日本時間の3月24日0時からリヴァプールレジェンドとアヤックスレジェンドのチャリティーマッチがアンフィールドにて開催されました。懐かしい顔ぶれが旧交を温めっただけでなく、ある人物の長年の夢が叶った特別なイベントにもなりましたね。
【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。
A special Anfield ovation for Sven-Göran Eriksson ❤️ pic.twitter.com/632Y9uiJQY
— Liverpool FC (@LFC) March 23, 2024
この試合、リヴァプールの指揮を執るのがスヴェン=ゴラン・エリクソン氏。
かつてイングランド代表の監督も務めた名将ですね。
過日、末期がんで余命いくばくもないことを告白し、同時に長年のリヴァプールファンであったこと、アンフィールドで指揮を執ってみたかったという夢も語っていました。
それを耳にしたリヴァプールファンやOBたちが立ち上がり、今回のレジェンドマッチでの監督就任が実現したんだとか。
こうした粋なはからいはさすがリヴァプールといったところでしょうか。
俺がリヴァプール沼にはまったきっかけは2002年の日韓ワールドカップ。イングランド代表にマイケル・オーウェンというそれはそれは輝かしいストライカーがいました。そいつにまんまと騙され、現在のこじらせオタクが出来上がってしまったワケなんです。
その時のイングランド代表監督が他ならぬエリクソンでした。
そう考えると俺が沼ってしまった責任の1割くらいはエリクソンにあるのでは…?
てめー、あん時はよくも!おかげでこっちは散々な目に遭い続けてきたんだからな!
ここで会ったが百年目…
いや。あの時のイングランド代表がいたからこそ、たくさんの感動に出会えました。本当にありがとうございます。
当時のエリクソンは表情をほとんど変えない冷徹な智将といったイメージ。その頃と比べると随分柔和な印象になりましたね。
長年の夢が叶ったことへの喜びもあるのかな?
ところでエリクソンとの関係が最も深いリヴァプールレジェンドというとマイケル・オーウェン氏な気がしますが、なんで出ないんですかねえ(すっとぼけ)
試合は序盤にいきなり先制され、リヴァプールは攻めれども攻めれども得点できず、逆に追加点を食らうという苦しい展開。
おやおや?意外な形でアンフィールド無敗記録が途切れるか?
しかし後半に怒涛の4得点で鮮やかな逆転勝利。前半しょっぱくて後半に本気出すって現役チームのスタイルを完コピせんでも…
ま、チャリティマッチですからね。内容や結果は二の次。色んな懐かしい顔が見れてよかった。
ジェラード。少しふっくらしたけど変わりませんね。
デュデクも年はとったけど、ずーっと変わんないとな。デュデクが順調にデュデクしてる感じ。
アッガーはスリムなまんま。
バベルさんも変わらず。アヤックス側でも出てましたね。
あとアウレリオさんが負傷するというお約束もありましたね。
おっと。これは激変。シュクルテルです。ツルツル頭の強面が一変。オシャレっぽい感じになってました。
この試合最大のハイライトともいうべき瞬間はフェルナンド・トーレスというストライカーのゴールでしょう。
はて?同名のレジェンドが確かにリヴァプールにはいますが…
誰?
俺たちの知ってるトーレスはこんな感じですが…
誰?
なんとこれ、あの紅顔の美男子ストライカー、フェルナンド・トーレスの今の姿。
いやあまあ随分とでっかくなりましたねえ。人生いろいろ!
レジェンドマッチには公式戦のピリピリした緊張感とは別の楽しさがありますね。
特に今回は特別なものとなったのではないでしょうか。ありがとうエリクソン。俺をリヴァプール沼にハマらせた犯人の一人。