すいません、勝たせていただきました。
深夜に行われたプレミアリーグ第27節、トッテナム・ホットスパーサウサンプトンとの一戦は2-0でリヴァプールの勝利。
多くの主力選手を引き抜いてきたセインツ様に対して、何の遠慮もなく完勝してしまいました。
怨念の対象
元セインツ組のうち、サディオ・マネ、ビルヒル・ファン・ダイク、ついでにセインツのユース出身のアレックス・オックスレイド=チェンバレンがスタメンに名を連ねてきました。
アダム・ララーナ、デヤン・ロヴレンもベンチ入り。
面白くないのはセインツ様のファンの方々。ですよね。。。
子供にまで、こんな皮肉で迎え撃たれます。
サウサンプトンでプレーするために生まれ、そしてリヴァプールに売られる。
いや~、ボク、ちっちゃいのに世の中の事よく分かってるね~。そうなんだよ、そういう仕組みなんだよ・・・って、おい!背後の大人!
本当にすいませんでした。
結構危ない前半
割と守備が緩めなセインツ様。点が入るのは時間の問題かと思った矢先のモハメド・サラー。
もはや誰にも止められない。今日もぶっこ抜きかと思いきや、走りこんできたロベルト・フィルミーノにパス。
フィルミーノのシュートはコース完璧。ゴールキーパーは反応できませんでした。
1-0。
お、新しいパフォーマンスか?
幸先良く先制し、こりゃあ、何の遠慮も無く虐殺かと思いきや、リヴァプールも守備が緩く、結構押し込まれてます。
しかし最後のところでファン・ダイク。
ボールを持つたびにブーイングを浴びてますが、なんのその。
最終ラインをきっちりと引き締めてます。
前節に続き、ロリス・カリウスの仕事ぶりも光ります。
いよいよ本格覚醒か?
何本もシュートを浴びながらも、なんとか食い止め1点リードを保つリヴァプール。
あ、あれ?これいつもと逆じゃない?ポロッと先制されて、あとはは打てども打てども入らないって、いつものやられパターン。
どうしたどうした。守る戦いを憶えたか?まあ、勝てるならいいけど、もうちょい攻めたっていいんだよ?
マネのミドルなどがありつつも追加点は奪えず、1-0のまま前半終了かと思われましたが、40分過ぎ、ジョエル・マティプのパスを受けたサラーがフィルミーノへ、フィルミーノがヒールで再びサラー。
サラーがゴール前で前を向き、勝負あり。
2-0。
2-0で前半終了。
淡々と後半
前半に比べると守備が落ち着いたか、試合のペースがスローダウンした後半。チャンピオンズリーグの試合も控えているし、省エネ作戦も悪くないですね。
そんな中でも元気なのがマネ。抜群の身体能力を活かしたジャンピングボレーは、完全にミートしていましたが、相手がなんとかブロック。
この試合ではドリブルも冴えていたし、一番いい時期のマネに近いパフォーマンスだったのではないでしょうか。
完全復活の日は近い!?
2-0のまま試合が推移し、終盤。フィルミーノに変えてララーナ。
調整及び古巣への挨拶でしょうか。セインツ様的にはお呼びでないでしょうが・・・
まだまだ本調子には遠いんだろうなと思っていましたが、結構いいんじゃないでしょうか。CL再開に向けて朗報です。
危なげない試合運びで、何事もなく試合を終えられるかと思いましが、時計の針が90分を回ろうかという頃、サラーに変えてロヴレン。
出場可能な元セインツ組は全員出場を果たしました。嫌がらせか?ロヴレンも移籍の時、結構ゴタゴタしたし、セインツ様的には見たくないっての。
そして守備固めやめとけとあれほど・・・
むしろセインツ様的には嬉しい交替か?やらかしの期待値がアップしました。
残り約5分。
スパイスが投入されました。安心したまま試合を終えるなんてリヴァプールの哲学に反する。最後にエンターテイメントを仕込んで一盛り上がり。それがリヴァプール流。
さあ、どうするロヴレン!?
しかし良くも悪くもロヴレンは大して目立つ事無く、そのまま試合終了。
2-0。
守備の粗さも目立ちましたが、結果だけで見れば完勝。
リヴァプールが散々主力引き抜いたせいで降格の危機に瀕するセインツ様のホームから、無慈悲に勝ち点3を持ち帰りました。
今、我々がすべき事は粛々と勝ち点3を積み重ねる事。本当にすいません。そして降格だけはしないでください。
そしてミニョレさんは今日もいいヤツでした。
Good away win! #LFC #YNWA pic.twitter.com/ogMd1CFh8d
— Simon Mignolet (@SMignolet) 2018年2月11日