少し懐かしい選手のお話を。エムレ・ジャン。
2014年から2018年までリヴァプールに在籍し、強靭なフィジカルとハートを活かしたダイナミックなプレー、伝説的なバイシクルシュートなど、多くのファンの印象に残っている選手ですね。惜しまれながらも契約満了に伴い、退団。ユベントスに移籍しましたが、甲状腺の病気もあり、思うような活躍ができませんでした。
2020年にドルトムントに移籍。当初はローンでしたが、実力が認められ、完全移籍に切り替わりました。そして2023年からはキャプテンに任命されています。
そんなジャンが今、一世一代の大勝負に臨もうとしています。
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CL決勝
明日の午前4時キックオフ。今回のカードはドルトムントvsレアル・マドリード。
そう、欧州最強の座を賭けて戦う2チーム。一方のキャプテンがジャンなんです。
ドルトムントの決勝進出は13年前ぶり。当時の指揮官はユルゲン・クロップ。この時は残念ながら戴冠とはなりませんでした。
クロップの果たせなかった夢…リヴァプールファンとしては、そりゃあ感情移入してしまいます。レアルさんには何度も苦杯を舐めさせられてきてるし。
ジャンも今回の決勝に特別な感情を抱いているようです。
彼にとって初めての決勝はバイエルン在籍時。当時若手だった彼はメンバー入りこそしたものの、ピッチに立つことはありませんでした。
2度目は2018年のリヴァプール。長い負傷明けだった彼は、最後の10分くらいしか出番がありませんでした。
ああ。この時の相手もレアルさんか…しかもジャンの投入直後に、トドメとなる3点目を喰らってるんですよね。
そして今回。3度目の正直。レアルへのリベンジ。
それをキャプテンとして臨むわけですから、その意気込みたるや推して知るべしですね。
ジャンといえば、貫禄のドヤっぷりがとても印象に残っています。
2017年にドイツ代表でコンフェデ杯優勝した時なんか、まー凄かった。
当時の記事はコチラ【エムレ・ジャン執念のドタバタ劇】
それほど中心メンバーというわけでもなく、そこまで優先度も高くない大会でこれですからね。
キャプテンとして最高峰の戦いで優勝したらどうなってしまうのか。
こういうゴールでチームを欧州王者へと導いてくれ!
ドルトムントといえばリヴァプールと同じくYou’ll Never Walk Aloneを歌うことでも知られていますね。ますます応援したくなってくる。ジャンの戴冠シーン、実現したらリヴァプールファンにとっても感動必至のものとなるでしょうね。
あ、でも歌唱力は壊滅的だからYou’ll Never Walk Alone歌ってるところは映さないほうがいいかも。
6分10秒あたりから。これはヒドイ。