【感想】ミラクル!WBA戦

2021-05-17

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17日、アウェイ、ザ・ホーソンズで行われた20-21プレミアリーグ第36節、ウェストブロムウィッチ・アルビオンとの一戦は2-1でリヴァプールの勝利!
いや、ホントこんなことってある!?劇的な、あまりにも劇的な決勝ゴールで、最高の幕切れとなりました。

【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。


スタメン

激震。ディオゴ・ジョタがシーズンアウト。前三枚はまあ良しとして、控えがなんとも…勝負所での望みを託すのは、ディボック・オリギとなるのでしょうか。
あーなんか他にも色々といねえなあ。オザン・カバクもシーズンアウトとのこと。
ザ・満身創痍。まあ、あと一週間ですからね。なんとか頑張ってくれ。

ゲームキャプテンは、ロベルト・フィルミーノが務めます。意外な人選ですが、ムードメーカー、潤滑油としての貢献は言わずもがな。悪くないのでは。

前半

あれ?WBA、なんか強いけど?
降格決まってんのに。すげーヤル気あんじゃん。ゆっくり休めよ!
ベンチのサム・アラダイスはガムくちゃくちゃやってボサっとしてるよ?

ピッチの人たちは一体何をモチベーションに…?
もしかして就活?あーそっかあ。そりゃあ、プレミアに残れるもんなら残りたいもんねえ。
アラダイスは「あーアイツら出てく気満々じゃねえか」みたいな感じ?

一方のリヴァプールはすんごいチグハグ。明らかに空回りしております。
疲れもあるでしょうね。さすがのアンドリュー・ロバートソンも精度を欠いたプレーが目立ちます。
CLがあると無いとでは大違い。
目の前にあからさまな人参がぶら下がってんのに、なかなか力を発揮できません。

ええと…赤い方が降格決まってて、ストライプの方が今、一番ヤル気あるチームでしたっけ?

ねえ。気持ちの入ったゴール決めよった。

0-1。

いい所からお声かかるといいね!

だ、大丈夫。ま、まだ時間はあるから…

最高時の爆発力には遠く及ぼないけれど、ちょっと前のドン詰まり期よりかは良くなってる。
チアゴ・アルカンタラに大いなる可能性を感じます。トレント・アレクサンダー=アーノルドも調子良さそう。

チアゴのラストパスからサディオ・マネのシュート。
惜しくも枠の外。マネ、もうちょっとだ。もうちょっとなんだよ。

なんとか、早めに追いつきたい。あー審判そこ邪魔!急いでんの!

ったく。あの〇ゲ…

ん?

あれ、マネチャンス?フィルミーノ、再びマネ。そして、サラーへ。
決まった!

1-1。

おおお!

よーしよしよし。
キャプテンの包容力。

さらにフィルミーノにも決定機。決まったと思ったけど、ポスト直撃。ついてねえ。
しかし、これはいける。必ず勝てる。
勝負は残りの45分に託されました。

1-1で前半終了。

後半

サラーのクロスに、マネが合わせてネットが揺れました。
赤いシャツの男たちのガッツポーズ。ただ約一名…
マネはムスっと。はい、ドオフでした。

CKからロングカウンター炸裂。
サラー走る。アーノルドからいいボール出た!
しかし、GKの好守に阻まれます。

いや、でも形は出来てる。いける!いける…よな?

カーティス・ジョーンズに替え、ジェルダン・シャキリを投入。一点を奪いにいきます。頼むぞ…!
ううむ。入らんなあ。もしかしていつものパターン?可能性は感じるけれど…ってそれで入んないのメッチャいつものパターンじゃん。
漂い始めるイヤな予感。

なんか相変わらずヤル気あるんですけど、あの人たち!
セットプレーのキッカーやってる長友みたいな人、超怖いよ。うん、分かったよ。凄いの分かったから。
君は絶対いいとこからお声が掛かる。だから大人しくしてよ?ここで怪我したら水の泡だよ?なんならリヴァプール来る?

CKのピンチ。セットプレーで危ないシーン結構あったからなあ…ああ、でもキッカーは長友じゃないか。なら…

ボーン!

チーン…

ここから2得点は…

いや。オフサイド?そうは見えないけれど。もういいよ。VARでチェックしたところで、どうせゴールなんだから。変な期待を抱かせないでくれ。分かってんだよ。2点目指すよ、もう。

あれ?VARが発動することすらなく、フツーに1-1のまま試合再開。どゆこと?
シュートを放った選手はオンだけど、オフサイドポジションにいた選手が、アリソンの視界を遮っていたいうことのようです。これはルール上、明確なオフサイド。
審判が確信を持って、正しい判断をしたということです。
ナイスジャッジ!ハゲとか言ってゴメンな。

九死に一生を得る形となりましたが、一点が必要なことには変わりがありません。

フィルミーノの見事なスルーパス。アーノルドがエリア内で切り返してシュート。
決まっ…らない!

チアゴのミドルは弾き出され、交代で入ったジョルジニオ・ワイナルドゥムのシュートもわずかに枠の外。

嗚呼…

またしても無念のドローとなってしまうのか。終戦なのか…

いつタイムアップの笛が鳴ってもおかしくない状況。
CKゲット。これがラストプレーか。

頼む頼む頼む頼む。

キッカーはアーノルド。今まで何度もチームを救ってきた右足。

頼む。

密集するペナルティエリア。赤。青と白のストライプ。そして黒。

黒!?

最後の望みを胸に、上がってきたアリソン!

こんなことが起きるなんて…!誰よりもヘディング上手いじゃんか!

2-1。

こんなん用意してたんかよ!

喜びを爆発させる選手たち。ベンチも大騒ぎです。

アラダイスは茫然。

さあ、後は笛の音を聞くだけ。ちょっと怖かったけど、無事タイムアップ。

2-1で試合終了。

決して褒められるような内容ではありませんでした。しかし、今は結果こそがすべて。アリソン様々ですね。

マン・オブ・ザ・マッチはもちろんアリソン!
他のアリソンとアリソンとアリソンは次がんばれよ!
ただし、アリソン。お前またちょっと危なっかしいことしたろ?気を付けてな!

前節に続き、非常に勢いづく形の勝利。風が吹いています。これで勝たなきゃ嘘だ。さあ、あと二つ。あと二勝。

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