【他人事】お前ら監督どーすんの?

投稿者: | 2018-05-17

17-18シーズン、プレミアリーグの全日程が終了し、来シーズンに向けた話題も聞こえ始めています。
補強の噂も数多く飛び交っていますが、その前にもっと重要な監督を決めなくてはいけないクラブもチラホラ。
プレミアリーグにおいては、お馴染みの話題ではありますが、今年の夏は例年以上に監督人事が注目を集めそうですね。
面白そうなので、特に話題になりそうなクラブにふさわしい監督、ちょっと考えてみました。
リヴァプール的には完全に他人事だし、素人の暴論ではありますが、よかったらお付き合いください。

アーセナル

アーセン・ヴェンゲルによる22年という空前絶後の長期政権が終わりを迎え、歴史の大分岐点に立つ名門。

後任にはアンチェロッティ、アッレグリなど景気の良い話も聞こえてきますが、「CL出れないじゃん!」、「補強費出ないんかーい!?」と結構厳しい状況のようです。

そんな中、現在もっとも有力視されているのが、かつてアーセナルでプレーしたミケル・アルテタ。
ヴェンゲルのチームを引き継ぐのがかつての教え子、しかもキャプテンというのは美しいストーリーです。
ペップ・グアルディオラのお墨付きと、ただのレジェンド枠でも無さそう。

しかしどうでしょう。
プレミアの監督というのは、常に解任と隣合わせのシビアな立場。
しかも22年という超長期政権の後。

監督経験ゼロの人物に務まる程、生易しい役割ではないでしょう。
やはり、それ相応の経験を持った人物がふさわしいのではないでしょうか。

プレミアの過酷な生存競争を生き抜いてきた監督がいいと思います。

それにアーセナルというと、他の強豪に比べ、お金を使わないクラブとして知られています。
お金をジャブジャブ使うペップの哲学に影響を受けた人物が、成功出来るのかという疑問もあります。
限られた戦力で戦ってきた監督を選ぶべきではないでしょうか。

そしてアーセナル程のビッグクラブ。
レジェンドのお歴々がギャーギャーうるさそうだし、経営にも大きな影響力のあったヴェンゲルの後任という事で、引継ぎの際にも様々な軋轢が生じそうです。
本業以外のプレッシャーにも慣れた人物でなくては。

様々な経験が物を言うであろうアーセナルの監督。
一人、ふさわしい人物に心当たりがあります。

ロイ・ホジソン

イングランドの幾つものクラブで指揮を執り、解任の憂き目にもあっています。
プレミアの厳しさ、重圧を知り尽くしているといえるでしょう。
今シーズンは途中からクリスタル・パレスの監督に就任し、見事残留に導きました。
当然、自らが望んだ補強は出来ず、既にある戦力だけで戦っています。

そしてホジソンといえば、リヴァプール暗黒時代。
主に彼の責任みたいになってますが、それは違う。
あの頃はクラブの経営が泥沼。ホジソンはその被害者でもあるんです。

あれに比べれば、長期政権後のゴタゴタなんて屁でもないと愚考いたします。
アーセナルで働くスタッフの大半は、ヴェンゲルのやり方しか知りません。
新しいやり方は受け入れられないと、心を閉ざす人だっているかも知れません。
そんな頑固な人たちにも、人柄は素晴らしいと言われているホジソンなら、受け入れられるのではないでしょうか。

イングランド代表の監督経験だってあります。ある意味、ヴェンゲルより経験豊富。
どうです。ここまで打ってつけの人物、いなくないですか?

それにKOPの立場から、CL逃したくらいで絶望してるグーナーに言いたい事があります。

君たちはまだ、本当の闇を知らない。

一回、地獄を見てから這い上がって来い。話はそれからだ。

い、いや経営が破たんしかけてるワケじゃないし、大丈夫だと思いますよ。
てか11位!?思ったより全然結果出してますね。
ホジソン・アーセナル、オススメです。

チェルシー

昨シーズン王者が、今シーズンはまさかの5位。
アントニオ・コンテ監督解任の噂も熱を帯びています。
そして後任には現トッテナム監督のマウリシオ・ポチェッティーノの噂も。

なになに?下位クラブでやってる監督持ち回り制、上位でも始めるの?

いやー、どうですかね・・・
今シーズンの不調、コンテとフロントの不和が原因とも噂されています。
かなり癖が強そうなチェルシーのフロント。
ポチェッティーノもその辺、うまくやれそうには見えませんね。

コンテにしろポチェッティーノにしろ、まだまだ若い。
老獪さというものが足りないのではないでしょうか。

チェルシーというと、潤沢な資金に恵まれた真のビッグクラブ。
その経営には結構強引な部分もある気がします。
際どい交渉だってある事でしょう。
清濁併せ呑む剛腕を持った人物がいいのではないでしょうか。

それに、あれだけの戦力持ちながらの不振。
監督とフロントとの不和だけでは、説明出来ない部分もありますね。
チーム内にも何か問題が生じているのではないでしょうか。

次の監督には、崩れかけたチームを立て直す手腕も必要とされそうです。

そうした条件を満たす監督といえば、あの人。

サム・アラダイス

代表でやらかして解任されちゃってるので、フロントとの衝突の不安はありますが、清濁併せ呑むという点では、これ以上の人材はいないでしょう。
あの妖怪じみた存在感と、チェルシーのフロントのアクの強さは結構相性がいい気もします。
立て直しといえば、この人ですしね。

それからチェルシーは、冬にやたらとデカいFW欲しがってたけど、その方針、アラダイスならきっちり引き継いでくれるでしょう。

監督持ち回り制やるんなら、それに慣れた監督の方がいいとも思うし。

アラダイス・チェルシー。あ、リアルに結構イヤかも。

早くもエヴァートンの監督解任されたみたいだし、あり得るか!?

で、エヴァートンはどうします?
モイーズも空いたみたいですけど?それからワンチャン、ヴェンゲルいってみる?

来シーズンのプレミア監督人事、要注目です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です