9年間のクロップ政権。「ああ~そんなこともあったねえ」っていうニッチな思い出を振り返っていくこの企画。
第5回目。いや、クロップ関係ねーだろ!なんてツッコミが飛んできそうではありますが、当ブログ的にはコイツを取り上げないワケにはいかんのですわ。ちゃんとクロップと絡めて書くから許してね。
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世界最高とは…
そう、当ブログの大エース。クロアチアが誇るビッグマン。我らがデヤン・ロヴレンです。
当ブログが毎日にように更新してた頃は、とりあえずコイツいじっとけばいいやーみたいな感じで、かなりお世話になりました。
なんで世界最高なのか、一応おさらい。
2018年ロシアワールドカップ。ロヴレンはクロアチア代表の主力として、大躍進に貢献しました。
そんで調子に乗って自らを「世界最高のDFの一人」とぶち上げたんですよ。あくまでも【の一人】なんです。自分が世界ナンバーワンだとは言ってません。
しかし元々イキりキャラのロヴレン。「なんか言ってるwww」って感じで「世界最高」の部分だけが、一人歩きしちゃった感じですね。
でも前のシーズンでまあまあ活躍してたし、KOPのみんなが大好きな熱さも見せていたため、半笑いながらもこれが承認されたワケです。
以降、世界最高(笑)ってな感じでロヴレンの代名詞として定着していきました。
で、クロップはこの発言をどう受け止めたかというとですね。
温かくも、厳しい面もある人ですからね。調子乗りまくったイキり野郎の鼻っ柱をへし折るのかと思いきや…
他のだれかが言うほうが良かったが、実際に彼が言っていることは正しい
とコメント。一応、世界最高については肯定しています。たぶんKOPのみんなと同じく半笑いだったと思うけど。
でも、ここで一番大事なのは「他のだれかが言うほうが良かったが」ですね。
つまり…
「自分で言うか、それ?」
みんなが思ってたこと、しっかり代弁してくれました!さすがボス!ありがとうございます!
それからこうも言ってました。
大事なのは、それを一貫してやることだ
おっしゃる通り!いい時はいいんだけど、ヒドイ時はとことんヒドイのがロヴレン。
ワールドカップ後のバカンスは浮かれて遊びまくってたんですけど、、、
いざ開幕となってみると、世界最高の二つ名だけでなく、ケガのお土産まで引っ提げて帰って来たんですわ。
「やっぱりロヴレンはロヴレンだな~」ってなりましたね。クロップの指摘が的を得すぎ。
しかしまあ、クロップがロヴレンを評価していたのは間違いないようで、
Jurgen Klopp has named James Milner, Jordan Henderson, Adam Lallana, Gini Wijnaldum, Andy Robertson, Trent Alexander-Arnold and Dejan Lovren as the Liverpool players most likely to be managers in the future.
— Anfield Edition (@AnfieldEdition) March 22, 2020
将来監督になりそうな選手を聞かれた時…
ジェームズ・ミルナー、ジョーダン・ヘンダーソン、アダム・ララーナ、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、アンドリュー・ロバートソン、トレント・アレクサンダー=アーノルド、そしてデヤン・ロヴレン。
and デヤン・ロヴレン!
堂々の大トリ!オチに使われた感がなきにしもあらずですが、評価していなければ出てこない発言でしょう。確かな信頼関係が伺えますね。
ロヴレンもクロップの退任に際し、コメントを出しています。
あなたは俺に、打ちのめされた時、どうやって立ち上がるかを教えてくれました。
あなたは俺に、誰も自分を信じてくれない時、どうやって自分を信じるかを教えてくれました。
あなたは俺に、困難に直面した時、どうやって男らしくあるべきかを教えてくれました。
あなたは俺に、お互いを尊重し、愛し合う方法を教えてくれました。
あなたは俺の人生がどん底の時、一緒にいてくれた人です。
あなたは俺の話に耳を傾け、そして俺にとって決して忘れらないことをいくつも話してくれました。
ありがとう、ボス。
心よりあなたの幸せを願っています。
ときどき泣かせるロヴレン!!!
ありがとう、ボス。そして、ロヴレン。
間違いなくクロップ政権のレジェンドの一人。
あ。レジェンドマッチには呼んでやってね。サラーが呼ばれてんのに、ロヴレン呼ばれなかったら絶対すねるから。