あ、あれ?おかしい・・・
深夜に行われたプレミアリーグ第34節、ボーンマスとの一戦は3-0でリヴァプールの勝利!
直前にチャンピオンズリーグでマンチェスター・シティを降し、準決勝進出。こういう試合の後は大抵負けるのが、僕らのリヴァプールですが、なんか3-0とか完勝しちゃいました。
ヒルズボロの悲劇
現地時間で、この試合の翌日、4月15日はヒルズボロの悲劇が起きた日。
試合前には黙祷と拍手が捧げられました。
この試合、絶対に負けられませんね!
Anfield remembered the 96 on the eve of the 29th Hillsborough anniversary. pic.twitter.com/uoYDrY9gyl
— Liverpool FC (@LFC) 2018年4月14日
スタンドにはイアン・ラッシュ、ガリー・マカリスターといった、今もクラブと関係の深いレジェンド達の姿も。
ちょっと不安な前半
連戦による疲れ、控えの層の薄さ、ビッグマッチ後のお約束。
様々な不安要素を抱えるリヴァプールですが、チームは上手く噛み合っているようです。序盤が攻撃に冴えが見られます。
ジョーダン・ヘンダーソンの速いクロスをサディオ・マネが体をクイっとひねってヘッド。
ゴールキーパーに弾かれますが、着地後、すぐに詰めて自分で押し込んだ!
1-0。
マネの身体能力。ヘンドのクロスも良かったですね。
この日、ヘンドは全体的にパスの精度がおかしかった。
後ろから飛びつくロベルト・フィルミーノ。
お、おい。
首、グキってなってないか?怪我さすなよ・・・
反撃を試みるボーンマス。
元リヴァプールのジョーダン・アイブがドリブルで持ち上がります。
素早い対応で囲い込むリヴァプール。しかしアイブはボールを失わず、ミドルシュート。
枠を外れましたが、ヒヤリとした場面でした。
結構成長してる?
買戻しオプション行使ありか?
主導権はリヴァプール。
ヘンドだけでなく、トレント・アレクサンダー=アーノルド、アレックス・オックスレイド=チェンバレンらも素晴らしいパスを供給します。
しかし、どうも追加点が奪えず。
ボーンマスの逆襲に遭い、ネットを揺らされますが、オフサイドの判定。
良かった・・・でも、まあまあ崩されてないか?怖い。
相変わらずのスピードを見せ付けるモハメド・サラーがどうも空回り気味。
無理も無いかもしれせん。なんせボールに触れなくてもゴール出来ちゃう人が、得点王争いのライバルですから。
結局、追加点を奪えず、1-0で前半終了。
打てども打てども入らず、アイブの恩返し弾で同点っていう、嫌なシナリオが頭をよぎった前半でした。
圧倒した後半
引き続きリヴァプールペース。マネが随所でいいプレーを見せていますね。
相手に流れが来る前に1点取っておきたい。
ビルヒル・ファン・ダイクの強烈なミドルが火を吹きます。
枠の外だったけど、惜しかった。こんなにも持ってたんかい。
サラーも遠目の位置からシュートを放ちますが、これはGKがキャッチ。しかし前半より落ち着きが見られます。
ノッて来たかサラー。自慢の快足を飛ばして抜け出すとペナルティエリアに入るか入らないかという位置で、押されて転倒。ノ-ファールの判定に苦笑いを浮かべますが、表情に切迫したものは見られません。
ボチボチ来るか?
アーノルドのクロスはかなり遠い位置からでしたが、完璧。
サラーの頭にドンピシャ。ちょっと浮かせたボールにGK対処できず、ゴールへ。
2-0。
そうそう、その落ち着きよ。
完全優位のリヴァプール。
しかし2点差ではまだ分からん。
ボーンマスの反撃。ゴール前でワチャワチャ。最近こういうの減りましたが、まだ時々焦っちゃうみたいですね。
いいシュート打たれましたが、ロリス・カリウスが素晴らしい反応!
スゲー!
と思ったけど、リプレイみたら意外と正面でした。うん、まあナイスセーブ。
ボーンマスの反撃はここまで。あとは完璧に抑えました。
そういえばアイブどこ行った?
結構早めに交替されてました。
そしてトドメ。
チェンバレンがドリブルから、フィルミーノへパス。
ペナルティエリア内で切り返すと、相手の股を抜くグランダーのシュート。
GK反応するも届きませんでした。
3-0。
前線の3人。そろい踏みでゴールを決めました。
勝負あり。
Bobby teaching Mane a goal celebration haha pic.twitter.com/nAMMkHo8jJ
— MoLFC (@MoLFC_) 2018年4月14日
お役御免でベンチに退き、イチャつく二人。ホント仲いいな。
3-0で試合終了。
多少のピンチはありましたが、地力の差を見せ付けた完勝ですね。
不安要素だらけでしたが、こういう試合運びが出来るようになったんですね。
チームに確かな成長が見られます。
そしてアーノルドは少し前とは別人のよう。
Trent Alexander-Arnold's game by numbers vs. Bournemouth:
103 touches
100% take-ons completed
69 passes
10 crosses
7 long balls
4 interceptions
4 chances created
3 tackles won
1 assistPhenomenal display (again). 🔴 pic.twitter.com/ATCp44qTmi
— Squawka Football (@Squawka) 2018年4月14日
途中交替したデヤン・ロヴレンの怪我の具合が心配ではありますが、ひとまずは油断無く勝利できた事を喜びましょう。