リヴァプールは契約満了に伴い、ダニエル・スタリッジの退団を発表しました。この夏でクラブを去ることは規定路線とされていたため、驚きはありません。
しかし、正式に発表されてみると寂しいものですね。ありがとう、天才肌のストライカー。
スタリッジがリヴァプールにやってきたのは、2013年の冬。シーズン途中からの加入であったにも関わらず、目覚ましい活躍を見せてくれました。
そして、満を持して迎えた13-14シーズン。ルイス・スアレスとのコンビ、SASが猛威を振るい、躍進の原動力となりました。あと少しで手が届いた優勝・・・
スアレスが移籍し、より一層、得点源としての期待が高まりましたが、その後は怪我の連続でしたね。ローンに出されたこともありました。
今シーズンはコンディション良好と言われていました。開幕戦出てきて早々のゴール。チャンピオンズリーグ初戦、PSG相手に貴重な先制ゴール。そして、チェルシー戦。試合終了間際の貴重な貴重な同点ゴール。
鮮烈な印象を残してくれましたね。
“Daniel has earned the right to be considered a modern-day Liverpool great, I would think. He came to the club while we were trying to rebuild and re-establish ourselves." – Jürgen Klopp @DanielSturridge, a finisher supreme for the Reds… pic.twitter.com/H0a61cYYHO
— Liverpool FC (@LFC) 2019年6月4日
出場時間が少ないとはいえ、年間を通して怪我をしなかった事も、もっと注目していい結果なんじゃないかと思ってます。
しかし、今の攻撃陣の中でポジションを確保するのは難しかったか。戦術との相性を考えれば、新天地を求めるのが、本人にとっても最良の道でしょう。
13-14シーズンの立役者が去るとなると否が応でも、一つの時代の終焉を感じさせますね。あの頃より間違いなく強くなった。しかし、寂しさは抑えられません。
スパーズが狙ってるなんて噂があったみたいですが、やはりプレミアのどこかのクラブに移るのでしょうか。
プレーの強度を考えれば、国外に活路を見出すという選択肢もありかも知れませんね。インテルなんて噂もあったし、CLでアンフィールドに帰還なんて事もあるかもしれません。
いずれにしても、対戦する機会があればお手柔らかに。1点をリードをする試合終盤とかに登場とか想像したら、背筋が凍る思いがします。
SAS時代のスピードは失われてしまいましたが、テクニックは未だ超一流。身体への負荷をうまく調整出来れば、意外と息の長い選手になるかもしれません。
今後のキャリアに幸多からん事を。
締めにラストスタリッジダンスを。
The end of an incredible chapter at #LFC.
All the best @DanielSturridge 👊🔴 pic.twitter.com/szmbVEzLh6
— Anfield HQ (@AnfieldHQ) 2019年6月4日
怪我すんなよ!