朝起きたらサラー決まってますように。
多くの日本のファンが、そう願い眠りに就き、何度失望の朝を迎えた事か。
こじれにこじれ、合意に合意を重ね、だいぶ長引きましたが、ついに決まりました。
モハメド・サラー獲得!
「起きたらサラー」、成る!
今度こそ本当の合意!・・・のはず。嘘じゃない嘘じゃないよね?
公式です。公式だから大丈夫!
この数週間・・・いろいろあったので、ちょっとBELIEVERじゃなくなってました。
しかしこれは真実。「サラーと合意」はガチでした。
ようこそサラー!
混沌としたメディア
なんでBELIEVERじゃなくなってたかって、そりゃそうですよ。
毎日のように合意してんのに来ないんだもん。
ここまで決まらないと、あーこりゃ来ないヤツだなと諦めの気持ちも出てきます。
金額面でローマとの折り合いがつかず、交渉が難航していたようです。
その間、信頼できる情報が乏しく、情報の又聞き又聞きを繰り返した結果、毎日のように合意報道が出るといった事態を招いた模様。
リヴァプールの番記者ともいうべき人たちが、ファン・ダイクの件で印象操作を糾弾され、動きにくかったとの推測がなされています。
確かに他の移籍の噂いくつか出ていますが、決定的なものありません。
逆に活発だったのがSNS。
リヴァプールのユニフォームを持ったファンと、サラーが一緒に写ってる写真が拡散されるなど、大いに盛り上がりました。
ファン・ダイクがリヴァプールのジャージ着た子と一緒に写ってる写真も拡散されてたし、これ実は番記者が使えなくなったクラブが、新たに考え出した情報戦なのではと思ったりもしました。
日本では連日の合意報道に関して、大喜利合戦のような様相すら呈していました。
個人的にはこの「サラーと合意」ネタ、結構楽しんでいたので、正式に獲得が決まった今、一抹の寂しさも感じています。
しかしまだ6月。次のネタを楽しみにしています。
背番号は11番
朝起きてTwitterを開き、真っ先に目に飛び込んで来たのが、赤いユニフォームを着た後ろ姿。
「M.SALAH」「11」。
「やったー!」の前に「ん?11?」と思いました。
11番といえばロベルト・フィルミーノが着けている番号です。
フィルミーノは新シーズン、9番をつける事になりました!
9番といえばサッカーにおける花形の番号の一つ。エースストライカーが着ける番号ですね。
リヴァプールではイアン・ラッシュ、ロビー・ファウラー、フェルナンド・トーレスといったレジェンドが着けた伝統の番号。
しかしここのところ9番を付けた選手が思うような活躍が出来ずにいます。フィルミーノが新たな伝説を刻んでほしいですね。
どういった経緯で、この背番号変更が為されたか不明ですが、フィルミーノが志願したしたら、かっこよすぎですね。
生粋の点取り屋ではないフィルミーノですが、新シーズンはもっとゴールを決めるという決意の表れか。
新しい選手が来ても、重要な役割を担う事は間違いないでしょう。その上、20ゴールくらい期待しちゃいますか!?
9番が埋まったということで、噂があったオーバメヤン、ラカゼットなどの大物ストライカーの獲得は無いという見方も出来るかもしれません。
今後の移籍市場への影響
サラーの移籍金はメディアによって多少のバラつきがありますが、クラブレコードの£35m前後。
高い買い物となりました。
しかし今夏の補強予算は一説によると£200m。補強必須ポジションとされるCB、LB、CMFにそれぞれ大金をぶっこんでも、まだ何とかなりそうです。
こちらは水面下で交渉が進んでいると、信じましょう。
サラーのポジション、ウインガーには、まず絶対的な存在としてサディオ・マネがいます。
サラー&マネのプレミア最速両翼コンビ爆誕か!?という期待が渦巻いていますね。
まずマネに関してはサラーの加入の影響は無く、新シーズンも主軸と見て間違いないでしょう。
他、ウインガーには若手のハリー・ウィルソン、シェイ・オジョ、ライアン・ケント、ラザル・マルコヴィッチがいますが、この内マルコヴィッチは放出が濃厚。
楽しみにしていた選手ですが、完全にクロップの構想からは外れているようです。
残る3人でバックアッパー、カップ戦要員の座を争い、1人か2人がローンという形でしょうか?
サラー、マネの同時起用を前提としているのであれば、3人ともリヴァプールでプレーという可能性も考えられますが、ウインガー2枚獲りの噂も。
出来れば全員リヴァプールでとの思いもありますが、試合に出てなんぼですからね。
勝ち残るのは誰か?
プレシーズン、彼らのポジション争いにも注目したいと思います。
最後にサラーのプレー動画を。
モハメド・サラー。期待しています!