カリウスへの言葉

2018-07-25

まだショックから立ち直れていないようです。プレシーズンマッチ、トランメア・ローヴァーズ戦に続き、ドルトムント戦でも批判の対象になってしまったロリス・カリウス。
SNS等を通じて多くの心無い言葉を浴びせられているようです。スランプの兆候も見られます。
しかし批判ばかりではない。状況を見かねた多くの人たちが、カリウスを気遣う声を上げ始めているようです。

恐らくメンタル的にかなりしんどい状況なのでしょう。
SNSでバッシングに対するストレスを表明していました。移籍の噂も出始めています。
これ程までに、騒がれてしまったら無理もない事かもしれませんね。
試合に出てミスがあれば、また批判される。プレシーズンマッチだから気楽にとは言ってられない、負のスパイラルに飲み込まれてしまっているのかもしれません。

そんなカリウスを周囲の人たちも心配しているようです。

モハメド・サラーが応援メッセージを発信。

強くあるんだ、カリウス。最高の選手にだって起こりうる事さ。敵意は無視するんだ。

近くで見ているチームメイトが声を上げるという事の意味は、重いと思います。加熱するバッシングに釘を指すという意味もある事でしょう。

常に後輩を気にかけているヨン・アルネ・リーセも。今回のアメリカツアーにも帯同しています。試合後に言葉を交わす機会もあったかもしれませんね。

選手だって人間だよ。誰もが持っているような心があるんだ。
彼らにも家族、子供、両親、友人がいる。
行き過ぎじゃないか!
少しは大人になろうぜ。ツイッターとか他のSNSで馬鹿な事する前に考えるんだ。
カリウスをそっとしといてやれよ!
俺たちはYNWAと言うだろう。今こそ、それを示す時なんだ!

GK界のレジェンド、イケル・カシージャスも、批判をやめるべきだと発言しています。
元の投稿はスペイン語ですが、英訳がありました。

カリウスに対する攻撃はいつになったら終わるんだい?
他の多くのキーパーだって同じさ。
世界にはもっと深刻な問題があるだろう。クソくらえだ!そっとしていおいてやれよ!
彼もまた人間なんだ。俺たちと同じようにな!

そして自らのミスをまとめた動画を投稿

レジェンドだからこその、この説得力。
リーセ、カシージャス共に選手も人間だという事を強く主張していますね。自分も選手として苦い経験があるのでしょう。

KOPの間でもバッシングはあるようですが、応援しているKOPも大勢います。

#standwithkarius」というハッシュタグも作られました。
カリウスを信じるって言ってたのに、アリソン獲得で浮かれてるのはおかしいなんて、バカみたいな事いう輩もいるみたいですが、おかしな話ですね。確かにGKはピッチに立てるのは一人だけど、それだけじゃチームとして成り立たない。両方応援する事の何がおかしいというのでしょう。KOPも雑音に惑わされずにいたいですね。

そもそもリヴァプールの選手ですから、応援するのが当然。
カリウスが心穏やかでいられますよう。そして復活、成長できますよう。

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