ついに当ブログのエースが、リヴァプールを去る時が来てしまいました。
デヤン・ロヴレン、ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクに完全移籍。
はあぁぁぁ…寂しくなるなあ…色々あったなぁ、世界最高よお!
【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。
ロヴレンがリヴァプールにやってきたのは、先に去っていったアダム・ララーナと同じ、2014年のこと。リヴァプールは守備の脆さを度々指摘されていました。
悲願のタイトル獲得のためには、失点を減らさなければならない。
大いなる期待を背負い、やってきたロヴレン。
最初は良かったんですよ。最初は。
プレシーズンマッチと開幕戦くらいまでかな。これは本物のCBが来たぞと。めちゃくちゃ頼もしく見えましたね。
でも。
ポンコツがバレるのに、さほど時間はかかりませんでした。
あれよあれよという間に大崩壊。
気づけば、リヴァプール伝統のザル守備の第一人者みたいな存在に。
やっぱりリヴァプールは、ノーガードの殴り合いを続けていくしかないんだと、妙に納得させられたものです。
ネタ系DFはリヴァプールの名物。そういった意味では、ロヴレンは特に際立った存在で、色々な話題を提供してくれましたね。
海で遊んでるなーと思ったら、怪我のお土産つきで帰ってきたり。
ハゲたり。
クロアチア代表合宿地のプールで、全裸仁王立ちからの飛び込みを披露するDejan Lovrenの解放された尻 pic.twitter.com/H2sM5adP4j
— 海外フットボーラー雄尻画像bot (@footy_bum_bot) July 6, 2018
ケツを公開したり。
Gutljaj @redbull vrijedan 70.000 švicarskih franaka ???????? >> https://t.co/DjAFKDlm6o@HNS_CFF @FIFAWorldCup #Lovren pic.twitter.com/MmzyQgh9Zr
— Nogomet+ (@NogometPlusNet) July 6, 2018
大人の事情的にダメなヤツ飲んで罰金食らったり。
弟にマジ蹴りかましたり。
自分のだっせえブランドの服、チームメイトに押し付けたり。
ろくでもねえな。
World Cup finalist Dejan Lovren: “I think people should recognise that I am one of the best defenders in the world and not just talk nonsense." #LFC https://t.co/985YAOvG9J
— James Pearce (@JamesPearceLFC) July 12, 2018
そして、世界最高だってイキってみたり。
なんなんすかね、ホント。でも、なんか憎めない。
多分、この6年の間、賞賛よりも批判を受けることの方が多かったと思います。
でも、憎めない。
時々、気迫の籠った素晴らしい働きをするんですよね。
Thanks for the memories Lovren, especially this one.❤️ pic.twitter.com/GckFj8RRA0
— Kloppholic (@Kloppholic) July 27, 2020
語り草のELドルトムント戦。
負けはしたけど、CL決勝のレアル・マドリード戦でも、闘志むき出しでバチバチやってくれました。
絵になる男でもあります。
印象的なシーンが多すぎて、ちょっとのポカはしょうがねえなあって気にさせらちゃうんですよ。
(ちょっとならだからな!ヒドい時はホントに目も当てられないからな!)
ちょいちょいKOPの溜飲を下げるようなことしてくれんのもポイント高い。
Love for Lovren❤️ pic.twitter.com/qkzA5UGifw
— ????Henderson won a POTY????Kwame (@LiverpoolTaIk) October 13, 2018
みんな大っ嫌い、ス〇ーリングとラ〇スね。
でも、実はなかなかの人格者でもあるんですよね。
幼い頃、経験した内戦のことや難民問題について言及していたりします。
あと、結構面倒見の良い性格。コミュ力高いし、語学にも堪能なので、ピッチ外でも、重要な選手だったのかもしれません。
モハメド・サラーとの仲も、ロヴレンが来たばかりのサラーに気を使ってやったのが始まりなのかも?
そんなサラーが、ロヴレンへ惜別のメッセージ。
???????? @MoSalah's special farewell message to @Dejan06Lovren… pic.twitter.com/aqc4pNmO9L
— Liverpool FC (Premier League Champions ????) (@LFC) July 27, 2020
これ、サラーが個人的に発信したものじゃなくて、公式ですからね。
しんみりさせるなぁ…ロヴレンでこんな気持ちになるなんてなぁ…
似合わないぞ、世界最高よ…
その辺、サラーはちゃんと分かってるみたいで、きっちりオチをつけてくれました。
These two though ???????? pic.twitter.com/dIODq0CmPW
— Watch LFC (@Watch_LFC) July 27, 2020
やたらメッセ送ってくんなや。俺、休暇中なんだけど。
そうこなくっちゃ!コレよ、コレ!
ではでは、残念なロヴレンでお別れといきますか。
ブログいつも楽しく拝読させて頂いてます。ロブレンは本当に大好きな選手で、彼の退団について気持ちを整理するためにもコメントをさせていただきます。
個人的には、ロブレンの退団によってクロップリバプールのファーストサイクルが閉じられたように感じます。ロブレンは、良くも悪くもクロップのサッカーを体現するような熱い存在でした。なので、悲願のプレミア制覇を共に経験できたことは喜ばしく思いながら、まさにその実現を可能にした守備の安定において、ロブレンを必要としなくてもよくなったということがめちゃくちゃ寂しいです。(ネタ枠であることは否めないにしろ笑)その人柄も含めて、ロブレンは本当に尊敬すべき選手であり、誰がなんと言おうと、CLやプレミアの制覇において必要不可欠な選手でした。想像してたよりずっと堪えるなあ…
熱く激しく。まさにヘビーメタルでしたね。
ロヴレン、ララーナ、クラインの退団により、クロップが来る前からいた選手はヘンドと、就任当初長期離脱中だったゴメスだけに。時代が変わろうととしています。
今季の圧倒的な成績は安定したパフォーマンスあってこそのものだけど、ああいうジェットコースターみたいな選手もいてほしいものです。