【感想】決着つかず…!マンチェスター・シティ戦

2024-03-11

1位と2位のシックスポインター。まさにトロフィーの行方を占う天王山。
11日にホーム、アンフィールドで行われた23-24プレミアリーグ第28節、マンチェスター・シティとの一戦は1-1でドロー。
史上最高レベルの一戦。非常に見ごたえのある内容でしたが、決着つかず。痛み分けとなってしまいました。

【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。


スタメン

GK:クィービーン・ケレハー
DF:コナー・ブラッドリー、ジャレル・クアンサー、ビルヒル・ファン・ダイク(C)、ジョー・ゴメス
MF:遠藤航、ドミニク・ソボスライ、アレクシス・マクアリスター
FW:ルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェス、ハーヴェイ・エリオット

ELで足に違和感を覚えたコナテはベンチ外。サラーもベンチスタートと引き続き苦しい怪我人事情。シティ側はほぼ万全みたいですね。

前半

最終ラインの半分は今季デビュー。ゴメスだってLBはそんなに慣れてない。
そんなメンバーでシティの立ち向かうのは厳しいか…
い、いや。やれてない?ブラッドリーは攻撃でも存在感を発揮。

遠藤、エリオット、マクアリスター。
そして抜け出す。ヌニェス。クロスに走り込んでくるディアス。
決まっ…てない。はい。ヌニェスがオフね。そんな気はしてた。本人もテへって感じだもん。

ハイレベルな一戦の均衡が崩れたのは意外な形でした。
シティのCK。はいはい。デブライネね~。ニアに低くて鋭いボール。これには意表を突かれたか。スルっと出てきた人に対処しきれず。

0-1。

最近よく聞くデザインされた攻撃ってヤツね。ああ。言ってみたかったんよ、それ。なんかカッコいいよね。「デザインされた攻撃」。
だって最近のリヴァプールの攻撃ときたら、混沌をもたらす9番の人がよく分かんないゴール決めて、整った顔面が完全崩壊する顔芸炸裂とかだもん。
まあいいか。それがリヴァプール。調和を自ら破壊していくスタイル。

ややシティが押し気味で進行。ハーランドが抜け出して絶体絶命かと思いきや、そこにいたのはファン・ダイク。ピッチ中央辺りからずーっと対峙してハーランドを威圧。
シュートは難なくケレハーがキャッチ。

リヴァプールの枠内シュートは終了間際のソボスライのFKだけか。

0-1で前半終了。

まあ、前半で1点取られるのはいつも通り。遠藤はよかった!

後半

後半開始直後。シティのバックパスがちょっと緩い。猛然とダッシュするヌニェス。

これはPK。倒れ方が美しい!デザインされた攻撃とか知るかよ!
こういう再現性の無い爆発的な美こそリヴァプール。

あ、ところでキッカーはヌニェスじゃありませんよね?
おお!よかったマクアリスター。といっても安心はできない。この局面でのPK。観てる側でさえド緊張。
シティのGKが傷んでるからなかなか蹴らない。心臓に悪すぎる…

GKの治療終了。マクアリスターセット。

決まった!

1-1。

とんでもないプレッシャーがかかる場面だったけど、危なげなし!ワールドカップウィナーは伊達じゃない!

そしてシティのGKはダメだったようで交代。まあシティだし、2番手も凄いんでしょ。

でも、こっちの2番手も凄い!ケレハーまたやった。ビッグセーブ。

60分。勝負に出るリヴァプール。ブラッドリーとソボスライに替えてロボ、サラー投入。追加点を奪いにいきます。

サラー、ボールを大きく前線へ。ディアスに届いた~しかし浮かせたシュートは枠の外~。
まあ、よく走った。

ロボのクロスからヌニェスのつま先!あ~GK。お前なんで2番手なの!?ちゃんと試合でれるとこ行けば!?(ただしケレハーは行くな)

前半に比べるとリヴァプールが押してるけど、シティだって黙ってはいません。
際どいクロス。ケレハーが弾くも、相手選手の顔面に当たっていい感じのヘディングシュートみたいになった!
ポスト~。あっぶな!とんでもなくアホみたいな失点するとこだった。それで負けてたら浮かばれねえ。

両者譲らず。リヴァプールはヌニェスに替えてガクポを投入。
頼む。ヒーローになってくれ!
…う~む。ちとスタンプ気味か。迷いが見えますね。

試合終盤。ただでさえ過密日程な上に遠藤、ディアス、エリオットあたりは結構出ずっぱり。その上、この強度の高い試合でフル出場。なのにメチャクチャ走るな。どーなってんだアイツら。
ディアスがカウンターで2、3人ぶち抜いたドリブルは鳥肌立ちましたね。

両チーム、かなりヒートアップしております。

おっと時々顔を見せるゴメスの狂犬な一面。

ATは8分。96分になろうかという頃、遠藤が一気に前に。
ごっついのと激突しながらもヘディングでボールを前に。繋がった!ガクポいける!
パスか~そこは打ってよかった。

しかしまだある。CKのこぼれ球。マクアリスターが突っ込む。

!!!!これは…!

…ノーファール…だと?

うそ~。そして笛。

1-1で試合終了。

またしても判定には泣かされた感はありますが、それでも素晴らしい試合でした。
そりゃあ勝ちたかった!とんでもなく勝ちたかったけど、もう済んだことです。そしてリーグ戦は続きます。
アーセナルに逆転されちゃいましたが、勝ち点差は0。まだまだ全然いける!

そして遠藤は素晴らしかったですね。

まさかここまで重要な選手になるとは。あと3つ。間違いなくリヴァプール戴冠の鍵を握る選手の一人です。

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