リヴァプールを去った選手達

8月が過ぎ、プレミア以外の移籍市場の窓も閉じました。放出に関する動きも、これで終了。
昨日のローン移籍の選手に続き、今回はリヴァプールを退団し、新たなるチャレンジに挑む選手を紹介したいと思います。

エムレ・ジャン

契約満了により退団　ユヴェントスに加入

リヴァプール側は、ギリギリまで契約延長の交渉を行ったようですが、本人の気持ちを変える事が出来ず。
かねてから噂されていた通り、セリエAのユヴェントスに加入しました。
さすがはイタリア王者、ポジションを掴むのは容易ではない様で、いまの所、後半からの途中出場のみ。

風貌がそっくりなサミ・ケディラとの結局変わんねーじゃーねーか！っていう冗談みたいな選手交代も実現しています。

ポジション争いが熾烈なのは、元より覚悟の上でしょう。ここからですね。

ユヴェントス加入を機にTwitterを始めましたが、結構ウザいです。

このアイコン・・・トルコの肉の人じゃん！

この人も出てきた当初はセクシーだなんだ言われてたけど、いつの間にかネタキャラ化してたからなあ。
Twitterを始めた直後にクリスティアーノ・ロナウド加入という大事件が勃発。
ジャンもまあまあ男前だけど、もっと男前が来た事によって霞むという、残念な事態となりました。

ジョン・フラナガン

スカウサーでアカデミー出身という事で、大いに期待されましたが、大怪我を負って以降は低調なパフォーマンスが続き、構想外に。
昨シーズン、公式戦の出場はカップ戦の1試合のみ。後半はローンに出され、KOP達の前に姿を見せる事が無いまま、寂しいお別れとなりました。
厳しいけれど、これもプロの世界。新天地についても心配していましたが、スティーブン・ジェラード率いるレンジャーズから声が掛かって本当に良かった。

何度か紹介していますが、レンジャーズではコンスタントに出場しています。
EL本戦出場が掛かったプレーオフで退場というやらかしもありましたが。。。

プレミア仕込みのハードタックルをかましまくってるんですかね。少し抑えた方がいい気もするけど、あのアグレッシブなプレーは、向こうでも愛されるのではないでしょうか。

昨年は私生活でも色々ありました。心を入れ替え、新たなスタートとして頑張ってもらいたいですね。

ダニー・ウォード

レスター・シティへ完全移籍

ウェールズ代表にも選ばれる実力者ではありますが、リヴァプールでの出番は殆ど無し。若手のイメージがありましたが、気付けば25歳になっていました。
早い段階での移籍確定は意外ではありましたが、本人のためには、これで良かったのかもしれません。

チェルシーへの移籍が噂されていた、レスターの守護神カスパー・シュマイケルの代役かと思わましたが、シュマイケルが結局残留した事で、新たなキャリアも控えGKとしてスタートする事になりました。

シュマイケルは31歳。若くはありませんが、GKとしてはまだまだやれる年齢。強力なライバルとなります。まずはカップ戦等でアピールですね。

ラグナル・クラヴァン

カリアリへ完全移籍

他の3人とはまた違った寂しさがありますね。
面白オジサン。愉快な仲間達。妙に愛された存在でした。

センターバックとしては5番手の位置づけ。序列は低いけれど、怪我がちな選手が多く、いなくなると結構不安。
しかし選手としては、試合に出てナンボですからね。
あちらではスタメンで出てます。そっちの方が幸せかもしれませんね。

他の3人とは違うところが、もう一つ。ちょっと再会の機会が無さそうです。
ユヴェントスはCLで当たる可能性が十分にあります。
レンジャーズも案外、CLで見られる機会が遠からず訪れるかもしれません。ジェラードのコネクションでプレシーズンマッチで対戦する事もあるかもしれません。
レスターはプレミア。

しかしカリアリは・・・CLは現実的では無いし・・・プレシーズンマッチ・・・あるかなあ。

例え2度と会う事が無くても、KOPの心には長く残り続ける事でしょう。やらかすなよ！

今年はゴタゴタは無く、反面、移籍に失敗した選手もいて、放出面では静かな夏となりました。
しかし寂しいのは変わりがありませんね。
旅立った4人の幸運を祈りましょう。