【感想】開幕へ視界良好トリノ戦

2018-08-09

良い形での締めくくりとなりました。
昨日にホーム、アンフィールドで行われたプレシーズンマッチ最後となる第9戦、トリノとの試合は3-1でリヴァプールの勝利!
快勝で開幕に向けて弾みをつける事ができました。

意外とガチ!前半

開幕直前という事で主力を温存してくるかと思いましたが、ほぼほぼベストメンバー。
ジョー・ゴメスは欠場しましたが、どうやら大事は無さそうです。

そしてキャプテンはアルベルト・モレノ!

立ち上がりはパスがずれるシーンも散見され、少々固い印象でしたが、エンジンが掛かり始めると、やはり猛威を振るう前線3人。

モハメド・サラーがボールを奪いサディオ・マネへ。
相手選手に押されるも倒れず、シュートまで持ち込みます。
ゴールとはなりませんでしたが、PK獲得。

キッカーはファビーニョ。
噂のPK職人登場です。
プレシーズン開始当初に比べ、攻撃に絡む機会が増え、徐々にフィットしてきている印象です。
これを決めれば更に勢いが付くことでしょう。

しかし、そう上手くいかないのがリヴァプール。

失敗。

だよねー。そう来ると思ったよ。こういうクラブなんだわ。

また、ゆかいな仲間が増えてしまった・・・

改めてリヴァプールにようこそ!

アンフィールドのKOP達に、挨拶代わりの一撃をお見舞いしました。

まあプレシーズンですから、今の内に失敗しといて良かったというべきかもしれません。
その前のボールを奪ったサラーと、倒れずにシュートまでいったマネが素晴らしかった。

チームの状態は良さそうですね。
主力組の中に一人混じったアカデミーのナサニエル・フィリップスも時折り、いいボールを供給していました。
モレノも結構いいんじゃないでしょうか。
まさかキャプテンとしての責任感・・・?

そういうキャラだっけ!?

合流して間もないトレント・アレクサンダー=アーノルドが前線に素晴らしいフィード。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムが巧みなボールコントロールでサラーへ。

サラーからロベルト・フィルミーノ。
相手二人に寄せられますが、その間を縫うかのようなシュート。

1-0。

俺たちのリヴァプール。今シーズンも魅せてくれそうです。

さあさあ、もっとらしいところ見せてくれよ!

アーノルドの地を這うかのような強烈なミドル。
相手ゴールキーパーの好守に阻まれますが、素晴らしかった。
風格すら感じるようになってきましたね。

さらに。
アリソンからフィリップス。
サラーに正確なボールが届き、一旦、後ろにいたフィルミーノへ。
追い越してきたジニにスルーパス。
ジニが仕留めました。

2-0。

GKから一度も途切れない完璧な流れでした。
この試合でのジニは攻撃に効きまくりでしたね。
役割の変化もあったのかもしれませんが、一皮剥けたかのようなパフォーマンスでした。

リヴァプールらしが止まりません。
左サイドから絶妙なクロスを上げられ、ドンピシャヘッド。

2-1。

これはさすがのアリソンもノーチャンス。
というか、これはクロスを上げさせたモレノ。
これがモレノ!

分かってる!失点に絡むならその分、得点にも絡むんだ!
俺たちのキャプテン!

左サイドのモレノから中央にいたマネへ。
マネからサラー。またしても追い越してきたジニへスルーパス。
ジニのシュートはGKが辛うじて防ぐも、走りこんできたアーノルドが強烈なシュート。
ブロックされてしまいますが、素晴らしい攻撃でした。

華麗な連携はモレノから!?

うん。

2-1で前半終了。

サブも豪華な後半

後半頭に大幅入れ替え。
ダニエル・スタリッジ、ジェルダン・シャキリ、アダム・ララーナらがベンチに控えているというのは凄い陣容です。
移籍が取り沙汰されているダニー・イングスの姿も。
これでお別れなのか。しかし、他の移籍濃厚とされている選手には出番が無かった事を考えると、これは残留のサインとも読み取れるかもしれません。

前半のようなスピード感は無いものの、スタリッジ、ララーナのエレガントなタッチは見ていて実に面白いですね。
スタリッジのシュートはGKがナイスセーブ。
惜しい!GK当たってますね。

対照的に、泥臭くゴールを狙うイングスのド根性もいい!

あ、あとファビーニョCBやってない?
うん。そういうクラブなんだわ。またお願いされるかもね。

途中から、本当に合流したばかりのジョーダン・ヘンダーソンも登場。
ホントのキャプテンが帰ってきました。

で、ファビーニョが下がると、今度はマルコ・グルイッチがCB?
プレシーズンで妙に活躍するグルイッチ。
今年は大人しめだけど、成長も感じさせます。
体格に恵まれているし、安定感をもたらしてくれるかもしれませんね。

まあ、正直「CBグルイッチとか何考えてんだ!」とも思いましたが、危険なファール癖なくせば意外といいかもしれません。

続いてロリス・カリウスも登場。
CL決勝後、初のアンフィールド。

立ち上がり温かい拍手で迎えるKOP達。心無しかカリウスの目が潤んでいたような。

ヘンドからの長いボールが前線のシャチリへ。周囲に味方はいませんでしたが、単独で二人を翻弄。
その間に次々と味方が追いついてきます。

一旦、ナサニエル・クラインに預け、再びボールを受けるとスタリッジへのクロス。

3-1。

終盤にはまたしてもアカデミーから新キャラが。
ジョージ・ジョンストン。19歳のDFです。
ほんの数分でしたが、いい経験になった事でしょう。

3-1で試合終了。

どの得点も素晴らしく、他のも見どころ満載。気分よく開幕を迎えられますね。

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