ゼェ…ゼェ…ゼェ…。ふぅ…。
13日、ホーム、アンフィールドで行われた20-21プレミアリーグ第1節、リーズ・ユナイテッドとの試合は4-3でリヴァプールの勝利!
しょっぱなから大変心臓に悪い、ある意味リヴァプールらしい試合となりました。
【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。
スタメン
今日の@premierleague開幕戦のラインナップ‼#LIVLEE
— LFC Japan (@LFCJapan) September 12, 2020
これだけを見れば、手堅くきたなという印象ですが、代表帰りの選手のコンディションを考えると、ちと不安。
怪我してたジョーダン・ヘンダーソンがいきなりスタメンなのも驚きです。
前半
変人マルセロ・ビエルサが率いるチームが、チャンピオンをどれだけ苦しめるのか。大いに注目されてますね。
そんなに凄いんですかね。変人。どんなもんじゃろ。
序盤は、このビエルサバケツに座って、冷静に試合を観察。
立ち上がり。
エリア内でモハメド・サラーが鮮やかなターンからのシュート。相手に当たってPK獲得。
え?なになに?審判さん、チャンピオンへの忖度?そーいうのいいから!自力で勝つから!
まーた、他サポから買収してるだなんだ言われちゃうじゃん。ったく…
あ。これはハンドです。当たってます。
有無を言わさずPKです。
ナイス妥当ジャッジ!
キッカーはサラー。
はい。ど真ん中にブチ込みましたー!
1-0。
サラー、4季連続開幕戦ゴールゲットー!
なーにが変人だよ。楽勝じゃねーか!
…ってこの時は思いましたよね。
なんかリヴァプール守備緩いな~代表疲れかな~と思ってたら…
あっさり返されました。先制点から5分後くらい。
1-1。
いや、相手のシュートも巧かったけども。
ビルヒル・ファン・ダイクのロングフィードを受けたアンドリュー・ロバートソン。
クロスを阻まれるも、相手に当たったボールがゴールラインを割り、CK獲得。
中央のぽっかり空いたスペース。なんかデカいのが飛んできました。ファン・ダイク!
高い。強い。
2-1。
再びリードを奪いました。
ちなみにビエルサさん。ビエルサバケツに座ってたのは、最初の方だけ。あとはほぼこの体勢か、飛び跳ねてるか。メチャクチャ気張ってます。
またしてもロボからの攻撃。サラーへのパスはカットされるも、跳ね返ってきたボールを収めて再度パス。
これもカットされるけれど、ボールが向かう先にはゴールネット。そのままいけばオウンゴール。
GKがギリギリで止めました。くそう。コイツもリヴァプール戦に限って覚醒するタイプのGKか。
リーズの前線へのボールは、ファン・ダイクが余裕でカット…と思ったら、ちと甘かった。相手に掻っ攫われ、上手いこと決められたー。アリソンの横をすり抜けていきました。
2-2。
2度も追いつかれるとは…前評判通り、いや、前評判以上に強いなリーズ。同点は気が休まらない。
ロボのFK。相手が頭でカットしたボールを収めたのはサラー。
そこそこ距離ありましたが、ゴール隅に強烈なの突き刺した!
EVERY. ANGLE. ???? @MoSalah starts the season in style ???? pic.twitter.com/UPBHV2Mm3D
— Liverpool FC (@LFC) September 12, 2020
3-2。
ふぅ。さすがにこれで心折れるだろ。
さらにナビ・ケイタからロベルト・フィルミーノ。フィニッシュはジョルジニオ・ワイナルドゥム。
トドメきたか!?と思いましたが、GKがストップ。
で、でも大丈夫。GKが頑張っただけ…これ以上はきっと無い…
しぶとかった…要塞アンフィールドで、ここまで果敢に挑んでくるとは。
濃密過ぎる45分でした。
3-2で前半終了。
後半
もう大丈夫。リーズ絶対バテるからと思ってましたが、そうでもありませんでした。
前半のテンション継続中。
ビエルサさんもノリノリ!
ええぇ…まだあるんかい。まあ、リヴァプールの守備が緩いのは確かなんだけども。それ決める?フツーに巧いよ。
3-3。
三度も追いつかれるなんて。
大爆発ですわ、こりゃあ。
余裕がなくなってきたリヴァプール。ピンチになりかけたところを、フィルミーノがファールで止め、イエローカード。
これは珍しい。それだけ切羽詰まってるってことですね。
FKもヒヤリとさせるものでした。
ロボのCKから、ファン・ダイク。再びのホットライン!
しかしファールの判定。
んん?
ファン・ダイクが相手を倒したということのようですが…
いや、全然。
激おこ。凄い迫力です。
フィルミーノが思わず宥めに入っちゃうレベル。
まあ、ファン・ダイクじゃなくても、これが優勝争いに響いたらどうするんじゃ!って言いたくなるレベル。
自宅観戦のファンの生霊か、殺気が立ち込めるアンフィルード。
CKからの混戦で、実はシレっと交代で入ってたファビーニョが倒されPK獲得。
キタ!
キッカーはハットトリックにリーチのサラー。
ドキドキ…
危なげなく決めた!
4-3。
Mo Salah goal celebration was a tribute to the Egyptian player, Momen Zakaria, diagnosed with ALS. pic.twitter.com/F2e05tbIAG
— Manar M. Sarhan (@ManarSarhan) September 12, 2020
このポーズ、難病に苦しむエジプト代表のチームメイトへのオマージュだったようです。
それにしても、審判良かったね。同点のまま終わってたら、KOPに呪い殺されてたかもよ。
残り時間はAT含め5分強。
さすがに決着だろうというのは、甘い考えだったようです。決してくじけないリーズ。
リヴァプールは逃げ切りを図り、ジョエル・マティプを投入。
出たよ守備固め…終了間際のスリリングタイム発動。
いや、マティプは素晴らしい選手ですよ。なんで一流のDF入れて、こんなにヒヤヒヤするハメになるんですかね。
このいつまでも変わらぬエンターテイメント性。YNWA!
猛攻を仕掛けるリーズ。
ビエルサラストファイヤー!!!
闘志は衰えませんが、さすがに体は限界か。片膝立ちです。実が出たとかじゃないよね!?肛門からは火を噴かないでくれよ!
嵐のような数分をなんとか凌ぎ切りました。勝った…恐らくはビエルサの肛門も無事だったハズです。
4-3で試合終了。
非常にタフな試合でした。怒涛の新シーズンを予言するかのような展開。この後、チェルシー、アーセナルか…キッツー!
厳しくも最高に楽しいプレイアリーグが、始まりました。