リヴァプールのアシスタント・マネージャーを務めるゼリコ・ブバチの今シーズンいっぱいの休養が発表されましたね。
現状では「個人的な理由」以上の情報が無く、詳細は不明。時期が時期なだけに様々な憶測を呼び、ちょっとしたカオスな状況になっているようです。
チャンピオンズリーグの準決勝直前、プレミアリーグも残り2試合。
あまりにも注目を集めすぎるタイミングだったせいか、結構な騒ぎになってますね。
クロップとの対立による退団という情報も盛んに飛び交っていますが、SkySportsやBBCなど信頼性の高いメディアはこれを否定。
おなじみEchoの番記者、ジェームズ・ピアースも対立には否定的。
#LFC insist Zeljko Buvac has not quit as Klopp's No 2. But he will be absent for the rest of the season due to personal reasons. #LFC #Buvac
— James Pearce (@JamesPearceEcho) 2018年4月30日
今シーズンいっぱい休むけど、辞めてはいない。
現状分かっている事実を述べているだけですが、もっと深いところまで知っている彼が言うのであれば、説得力も増してきますね。
Goal.comのリヴァプール担当メリッサ・レディも同様。
Assistant manager Zeljko Buvac 'will spend time away from #LFC's first-team between now and the end of the season, for personal reasons. He remains a Liverpool employee and his position at the club is not effected by this absence.'
— Melissa Reddy (@MelissaReddy_) 2018年4月30日
今回の離脱が彼のクラブでのポジションに影響を及ぼす事はないだろうと。
この人、クロップの独占インタビューなんかもしていて、内部事情にもかなり詳しいんじゃないでしょうか。
一方の退団報道はフリーペーパーのメトロや、スコットランドのタブロイド紙、デイリー・レコード等。
信憑性を比べてみると、来シーズン以降もリヴァプールの一員であるという可能性が高そうです。
まあ、このタイミングは確かに衝撃的だし、不安にもなりますが。
そんな中で更なるとんでもない噂。
ブバチ、アーセナルの監督に就任
いやいやいや。
どうもブバチの故郷、ボスニアのメディアが情報源のようですが、いくら故郷だからってねえ・・・
長いことサッカー界に身を置いてきた人が、簡単にそんな超重要事項を喋るとは思わないし、もし監督を志すにしたって、この時期での離脱なんて無責任な事はしないでしょう。
喧嘩別れだとしたら、離脱からアーセナルと合意するまでの期間が短すぎる。
ちょっと荒唐無稽な気がしますね。
アーセナルの監督人事なら、それこそBBCやSkySportsの方が詳しい気がする。
一説によると、今回の離脱は家族の病気が原因だとも。
だとすれば、クラブから詳細な説明がないのも頷けるし、あまり詮索すべきでもありません。
無責任な噂に一喜一憂するのは慎むべきですね。
クロップの右腕とも頭脳とも評されるナンバー2の離脱。痛いのは間違いありませんが、静かに状況を見守りましょう。
そしてブバチのためにも勝利を!