おい審判!トッテナム戦

2018-02-05

いやいやいや、どーゆーことよ!?
早朝に行われたプレミアリーグ第26節、トッテナム・ホットスパーとの一戦は2-2のドロー。
ドロー。え?勝った・・・はずだよな?うん、勝ったんだよ。普通に考えたら。・・・審判コノヤロー!

鎬を削る前半

攻撃的スタイルの両チーム、やはり序盤からアグレッシブな展開になりましたね。これは大量点の予感。

早速来た!モハメド・サラー。
自慢の快足を飛ばして抜け出すと、ゴールキーパーの位置をキッチリ見定め、正確なシュート。

1-0。

得点王争いを繰り広げるハリー・ケインの前で見事なゴールを沈めます。
早い時間帯に貴重な先制点を手にしました。

それにしても、いいスルーパスだったな。
誰だ?ダイア―?そんなヤツいたっけ?
ああ、ユニフォーム白いな。ミスか。ごっつぁんです。

もちろん1点では安心出来ません。スパーズも果敢に攻め込んできます。
しかしビルヒル・ファン・ダイク。
早くも本領発揮か、スパーズの攻撃をことごとく跳ね返します。
前回の対戦では酷評されたデヤン・ロヴレンもこの日は安定していました。
中盤ではジョーダン・ヘンダーソンが、前線に正確なパスを供給しつつ、守備でもしっかり貢献。
皆、集中しています。

サイドではアンドリュー・ロバートソンが、この日も無尽蔵のスタミナで激しく上下動。しかし、得意なはずのクロスがこの日は、ファーッなヤツ多め。
逆サイドではトレント・アレクサンダー=アーノルドも積極的に攻撃参加。
こっちはクロスが素晴らしい。ただちょっと守備がお粗末。

あれか、攻守のバランスってヤツか。ロボとアーノルド。いい組み合わせかもしれませんね。
モレノとアーノルドを同時に使うと大変な事になるんですね。FAカップで学んだ事。
よしクラインが帰って来たら、モレノの尻拭いをしてもらおう。

1-0のまま終わるなんて事は到底考えれません。
次の1点すごく大事。

ここのところ鳴りを潜めていたサディオ・マネの強行突破。惜しい!
ゴールにはなりませんでしたが、復活の兆しが見えてきたか?

ファン・ダイク加入以降、かなり可能性を感じるようになったセットプレー。
ホント確実に枠内に飛ばすな。

効果的な攻撃は何度も見られましたが、追加点は奪えず。
予想に反し、1-0で前半終了。

大荒れ後半

終始、リヴァプールペースだった前半。
後半に入るとスパーズが盛り返して来たか、押し込まれる展開が続きます。
しかしDF陣、集中を切らさず。

そしてGKロリス・カリウス。
セーブに飛び出しに大活躍。
どうした、ついに覚醒か!?
そんで今まで気づかなかったけど、お前メチャクチャかっこいいな!

比較的早めの時間帯にヘンド、マネを下げ、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、アレックス・オックスレイド=チェンバレンを投入。
ジニは中盤の安定、チェンバレンは疲れてきたスパーズを掻きまわすのがミッションでしょうか。
しかし展開はあまり変わらず。スパーズの攻撃を、ギリギリで食い止めるシーンが目立ちます。

それでも何とか踏ん張り、意外や意外。1-0のまま終盤へ。
ユルゲン・クロップ監督は最後の交代カードを切り、試合を締めに掛かります。
送り出されたのはDFのジョエル・マティプ。

いや~それはちょっと・・・
マティプがどうこうじゃなくて守備固めが成功した例を見たことが無い。

程なくして、ほーらね。
すんごいミドル突き刺されました。

1-1。

まあ、これはしゃーないか。
覚醒気味のカリウスでも無理だった。
引き続き防戦一方。カリウス頑張れ。
と、ここで事件が発生。

ケインが抜け出し絶体絶命。しかしカリウスの飛び出し!
よくやった!え、PK?ダイブじゃなくて?

試合が中断。何?そもそもオフサイド?
主審が線審の所に行って何やら相談。
覆るの?覆るの?

緊張。頼む。

覆らないか~。そうだよな、VARがあるわけでもないし。
あの相談は何だったのか・・・

PK。
再び緊張。カリウス頼む。

止めたー!!!

よっしゃー!
神ニョレ!・・・じゃなかった神ウス!

さあ、残り時間はあと僅かだけど、これは勢いづくぞー!
カリウスの頑張りに応えてくれ!

おうよ!とばかりに自慢のスピードですぐさま応えたのはサラー。
終盤は足が止まっているようにも見えましたが、ここぞ!
ペナルティエリア内で3人を抜き去る神技ゴール!
この時間帯、気迫の一撃!

得点王争いでケインに並び、二重に価値のある1点。
アンフィールドは最高潮。クロップも最高潮。

さあ、あと数分。守りきれ。最高の勝利まであと少し。

しかし・・・

またしても事件。
エリア内でボールをクリアしようと、足を上げたファン・ダイク。そこへ相手選手が突っ込んできます。気付いたファン・ダイクは足を引っ込め回避するも、僅かに接触。ファールになるようなプレーじゃない。
しかし相手選手は腿の付け根辺りを押さえ倒れこみます。そこは接触していなかったように見えますが・・・見え透いたダイブ。
主審は取り合いませんが、線審がファールと判断。主審、線審の元へ。またしても試合中断。騒然となる会場。

判定はPK。ふざけるな!
カリウス頼む・・・さすが無理か・・・

ケインが再び得点王争いでトップに立つ一撃を突き刺します。
そしてそのまま試合終了。

2-2。

なんとも後味の悪い幕切れですね。これもサッカーの一部・・・なんて受け入れるのはちょっと難しい。
クロップ、ファン・ダイクといった当事者達も判定に対して疑問を投げかけています。
PKが決まった瞬間、線審がガッツポーズをしたという動画も出回り、物議を醸しています。
当然、KOP達も納得出来ません。Twitterは大荒れ。殺伐とした空気が流れます。

そんな中、本日のミニョレさん。

僕達はこの結果に相応しくないよ!みんなの頑張りは3ポイントに相応しいものなんだ!

ほらあ、寛大で公正な神もお怒りだぞ!おかしいだろ!
カリウス、ファン・ダイク、君たちは本当によく戦った。
勝利に相応しかった。

納得出来ない!
しかしね、何を言っても結果は覆らない。切り替えて前を向くしかありませんね。さあ、次節だ!次節。

ノースロンドンダービー。
アーセナルさん、スパーズの連中を成敗しといてもらえません?

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