負けた。ああ負けましたよチャンピオンズリーグ決勝。
しかしまあ、色々ありましたねえ。
試合の感想記事は昨日アップしましたが、まだまだ心に残っている事がたくさんあります。
CLファイナルのドラマ、印象的だった事柄を綴ってみたいと思います。
カリウスの涙
まずはやっぱりこれですね。2度、失点に直結するミスを犯してしまったロリス・カリウス。
こんな泣き顔の写真、世界中で使われまくってて本人は嫌かもしれないけど、これは全然恥ずべき事じゃない。
あんな姿見たら嫌いになれませんよ。
試合後にはSNSを更新。
自身の心情、謝罪、ファンへの感謝を語っています。訳はこちらの記事にあります。
SNSを開くのだって勇気が必要だった事でしょう。
ミスはあったかもしれない。でも今回の件でカリウスという人間を深く知る事が出来たのではないでしょうか。
恐らく、この件はこの先ずっと残る事でしょう。
でもどう語られるかは、この先次第ですね。
カリウスといえばあのミスと、ただただ汚点として語られるのか、あのミスがあったから成長したと思い出話になるのか。
もちろん後者である事を望みます。
試合後のカリウスとチームメイトに関してこんな記事がありました。
「カリウス・ウォーク・アローン…失意の守護神に同僚は救いの手差し伸べず」
元ネタは悪名高きザ・サン。
日本のメディアは現地メディアなんでも信憑性高いと思われるだろうと、読者を舐めてる風潮ありますよね。
そろそろ改めて欲しい。
記事の内容は悲嘆にくれるカリウスの元に最初に慰めに行ったのが、リヴァプールの選手ではなくレアルの選手で、その事を怒っているKOPがいるというもの。
悪意がある書き方ですね。
あの時はカリウス以外も皆、打ちひしがれていた。涙を流していた選手も一人ではありませんでした。
周りの事にまで気が回らなかったのでしょう。
先に慰めにいったのがレアルの選手だというのが事実だとすれば、それはチームとしての未熟さと言えるかもしれませんが・・・
それより慰めに行かない選手を怒ったKOPがいたって!?
それが本当なら素晴らしいじゃないですか!
カリウスはジェラードではありません。
地元に生まれ、何年もの間、クラブを支え続けたアイコンではないんです。
加入2年目。ようやく可能性が見えてきたかな、くらいの選手です。
暖かい拍手を送ったスタンドのKOPにしてもそうだけど、本当に素晴らしいサポーター達です。
サン・・・見方を変えれば、いい記事が書けそうなんですけどね。無理か。
誰も慰めていないというのは、違いますよね。
ダニー・イングス、アダム・ボグダンといった試合に出ていない選手も、カリウスを慰めていました。
正直、イングスは来シーズン以降のチームでの立ち位置は微妙だと思います。
ボグダンは恐らく完全な戦力外でしょう。
そういった選手達も共に戦っています。
何人もの選手がカリウスを擁護するコメントを出しているし、カリウスのSNSにコメントを寄せています。
救いの手を差し伸べずっていうのはちょっと・・・
サン、それから引用した日本のメディアには考えを改めてもらいたいですね。
ヘンド、ミニョレ、ロヴレン、モレノ。
リヴァプールにはどん底から這い上がってきた選手が大勢います。
力になってくれる事でしょう。
感情論だけではどうにもならない事もあります。
夏に一線級のGKを連れてきて、正守護神が入れ替わるという可能性は決して低くないと思います。
今はただ、カリウスに立ち直って欲しい。そして判断は首脳陣に委ねる事になりますが、来シーズン、強くなったカリウスの姿が見たい。
さて、印象的だった事色々、一つの記事にまとめるつもりでしたが、これだけで結構長くなってしまいました。
続きは次の記事で。
リバプールサポーターならサンなんてそもそも記事にするな、リンクもはるな
どんな反応でもそれがゴシップ紙のエサになる
法的に訴える意外は完全無視
同じことしてるクラブ増え続けてる
サンの経営は死にかけて外国人から広告とろうとしてる
片棒担いでどうする
厳しいご意見ですね。
なるほど経営という事を考えると完全無視が一番なのかもしれません。
日本のメディアが現地の情報というだけで、サンの記事を信憑性のある情報として紹介している事が多すぎる気がしたので記事にしました。
片棒をかつぐつもりはありませんでした。