
やっぱり心臓悪かった・・・しかしやったー!!!
先ほどにアウェイ、スタディオ・オリンピコで行われたチャンピオンズリーグ、準決勝、ASローマとの対戦、2ndレグは2-4でリヴァプールの敗戦・・・しかし2戦合計スコアで7-6とローマを上回り、決勝進出を決めました!
決勝・・・決勝ですよ、決勝!

勝負ありか・・・?前半
序盤。
勝ち抜けには大量点が必要なローマが押し込んでくるシーンが目立ちます。
これはちょっと苦しい展開か・・・
しかしその流れはあっけなく変わりました。
リヴァプール得意のカウンターが発動。ドリブルで中央を進むロベルト・フィルミーノ。
右にジェームズ・ミルナー、左にサディオ・マネ、どちらにも出せる絶好機。
マネに出すと、そのままペナルティエリア内を突進。強烈なシュートを突き刺しました。

1-0。
週末のストーク戦は大事をとって休養したマネ。キレキレです。

高っ!
1stレグでの大量点。そして先制のアウェイゴール。事実上の決着か・・・
しかしローマは諦めていないようです。
闘う姿勢を全面に押し出してきます。
そして荒い!
闘うってそういう意味じゃないかんな。頼むから怪我させないで。
勢いに乗るリヴァプール。
またしてもカウンターをしかけますが、ゴールならず。
モハメド・サラーのシュートもゴールキーパーがキャッチ。
この日のサラーは、疲れなのか、気負いなのか、ちょっと精細を欠いている印象でした。
しかしチームとしては焦る必要は全くない。落ち着いて試合を進めれば、勝ち抜けは確実・・・のハズなんですが、どうも後ろの方がバタついています。
クロスからの折り返しをデヤン・ロヴレンがカット。
と、思ったら。
グシャッ!
ミルナーの顔面に直撃。
跳ね返ったボールは、そのままフワッとゴールへ。
1-1。
はい。今シーズン最大のネタ失点、いただきました!
CL準決勝で!
ですよねー。すんなり終わるワケないよねー。リヴァプールだもん。
ロヴレンのミス?
いいや、演出だね。
それにしても全世界注目の試合で、こんなんやらされたミルナーは可哀想。
KOPなら分かってるんですよ。ここまでミルナーがどれだけ貢献してきたか。そもそもミルナー悪くないし。
でも「決勝はリヴァプールなんだ、ふーん。」ってハイライト見てる人からすると、ただのネタオジサンじゃねーか!!
この人メッチャ凄いんですよ。
まあリヴァプール自体はネタクラブだけど。
気を取り直していこう。
マネのミドルはわずかに枠の外。かなり惜しかった。マネが止まりません。
ロヴレンもナイスカットで汚名返上。
よーしよし、1点くらい気にすんな。
カウンターからサラーにボールが入るも、二人に詰められシュートまで持っていけず。
サラー、相当警戒されてますね。
しかしその直後、アンドリュー・ロバートソンが敵陣最奥まで攻め込み、マネに絶妙なクロス。
シュートも完璧でしたが、GKのファインセーブでなんとかコーナキックに逃れます。
サラー抑えてもマネがいるんだわ。
で。逃れきれてなかったね。
CKは相手が頭でクリアと思いきや、ゴールの方に飛んでいきました。
そこにいたのはジョルジニオ・ワイナルドゥム。
しっかり叩きつけて2-1。

なんかアピッてるけど、ゴールだから。

ジニの大舞台でのゴール。久しぶりですね。

ルンルンルン♪って楽しそう。
そしてユルゲン・クロップ監督の元へ。

いや、ちょっと似てるけど、違う人でした。
で、クロップはというと・・・

会心の出ました。
さすがにこれでトドメか。
いや、しぶといぞローマ。
フィルミーノがヒールでおしゃれな事しようとしますが、体を張って阻止。
そして凄いミドル打ってきました。ゴールポスト直撃。
ホント凄いなと思ったら、ミルナーの足に当たってました。
この日はどうも運が無い、可哀想なミルナー。
打ち合いの様相を呈して来たか。リヴァプールはマネとロボの左サイドが躍動しています。
マネ、またフィルミーノの真似か、おしゃれヒールを試みますが逆の足に当たり、ボールはピッチの外へ。。。
何ソレw
おしゃれ未遂。
この領域にはまだまだ到達できていないようです。
どうも守備が危なっかしいリヴァプール。
ここのところ成長著しいトレント・アレクサンダー=アーノルドですが、この日は不用意なプレイが目立ちます。
あわやというシーンも結構ありましたが、ロリス・カリウスは落ち着いているようです。
2-1で前半終了。
2つのアウェイゴール。安心していいハズなんだけど、正直怖い。
やっぱりギリギリだった後半
後半開始直後からサラーにパスを集めますが、オフサイドが続きチャンスにはならず。
逆に大ピンチ。
スルーパスに抜け出してきた相手をカリウスが倒してしまいますが、これはその前にオフサイド。
直後、またしても不用意な守備から決定的なシュートを打たれますが、カリウスがナイスセーブ。
しかし弾かれたボールは不運にも相手の正面。
これはムリ。
2-2。
同点かあ・・・だだだだ大丈夫。多分。
まだあと2点取られても大丈夫。
リヴァプールとしては、試合を落ち着かせたいという意図もあったのでしょう。
速攻が少なくなってきました。
そんな中でもジョーダン・ヘンダーソンとミルナーの運動量は目を見張るものがあります。
ヘンド、本当に気の利くところに顔を出していました。
しかし最終ラインがポンコツ気味なので、ピンチは多め。
カリウスとビルヒル・ファン・ダイクがギリギリのところで頑張っています。
攻撃はというと自慢の鋭いカウンターは後半あまり見られなくなりましたが、前線3人だけでも十分いやな存在。
フィルミーノがボールを拾おうとするGKにネチッこくチャージ。
アリソン。ブラジル代表ではチームメイトですが、容赦ありません。
サラーもボールをキープしたまま、エリア外に出てしまったアリソンに猛然とチャージ。
ある意味、場外乱闘。足だけでなんとか危機を脱しようとするアリソン。
喰らい付くサラー。ワチャワチャ。
アリソンがなんとか逃れますが結構面白いシーンでした。
アリソン・・・リヴァプールの獲得候補と噂になってますが、結構ネタ系なのでは?
あ、もしかしてネタ系だから狙ってるの?
試合自体もネタ要素を多分に孕んできたようで。
マネに替えてラグナル・クラヴァン投入。
スリリングクローザー登場。
固まらない守備固め。オチに使われるクラヴァン可哀想。
言ってもまあ、ボチボチ90分だしなんとかなるか、と思っていたらローマのヤクザみたいな人の凄いミドル。
2-3。
理不尽。
まあヤクザ相手に何言ってもしょうがないか。
しかし逆転されたぞ、どうすんだコレ。
さらにアディショナルタイムにはクラヴァンがハンドを取られPK献上。
キッチリお約束を遂行する律儀な男です。
ううむ。
まあねえ、ハンドかもしんないけどねえ・・・この試合の判定基準からすると見逃してくれてもいいんじゃない?
なんならアーノルドのもハン・・・いや、これは黙っとこ。
キッチリPK決められ2-4。
まずい。あと1点で追いつかれてしまう。完全ネタ試合だな、こりゃ。
あとはモレノが出てくれば完璧だ。
え?交替枠使いきってる?なーんだ残念。
そして幸いにもPKが決まった時点でアディショナルタイムの3分を過ぎ、タイムアップ。最後の大オチまでは至りませんでした。
この試合に限って言えば負けたけど、2戦合計7-6でリヴァプールの勝利。
なんとも大味。リヴァプールらしいですね。
相変わらずのお笑い要素満載でした。
でもこれ、CLの準決勝なんですよ!
勝ち抜けたんです!
決勝進出です!
やったぞー!!!!
精魂尽き果てピッチに倒れこむミルナー。
GET IN!! 💪#UCLfinal bound… pic.twitter.com/weQXQhS4mi
— Liverpool FC (@LFC) 2018年5月2日
ここまで本当に頑張ってくれたもんなあ。この試合でもやっぱり一番走ってたらしいです。お疲れさま。
皆の喜ぶ姿には本当に胸が熱くなりました。







さあ、あと一つ。
決勝の相手はレアル・マドリード。
優勝すんぞ!