19-20ローン移籍の選手達

2019-09-07

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いつの間にか、強大な戦力を保持するに至ったリヴァプール。ちょっと前ならバリバリのスタメンだったような選手でも、なかなか出番が巡って来ない程に選手層が厚くなりました。そして今年もまた、出場機会を求め多くの若手が武者修行の旅に出ます。ローン組で、トップチームの経験がある選手をまとめて紹介します。

ロリス・カリウス

トルコ:ベシクタシュ

昨夏、完全移籍前提の2シーズンローンでトルコへ。そのまま行けば、今シーズン終了後にリヴァプールを去る事になりますが…
ベシクタシュでは給料の未払い問題などもあり、リヴァプールへの帰還を求めているという報道も。どうも上手くいっていない様子ですね。
ここまで、2試合で1失点と調子自体は悪く無さそうではあるのですが。

ヨーロッパリーグもある事だし、プレーに集中し、自信を取り戻せるといいですね。

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Mondays aren’t that bad ????????‍♂️????????

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新境地か?かっこつけてばっかだったSNSでひょうきんな事やってます。

カミル・グラバラ

イングランド2部:ハダースフィールド

昨シーズンはプレミアにいたクラブのレンタル。20歳のGKとしては、願ってもないローン先なのではないでしょうか。6試合を終えて下から2番目の23位と振るわないけれど、グラバラは正守護神として頑張ってます。失点11。決して良くは無いけど、得点5の方が重症・・・まあ、ばかすかシュート浴びて、いい経験になるんじゃないですかね。

こう見えて195cmとかなりの長身。選手としても大きく成長して帰ってきてください。

ナサニエル・フィリップス

ドイツ2部:VfBシュトゥットガルト

プレシーズンにちょくちょく見かける若手CB。ドイツ2部とは意外なローン先ですが、クロップコネクションでしょうか。
チームは5試合を終え、2位。フィリップスもしっかり出場機会を得ているようです。
リヴァプールと比べるとかなりレベルは落ちるだろうけど、試合に出て勝つという経験大事!
22歳。勝負のシーズンになるかもしれません。

いかにもCB!って感じで貫禄あります。

オビエ・エジャリア

イングランド2部:レディング

昨シーズンはジェラード率いるレンジャーズにローンに出され、それなりに活躍していたものの、何故か途中で帰還。何かあったみたいです。あまり良くない事が。どうもこれで歯車が狂ってしまったか。

冬にレディングへのローンが決まった事から、プレー出来ないわけではないのでしょう。しかし、リヴァプールでのキャリアには大きな影を落としてしまったか。
この夏、プレシーズンには参加せず完全移籍前提で、改めてレディングへのローンが決定。もう、戻ってくる事はないのでしょう。戻ってくるとしたら、レディングで何かあった時。そうはなって欲しくありませんね。

4試合で2ゴールと大活躍中。このままレディングで順調なキャリアを歩んで貰いたいですね。

マルコ・グルイッチ

ドイツ:ヘルタ・ベルリン

プレシーズンに参加せずに昨シーズンと同じクラブに。こりゃあ、もう戻って来ねえなあと思っていましたが、クロップの未来のプランには含まれているという報道が結構出回っています。
何するか分からない意外性と顔芸。面白い選手なので、是非ともリヴァプールで大成してもらいたい。

チームはここまで1分2敗。スタートダッシュには失敗していますが、その1分がバイエルン。謎の強さを発揮しています。そして、その試合でゴールを決めるグルイッチ。やっぱ面白いわ。

ベン・ウッドバーン

イングランド3部:オックスフォード・ユナイテッドFC

17歳でリヴァプール最年少ゴールを記録した神童ですが、少々伸び悩み気味か。19歳。まだまだではありますが、同年代のアーノルドの活躍を思うと寂しいですね。

レディングでは10番を背負い、ゴールも決めています。

デビュー当時は華奢だった体格も逞しくなってきたように感じます。なんとか、一皮剥けて来シーズンはトップチームに食い込んでもらいたいですね。

アラン

ブラジル:フルミネンセ

彼がリヴァプールでプレーする日は来るのでしょうか。クロップはその才能を高く評価しているようですが、イギリスでの労働許可が下りず、2015年からローンで欧州各地を転々としてきました。
今シーズンは母国ブラジルのフルミネンセにローン。労働許可取得には、代表での実績が重要です。まずは代表選出。それを見越した帰国かもしれませんが、そのまま帰って来ないという可能性も十分にありますね…

クロップが評価する才能、ぜひリヴァプールで見てみたい。

シェイ・オジョ

スコットランド:レンジャーズ

彼もプレシーズンに参加する事無くローンが決定しました。どういう立ち位置なのか。
ローン先がレンジャーズってのが特殊ではありますね。ジェラードの、リヴァプール関係者おねだり作戦。リヴァプール側にもジェラードの下なら、という信頼があったのかもしれません。

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リーグ戦は3試合に出場して1ゴール。ヨーロッパリーグはプレーオフを大量点で勝ち上がってきているので、そんなに参考になりませんが、7試合で3ゴールと活躍しています。
スピードに加え、パワーも抜群の重戦車。サラーやマネには無い魅力を持っています。リヴァプールでの活躍が見たいですね。

ハリー・ウィルソン

イングランド:ボーンマス

ローン組の中で現状、最も期待が大きいのが彼か。昨シーズンは2部のダービーで大活躍。今シーズンはプレミアの中堅ボーンマスと着実にステップアップしてます。
先日はマンチェスター・シティ相手に見事なFKを決め、ボーンマスの月間MVPにも選ばれています。

恐らくシュートの技術はリヴァプールの選手の中でもトップクラス。後はどこまでリヴァプールのスタイルにフィット出来るかが問題か。プレミアの激しさに揉まれて成長してください。

タイウォ・アウォニイ

ドイツ:マインツ

アランと同じく労働許可の壁にぶつかり、2015年からローン暮らし。マインツは完全にクロップコネクションですね。
ブンデスリーガのクラブからお声が掛かるという事は、それなりの実力があるのでしょう。手放さず、ローンでキープし続けるという事は首脳陣も評価しているハズ。マインツで活躍すれば、代表にも呼ばれるでしょう。まずはそこですね。

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