再び先手必勝！ローマ戦

最高峰まであと一歩です。
日本時間の明日早朝、3時45分チャンピオンズリーグの準決勝2ndレグ、ASローマとの試合が、アウェイ、スタディオ・オリンピコにてキックオフとなります。
余程の事が起きない限り突破は確実な状況ですが、やはりここは勝って強いリヴァプールを示し、堂々と決勝に駒を進めたいですね。

あいつらとは違う

アンフィールドで5-2と圧勝したリヴァプール。圧倒的有利な状況で敵地へと乗り込みます。

ローマがこの状況をひっくり返すには最低3点が必要・・・
普通に考えれば、余程の事が無い限り大丈夫なんです。
一般的な『普通』ならば・・・
ただリヴァプールはホイホイっと『普通』に3失点くらいしますからね。

そしてローマは準々決勝で、あのバルセロナを相手に、3点をひっくり返して勝ち上がってきました。

スタディオ・オリンピコには、その時の余韻がまだ残っている事でしょう。
再び奇跡を。そんな気概に満ちているようです。

3点リードしているのにビビりまくっているチームと、3点リードされているのに臆さないチーム。
なんとも奇妙な対戦になったものです。サッカーの試合ですよね？

いや、ビビりまくっているのはKOPだけか。
チームは決して恐れてはいないし、また油断もしていないようです。

この試合に関してユルゲン・クロップ監督はこんな事を語っていたようです。

「我々はバルセロナではない。」

くううぅ！
就任以来、数々の胸に刺さる言葉で、KOPのハートを鷲掴みにしてきたクロップ。
そんなクロップ語録の中でも、屈指の名言ではないでしょうか。

「彼らのようにCLを多く優勝していない」とか、バルサへのフォローみたいな言葉も付け加えていますが、当ブログでは、都合よく美味しいところだけをピックアップさせていただきます。

「我々はバルセロナではない。」

そう、だから3点リードをひっくり返されない！決勝まで行く！
あいつらはひっくり返された！ついでにくたばれ！

早めに決めたい

離脱者が続出しているリヴァプール。1stレグでのアレックス・オックスレイド＝チェンバレンの負傷に続き、チームのナンバー2、ゼリコ・ブバチまでチームを離れる事に。
なんとかスタメンを組むのが精一杯の層の薄さに加え、戦術面で重要な役割を担う、ブレインの不在。

不利な状況で、流れを変えたいとなってくると、これらの不安要素が響いてくるかもしれませんね。
早めに先制点を奪い、試合を決めてしまいたい。アウェイゴールの持つ意味がすごく大きくなりそうですね。
前半のうちに2点くらいとって、ローマの心を挫いてしまいたい。
1stレグと同様、先手必勝といきたいですね。

熱狂的なファンの後押しを受け、決死の覚悟で攻めかかってくるローマ。
侮れません。失点はするかもしれません。
しかしリヴァプール自慢の攻撃陣が沈黙するとは全く思えない。

先日の選手が選ぶヤツに続き、記者が選ぶ年間最優秀選手にも輝いたモハメド・サラー。
スコアレスドローに終わったストーク戦ではお疲れ気味でしたが、古巣への凱旋となる、この試合に賭ける思いは人一倍強い事でしょう。
ローマからすると、もはや恐怖でしかないでしょうが、成長した姿を見せてやってください。

軽度の負傷を抱えていたサディオ・マネも、問題なさそうです。
ストーク戦の欠場はかなり痛かったけど、フレッシュになったとポジティブに捉える事も出来ます。
ローマにも疲労が溜まっているメンバーも多い事でしょう。
この試合は爆発的なスピードを発揮して、ぶっちぎってくれるのではないでしょうか。

何コレ？カワイイ。

そして先日、新たなる長期契約にサインしたロベルト・フィルミーノ。 自らのゴールで華を添えてもらいたいですね。

契約の席ではノールックサインのパフォーマンスで沸かせてくれました。

ここはやはり、ノールックシュート・・・いや、油断するまた痛い目に遭いそうだから、普通に決めてくれればいいか。

CLの最多アシスト記録を更新したジェームズ・ミルナーにも期待ですね。
年齢を感じさせない縦横無尽のパフォーマンスから、実は2、3人いる説もまことしやかに囁かれ始めた今日この頃。
ストーク戦では途中出場でした。
この試合、元気いっぱい走り回ってくれる事でしょう。
異様な雰囲気になるであろうスタジアム。ミルナーの経験値は実に頼もしい。

勝ち抜けるためには攻めるしかないローマと、その隙を突きたいリヴァプール。
壮絶なせめぎ合いが展開されるかもしれませんね。
そうなればこっちのもの。
打ち勝ってやりましょう。

Written by Miya

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