだキャラクターを掴み切れていません。
チェルシー時代は先輩にあたるジエゴ・コスタと比較される事もあり、顔もちょっと似てるので、性格も似てたらどうしようと不安になった事もありましたが、トレーニングの姿などを見る限り大丈夫そうです。

たぶんいいヤツ!

まとめ

サラー、ロボ、チェンバレン、ファン・ダイクはもはやチームにとって欠く事の出来ない主力。
ソランケも最終節の活躍で、未来への希望が大いに膨らみました。

17-18シーズンの新戦力、大当たりだったといえるのではないでしょうか。

それからロボ以外の4人は、リヴァプール入りのストーリーが実に痛快でした。

チェルシーから掻っ攫った直後に、U20ワールドカップで優勝。一気に注目を集めたソランケ。

チェルシーで活躍出来ず一旦はプレミアを去るも、リベンジを誓い加入したリヴァプールで大ブレイクしたサラー。

アーセナルからチェルシーに売られそう。でも本人はリヴァプール行きたい。そんな状況下、救い出すように獲得したチェンバレン。

シティ、チェルシーといった資金力のあるクラブからの関心に惑わされず、リヴァプールに来たファン・ダイク。

ざまあ見ろ!
特にチェルシー!

こんな事、今までなかったですよ。
来て欲しくても「CLがー。」、「田舎だしー。」と何度振られた事か。
よく分かんないの来たなと思ったら、よく分かんないまま去って行った選手も大勢いました。
そもそも高すぎて手が出ないなんて事もザラ。

ユルゲン・クロップ監督就任以降、本当に新戦力に期待が持てるようになりましたね。
フロントの交渉力、健全な経営。様々の要素が上手く噛み合い、良いサイクルに入ったようです。

18-19シーズンの補強もきっと大当たり!

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