お隣、エヴァートンのロナルド・クーマン監督が解任されて1週間。
後任候補には元ドルトムントのトーマス・トゥヘル、昨シーズンのクリスタル・パレス残留を置き土産に監督業引退を表明したサム・アラダイス等、様々な名前が挙がっています。
中には現在ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス、バーンリーを率いるショーン・ダイチなんて無茶な噂も・・・後任の選定はうまく進んでいないのかもしれません。
そんな中、ある意外な人物がエヴァートンの監督就任に色気を見せているとかいないとか。
赤い宿敵が青い宿敵の監督に?
その意外な人物というのが、この男。
ライアン・ギグス。
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドが、エヴァートンと、同じく監督が解任されたレスターの監督就任に興味ありという記事が出ていました。
うーん、どうですかね。そこまでガツガツしてないけど、満更でもない感じ?
レスターは既に後任が決定しているので、あるとしたらエヴァートンですが・・・
宿敵ユナイテッドのレジェンドが、同じく宿敵のエヴァートンの監督に。
リヴァプールからすると一大事です。はっきり言ってこれは凄くイヤ!
ユナイテッドとエヴァートン、どちらも宿敵ですが、クラブに対する感情は全然違います。
ユナイテッドは根っこから嫌いだけど、エヴァートンは良きライバルといったところ。
ユナイテッドの畜生めがグディソンパークのベンチでワーワー言ってるって、それ凄くイヤ!!
だいたい監督出来んの?ギグス。
確かにユナイテッドでちょっとやってたけど、勝手知ったる身内じゃん。
他所のクラブでやれる程の実力は示せてないんじゃあ・・・?
お友達のガリー・ネヴィルもいきなりスペインで監督やって散々な目にあったよ。
いや・・・散々な目にあったのは、あんなん連れてこられたバレンシアか。
やめといた方がいいんじゃないの~?
まあ、ギグスもその辺は冷静だと思いますけどね。2部や3部も良い経験だっていう部分が本音な気がします。
いきなり外様のヒヨッコ監督が成功出来るほど、プレミアは甘くないでしょう。
くれぐれも血迷った人事はやめてね、お隣さん。
結局誰?
ギグスの件は飛ばしでしょう。では本命はだれなのでしょうか。
トゥヘルだったらマージ―サイドダービーがメチャクチャ盛り上がりそう。
アラダイスだったら厄介なチームに仕上げてきそう。
かなり気になる後任人事ですが、あの男が候補に挙がっていない事が不思議でなりません。
デヴィッド・モイーズ。
最近はすっかりネタキャラとして定着してしまっていますが、エヴァートンを率いていた時代は高い評価を得ていました。
おかしくなったのはユナイテッドの監督になってから。すべてはユナイテッドが悪いんです。
お隣さん、モイーズには恩義もある事でしょう。ここは一つ彼にチャンスを与えてみませんか?
彼が戻ってくれば、またプレミアが面白くなります。
ユルゲン・クロップ
ジョゼップ・グアルディオラ
ジョゼ・モウリーニョ
アントニオ・コンテ
アーセン・ヴェンゲル
マウリシオ・ポチェッティーノ
ラファエル・ベニテス
そして・・・
ロイ・ホジソン!
極めつけは・・・
デヴィッド・モイーズ!!
熱い。熱すぎる。
プレミア監督戦国時代。モイーズの名もあって然るべき。
さあ、ご決断を。
次のマージ―サイドダービーは12月10日、第16節。
その時、エヴァートンの指揮を執っているのは誰か・・・
Please Come Back,Football Genius!