祝・残留な人たち

2017-09-02

夏の移籍市場が閉じ、リヴァプールの17-18シーズンのスカッドが確定しました。
期待の新加入選手、新天地へと旅立っていった選手。様々な動きがありましたね。
動いた選手についても、次回以降の記事で紹介したいと思いますが、まずは動きそうで動かなかった祝・残留な選手を紹介したいと思います。

アルベルト・モレノ

昨シーズンは完全な戦力外。今夏での放出は確実視されていました。
しかしプレシーズンマッチ、バイエルン・ミュンヘン戦で突如活躍。
開幕してみたら、なんとビックリ。スタメンの座を勝ち取っていました。
残留を祈っていましたが、まさかこんな事になるとは思ってもみなかった。

クロップは昨シーズンから、練習での態度は非常に評価していました。観る側からすると、突然良くなったかのように思えるけど、試合に出れない間も努力が続けてきた結果のでしょうね。

新加入のアンドリュー・ロバートソンが馴染んでくれば、ポジション争いをする事になるでしょう。
これかも気を抜かず頑張ってほしいものです。

コウチの事もよろしくな。

ジョン・フラナガン

昨シーズンは出場機会を得るために、ローンに出されていましたが、それでもあまり試合に出られず。
リヴァプールに戻ってきてプレシーズンではチャンスを与えられましたが、そのパフォーマンスは決してよいものではありませんでした。

今年もローンか、あるいは放出か、という声も聞かれましたが、チームに残っています。
開幕以降、公式戦の出場は無し。右サイドバックでの序列は、本職がセンターバックのジョー・ゴメスより下のようです。

かなり厳しい立場である事は間違いないでしょう。しかし一年間ほぼ干されていたのに、復活したモレノの例もあります。
クロップはトレーニングでの態度なども、きっと見ているハズ。
腐らずに頑張れば、カップ戦などでチャンスを貰える事でしょう。
復活を待っています。

ジョー・ゴメス

プレシーズン開始当初はローンの噂もありましたが、それどころではありませんでした。
センターバックは現在4名。右サイドバックとしても起用されています。恐らく頻繁に出番が回って来ることでしょう。
今シーズン、覚醒を期待する選手の一人です。

U-21イングランド代表のキャプテンにも任命されました。
きっと素晴らしいシーズンになる事でしょう。

ダニー・ウォード

昨シーズンはローンでハダーズ・フィールドのプレミア昇格に貢献。
プレシーズンでも1試合のみの出場でしたが、まずまずのパフォーマンスで、期待を集めましたが、現状ではゴールキーパーの3番手という位置づけのようです。

しかしクロップは3人のGKを競わせると言っているので、まったくチャンスが無いという訳ではないでしょう。
フランナガン同様、カップ戦がメインになるかも知れませんが、地道にアピールを続けていってもらいたいものです。

ラザル・マルコヴィッチ

彼の場合、残留してしまったという言い方の方が正しいでしょうか。
プレシーズンマッチでの出番は無く、完全に構想外と思われていました。
関心をもっているクラブはあるようだし、すんなりと移籍が決まるかと思っていましたが、具体的な話が無いまま移籍市場が終了。
宙ぶらりんの状況で新シーズンを迎える事になってしまいました。

何故、移籍できなかったのかは分かりませんが、残ったからにはチャンスを与えて欲しいですね。
23歳。若い才能を試すことさえさせずに、徒に時を過ごさせるのはあまりにも不憫です。

アダム・ボグダン

彼もまた、残留してしまったというべきですね。
立場は第4GK。ほとんどチャンスは無いと言えるでしょう。
ただマルコヴィッチのケースと異なるのは、彼はまだ怪我が癒えていないかもしれないという事です。
どの程度、正確な情報なのか分かりませんが、負傷者のリストに名前があります。
恐らくリヴァプールの公式戦でその姿を見ることは無いと思いますが、再びピッチに立つ日が来る事を祈っています。

フェリペ・コウチーニョ

最後は渦中の人。
開幕前日にトランスファーリクエスト提出。背中の痛みを理由に練習欠席。
しかしブラジル代表には合流。ブラジル代表のドクターからは背中の痛みはストレスによるものと診断されました。
そして試合に出場してみると絶好調。ゴールを決めた後には涙を流しています。

何故、あんな時期にトラリクを出したのか。

背中の痛みは本当なのか。

涙の理由は何なのか。

なんらかのコメントを出すべきではないのか。

色々な思いがあると思います。情報が錯綜し過ぎて、何を信じていいかも分かりません。
背中の痛みも、涙の理由も、コウチの真意も、本当の事は我々には何一つ分かりません。分かっているのはコウチは今シーズンもリヴァプールの選手だという事だけ。

もう応援出来ない、干すべきという厳しい意見も理解できます。
しかし僕は今まで通り応援したいと思います。
コメントがあれば嬉しいけど、無かったとしても再び全力でプレーしてくれるなら、それでいいです。

ジェラードだって移に揺れた事もあるくらいですから、迷う事は当然。
そんな事もあったねえ、と笑い話になる日が来るかもしれません。
願わくば来シーズン以降もリヴァプールの選手でいてほしい。

それでは皆さん、今年もよろしくお願いいたします。

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