ここのところ4試合連続ゴール中と、好調のサディオ・マネ。
ゴール後の他の選手の真似パフォーマンスも人気ですね。
つい最近も多くの先人たちがやってきた、サッカー界の超有名パフォーマンスを真似てたんですが、それがどうもしっくり来なかったみたいなんです。
ド定番パフォーマンス、膝ズザ。
膝立ちになってピッチをズザザーってスライディングするアレです。
24節、レスター戦、先制点を決めたマネも、これに挑戦。
膝着陸態勢に入る時点で迷いを感じます。
そして上半身直立。これでは空気抵抗が強く、推進力が殺されてしまいます。
ここで、膝ズザ界のレジェンド、スティーブン・ジェラードを見てみましょう。
上半身の倒れ方、それから膝の沈み方が、マネとは雲泥の差ですね。これならば、空気抵抗を受ける事無く、スムーズな滑走が出来る事でしょう。
サッカー選手の中でも、トップクラスの身体能力を誇るマネならば、こういう姿勢を作る事は難しくないと思うのですが、何故あんなにもぎこちないのか。
表情にも注目です。
まずは近年、最も自信に満ち溢れた膝ズザを見せてくれた、エムレ・ジャンをご覧ください。
この表情。観客に向かって頷いてみせるというオマケ付き。堂々たるドヤっぷりです。
では再び、レスター戦のマネを。今度は表情に注目してみてください。
1ミリのドヤも感じられません。
まあ、レスター戦は雪降ってましたからね。「あ、冷た!」ってなってるだけなのかと思いもしたんですが・・・
続く25節、ウエストハム戦。
無の表情。
上半身の倒れ方も、レスター戦に比べれば改善が見られますが、まだまだ固い。
それと手の位置。
ジェラード、ジャンはちゃんと座りのいい位置に収まってるんですよ。
最初に載せたトレント・アレクサンダー=アーノルドは、力強く拳を握りしめ、メッセージ性すら感じます。
それらに比べてマネ。
ポジショニング。
置き場が定まらず、泳いじゃってる感ありますね。迷いが見て取れます。
何故なのでしょう。
絶好調。もっと自信を持っていいハズなのですが。
結局、落としどころを見つけられなかったのか、26節、ボーンマス戦では、いつものジャンプに戻っていました。
さらにモハメド・サラーのゴール後は、ドサクサに紛れて腕組みドヤの真似。
ここでは自信に満ち溢れた表情。高く上げた肘にも、明確な意思が感じられます。
もしかしたら、真似する対象が近くにいないとダメなのかもしれません。
膝ズザやった2試合は、いずれもドロー。縁起悪いし、やめとこっか。
笑いましたw