【感想】これだよ!ライプツィヒ戦

2021-03-11

強いリヴァプールが帰ってきた!
11日、ハンガリーのプスカシュ・アレーナで行われた20-21チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、RBライプツィヒとの一戦は2-0でリヴァプールの勝利!
結果も内容も大満足という試合はいつ以来でしょう…ああ、勝利って素晴らしい。

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スタメン

事前の情報通り、ロベルト・フィルミーノが欠場。ディオゴ・ジョタが3トップの一角を務めます。
ファビーニョの中盤での先発は久しぶり。CBはオザン・カバクとナサニエル・フィリップスがコンビを組みます。
ベンチには存在自体が謎に包まれている妖精さん達、ディボック・オリギ、コスタス・ツィミカス、ベン・デイヴィスの名が。

前半

いきなりキター!!!
ジョルジニオ・ワイナルドゥムの速いパスをピタッと収めたチアゴ・アルカンタラ。打てる!打てる!ええ…打たないの?
モハメド・サラーへのラストパスを選択。カットされてしまいました。
普通なら打つべきところ。でもこれは、沈黙のエースに、復調の切っ掛けを与えたのだと、個人的には解釈しています。

中盤躍動。ファビーニョからも質の高いボールが、前線に供給されます。
やっぱ、それぞれの本職のポジションを受け持ってこそ、選手の特徴が最大限に発揮できるというもの。

ライプツィヒも鋭い攻撃を繰り出してきますが、DF陣も頑張ってます。そしてアリソン神。

前3人も調子良さそう。がっちり噛み合ってます。これはイケる!

しかし…

また出たよ。リヴァプール戦に限って相手GKが大当たりする現象。
この日の覚醒君は、元リヴァプールのぺーテル・グラーチ
1stレグの出来も出色ものでしたね。
うん。分かった。君が凄い成長したってことはよーく分かった。嬉しい。だから、この試合はじっとしてて。ドイツでバイエルンとか相手にやってよ、そーいうの。

ジョタ、サラー、サディオ・マネと次々とゴールに襲い掛かりますが、ネットは揺れず。
チアゴのオーバーヘッドも炸裂。

そうそう。俺らが見たかったのは、こういう人。天下のバイエルンからやってきた真のワールドクラス。
やったらサムズアップばっかりしてて、審判に抗議する時の目力がガチで怖いだけの人じゃない。
シュート自体の力はありませんでしたが、魅せてくれました。

しっかしまあ。内容はいいけど、シュート入らずって、どん詰まりは抜け出したとはいえ、ちょっと前によくあった展開ですね。
グラーチてめえ、いい加減にしろよ!
まあまあ失点しそうだし。カバク&ナット。よく耐えてます。

かなり面白い内容でしたが、まだどう転ぶかは不透明な状況。

0-0で前半終了。

後半

後半も引き続き、グラーチいい加減にしろ。あと、結構リヴァプール入りの噂が盛り上がってたウパメカノって人?来季からバイエルン行くんだってね~。へ~ふ~ん。なら、もう興味ないや。今から行けよ。そこ邪魔。

結構肝を冷やす場面も目立ちます。1stレグの2点があるとはいえ、1点取られたら、そのまま崩壊ということもあり得る。なんとか先取点を…
待望のそれは70分。マネからジョタ。そしてサラー。繋がった。エリア内で三人を翻弄。ゴール隅への狙いすましたシュート。
これにはグラーチもお手上げ。

1-0。

マネは決めたサラーを指さし、サラーはアシストしたジョタを指さす。美しい。

ピッチサイドでは、交代の準備をしていたナビ・ケイタユルゲン・クロップと抱き合う光景も見られました。

そしてケイタがピッチイン。あ、妖精さん1号のオリギも同時に投入されました。1点とった後でよかった。

オリギねえ。まあ、トータル3-0で、ほぼ決まりだし、いいんじゃねねーのーと思ってたら…

え?めっちゃいいクロス。マネが突き刺しました。

2-0。

決めてからしばらくスンっとしてるマネ。
あの手のゴール、VARでしょっちゅう取り消されてますからねえ。喜びにくい…いや、今回はたぶんオリギから予想外のボールが飛んできてビックリしてる。
しばらくして、キャッキャし始めました。

そうでした。オリギはCLの妖精さん。決勝トーナメントに照準を合わせていたのかもしれません。プレミアでは、ほぼ透明だったかんな!

これはもう決まったでしょう。ジェームズ・ミルナー投入。試合をたたみにかかります。

さらに試合終了間際には、アレックス・オックスレイド=チェンバレンと妖精さん2号、ツィミカス。良かった。インスタグラムの中でしか生きられなくなったのかと思った…
短い時間でしたが、取り合えず存在を主張しました。
妖精さん3号、デイヴィスは、なお謎のまま。実在しているのでしょうか…

2-0で試合終了。

良かった。本当に良かった。ここのところ踏んだり蹴ったりでしたからね。

辛いことがあったクロップとアリソン。会心のハグ。
クロップのこうした表情を見るのも久しぶりな気がします。

もう、抱くわ抱くわ。

ナットもよくやってくれました。シーズン開始前は、ほぼ戦力外。CBに負傷者が続出しても、本職じゃない選手の後塵を拝し、不遇を囲っていました。
それがCLの決勝トーナメントで輝くようになるとは。これからも、チームの助けになってくれる気がします。

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