
良い形での締めくくりとなりました。
昨日にホーム、アンフィールドで行われたプレシーズンマッチ最後となる第9戦、トリノとの試合は3-1でリヴァプールの勝利!
快勝で開幕に向けて弾みをつける事ができました。

意外とガチ!前半
📋 Here's how we line-up in our last #LFCPreSeason game… pic.twitter.com/N3eTD0gOuQ
— Liverpool FC (@LFC) 2018年8月7日
開幕直前という事で主力を温存してくるかと思いましたが、ほぼほぼベストメンバー。
ジョー・ゴメスは欠場しましたが、どうやら大事は無さそうです。
そしてキャプテンはアルベルト・モレノ!
立ち上がりはパスがずれるシーンも散見され、少々固い印象でしたが、エンジンが掛かり始めると、やはり猛威を振るう前線3人。
モハメド・サラーがボールを奪いサディオ・マネへ。
相手選手に押されるも倒れず、シュートまで持ち込みます。
ゴールとはなりませんでしたが、PK獲得。
キッカーはファビーニョ。
噂のPK職人登場です。
プレシーズン開始当初に比べ、攻撃に絡む機会が増え、徐々にフィットしてきている印象です。
これを決めれば更に勢いが付くことでしょう。
しかし、そう上手くいかないのがリヴァプール。
失敗。
だよねー。そう来ると思ったよ。こういうクラブなんだわ。
また、ゆかいな仲間が増えてしまった・・・
改めてリヴァプールにようこそ!
アンフィールドのKOP達に、挨拶代わりの一撃をお見舞いしました。
まあプレシーズンですから、今の内に失敗しといて良かったというべきかもしれません。
その前のボールを奪ったサラーと、倒れずにシュートまでいったマネが素晴らしかった。
チームの状態は良さそうですね。
主力組の中に一人混じったアカデミーのナサニエル・フィリップスも時折り、いいボールを供給していました。
モレノも結構いいんじゃないでしょうか。
まさかキャプテンとしての責任感・・・?

そういうキャラだっけ!?
合流して間もないトレント・アレクサンダー=アーノルドが前線に素晴らしいフィード。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムが巧みなボールコントロールでサラーへ。
サラーからロベルト・フィルミーノ。
相手二人に寄せられますが、その間を縫うかのようなシュート。
1-0。

俺たちのリヴァプール。今シーズンも魅せてくれそうです。
さあさあ、もっとらしいところ見せてくれよ!
アーノルドの地を這うかのような強烈なミドル。
相手ゴールキーパーの好守に阻まれますが、素晴らしかった。
風格すら感じるようになってきましたね。

さらに。
アリソンからフィリップス。
サラーに正確なボールが届き、一旦、後ろにいたフィルミーノへ。
追い越してきたジニにスルーパス。
ジニが仕留めました。

2-0。
GKから一度も途切れない完璧な流れでした。
この試合でのジニは攻撃に効きまくりでしたね。
役割の変化もあったのかもしれませんが、一皮剥けたかのようなパフォーマンスでした。
リヴァプールらしが止まりません。
左サイドから絶妙なクロスを上げられ、ドンピシャヘッド。
2-1。
これはさすがのアリソンもノーチャンス。
というか、これはクロスを上げさせたモレノ。
これがモレノ!
分かってる!失点に絡むならその分、得点にも絡むんだ!
俺たちのキャプテン!
左サイドのモレノから中央にいたマネへ。
マネからサラー。またしても追い越してきたジニへスルーパス。
ジニのシュートはGKが辛うじて防ぐも、走りこんできたアーノルドが強烈なシュート。
ブロックされてしまいますが、素晴らしい攻撃でした。
華麗な連携はモレノから!?
うん。
2-1で前半終了。
サブも豪華な後半
後半頭に大幅入れ替え。
ダニエル・スタリッジ、ジェルダン・シャキリ、アダム・ララーナらがベンチに控えているというのは凄い陣容です。
移籍が取り沙汰されているダニー・イングスの姿も。
これでお別れなのか。しかし、他の移籍濃厚とされている選手には出番が無かった事を考えると、これは残留のサインとも読み取れるかもしれません。
前半のようなスピード感は無いものの、スタリッジ、ララーナのエレガントなタッチは見ていて実に面白いですね。
スタリッジのシュートはGKがナイスセーブ。
惜しい!GK当たってますね。
対照的に、泥臭くゴールを狙うイングスのド根性もいい!
あ、あとファビーニョCBやってない?
うん。そういうクラブなんだわ。またお願いされるかもね。
途中から、本当に合流したばかりのジョーダン・ヘンダーソンも登場。
ホントのキャプテンが帰ってきました。
で、ファビーニョが下がると、今度はマルコ・グルイッチがCB?
プレシーズンで妙に活躍するグルイッチ。
今年は大人しめだけど、成長も感じさせます。
体格に恵まれているし、安定感をもたらしてくれるかもしれませんね。
まあ、正直「CBグルイッチとか何考えてんだ!」とも思いましたが、危険なファール癖なくせば意外といいかもしれません。
続いてロリス・カリウスも登場。
CL決勝後、初のアンフィールド。
Great reception from the Anfield crowd for Karius tonight 💪 pic.twitter.com/JpAHFySWiI
— View of the Kop (@ViewOfTheKop_) 2018年8月7日
Thank you Anfield for this reception! ❤️👏🏻 #YNWA #LK1 @LFC pic.twitter.com/Ex5jIiQNZs
— Loris Karius (@LorisKarius) 2018年8月8日

立ち上がり温かい拍手で迎えるKOP達。心無しかカリウスの目が潤んでいたような。
ヘンドからの長いボールが前線のシャチリへ。周囲に味方はいませんでしたが、単独で二人を翻弄。
その間に次々と味方が追いついてきます。
一旦、ナサニエル・クラインに預け、再びボールを受けるとスタリッジへのクロス。

3-1。
終盤にはまたしてもアカデミーから新キャラが。
ジョージ・ジョンストン。19歳のDFです。
ほんの数分でしたが、いい経験になった事でしょう。
3-1で試合終了。
どの得点も素晴らしく、他のも見どころ満載。気分よく開幕を迎えられますね。