【感想】ほんとアイツらはもう…マンチェスター・ユナイテッド戦

ちょっと嫌な予感はしてましよー。やっぱりこうなったかー。
21日、アウェイ、オールド・トラフォードで行われた19-20シーズン・プレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッドとの一戦は1-1でドロー。
ユナイテッドの奴、やっぱりリヴァプール戦に限って本気出して来やがったー！！！

前半

14位。ユナイテッドはボロボロのグダグダのハズなんですが…

あれれ。なんか凄いノリノリじゃん。開始10分くらい、押されっぱなし。

ユナイテッドの攻勢を凌ぎ、ボールが回り始めるリヴァプール。ロベルト・フィミーノが抜け出し、いい形になり掛けるも珍しく高々と打ち上げ大宇宙。

キレキレのジョルジニオ・ワイナルドゥム。中央付近でボールを受けると、ドリブルで二人くらいかわしてミドルシュート。威力は十分。しかし、GK正面。

サディオ・マネが右サイドを突っ走り、フィルミーノへラストパス。
タイミングは完璧。しかし、シュートはGKが難なくキャッチ。
これはユナイテッドがノリノリなだけじゃなくて、リヴァプールがお疲れ気味ってのもあるかもしれません。どうも、チグハグ。

アンドリュー・ロバートソンの高速パスを、ディボック・オリギが受けようとしたところを奪われ、ピンチに。

あの…オリギ倒れてるんですが…

笛は鳴らず、そこからゴールに直結。

0-1。

えっと、ファールでは？

主審はマーティン・アトキンソン。いわゆるアホキンソンなヤツです。

おいおいおい！おかしいじゃねえかコラァ！って、まあそうなりますわ。
ここで登場したのがVAR。
よーし、テクノロジーの力でアホキンソンの目を覚まさせてくれ！

ゆっくりじっくり検証…

おう。そうだ。慎重にやってくれたまえよ。

判決は！？

ゴール！0-1！

何故！？

なんとVAR係はジョナサン・モス。
そりゃないぜ！テクノロジーを駆使したとしても、その行き着く先がモスじゃ意味無いじゃん！
アホキンソン→VAR→モスってテクノロジーを、アホとアホでサンドしてどーすんの！？

残念ながら、これがプレミアリーグのようです。

思いがけず、先制点を許してしまったリヴァプール。その後は攻めあぐねる展開が続きます。
前半終了間際。トレント・アレクサンダー＝アーノルドの、自陣深くからのボールに反応したマネ。相手にまとわりつかれるも、ボールを失わず。強靭なフィジカルを駆使して引き剥がし、あとはGK一人。
冷静に蹴りこみました。

1-1。

と思ったら…ハンド？

またしても、テクノロジーの皮をかぶった疫病神モス登場。
ノーゴール！おい、いい加減しろ！

いや、あれはハンドか。
まあ、ハンドだわ。モスも時には正しい。

0-1で前半終了。

後半

システム変更が功を奏したか、リヴァプールが攻め込む時間が続きます。しかし、ユナイテッドも譲らず、両者のボルテージは上がる一方。

なんと、ファビーニョのヒップアタックが炸裂！
き、気をつけてアホキンソンだから。退場させられちゃうよ！

アッレクス・オックスレイド＝チェンバレン、アダム・ララーナ、ナビ・ケイタと攻撃に力を発揮するタレントを次々に投入し、勝点3を奪いにいくリヴァプール。

チェンバレンの強烈ミドル！
惜しい。僅かに枠の外。本調子まであと少しか。

ピッチのいたる所に顔を出し、見事なテクニックを披露するララーナ。あの頃のララーナが帰ってきた！

ケイタはまだ少し迷いがあるように見えるけど、ボールを持った時のリズムと間合いは唯一無二。

彼らの奮闘が実を結んだのは85分。
ファビーニョからのボールを受けたケイタ。
小刻みなドリブルで切り込むのかと思いきや、意表を突き、ノールックで左サイドのロボへ。
得意のクロス。
フィルミーノがスルーすると。その先。抜け出してきたのはララーナ。
完全にフリーでぶち込みました。

1-1。

渾身の膝ズザ。完全復活か。頼もしい男が帰ってきたようです。

値千金…いや、優勝を目指すリヴァプール。引き分けで満足してはいけない。
次の一点を。

ララーナがさらに躍動。惜しいクロスがありました。チェンバレンのミドルも本当にあとちょっと。
最後まで攻め立て続けましたが、決勝点は生まれず。

1-1で試合終了。

劇的な展開で追いつきはしてものの、本来なら勝つべき試合でした。腐ってもユナイテッドか。オールド・トラフォードは一筋縄でいきませんね。
判定について納得いかない部分もありますが、本来の力を発揮していれば完勝していたハズ。
リヴァプールも、決していい出来ではありませんでした。収穫もあった試合なので、サッと切り替えて次いきましょう。また週の半ばにはCLだってよ！

Written by Miya

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