はい、いきなりやってくれました!
今朝、メットライフ・スタジアムで行われたプレシーズンマッチの第6戦、マンチェスター・シティとの試合は2-1でリヴァプールの勝利!
スコア以上にワクワクする内容だったのではないでしょうか。
会場となったメットライフ・スタジアムはニューヨークの程近くという事で著名人も観戦に訪れていたようです。
C’mon The Reds! Just spotted #WrestleMania sign at @LFC v @ManCity at @MLStadium. ?? #LFC pic.twitter.com/rvqyJxEWQl
— Sheamus (@WWESheamus) 2018年7月26日
マンチェスターでの興行で、リヴァプールのユニフォームを着てリングに上がった事もある、アメリカのプロレス団体、WWEのレスラー、シェイマス。
Bond meets the boys. ? pic.twitter.com/PL7qh6LOpy
— Liverpool FC (@LFC) 2018年7月26日
007のジェームズ・ボンド役でお馴染みダニエル・クレイグ。
Here we go, Reds! Matchday at the @MLStadium. ??
Watch @ManCity vs #LFC live on @LFCTV GO: https://t.co/BxfzKkm3b4 pic.twitter.com/oVJsGPY8Jm
— Liverpool FC (@LFC) 2018年7月25日
満員とはいきませんでしたが、多くのKOPの姿も見られました。
そして試合前には中立地なのに何故かYou’ll Never Walk Alone。
五分五分の前半
メットライフ・スタジアムはアメフトのチームの本拠地として使用される予定だそうで、サッカーの環境は整っていないのでしょうか。
芝がそこかしこで剥がれていてボコボコ。
これは怪我人が出ないか心配ですね。
おいおい、メットライフ!保険会社だろ!?なんかあったら責任とってくれんのか!?
先日合流したマルコ・グルイッチ、モハメド・サラー、サディオ・マネはベンチスタート。
体調崩していたジョルジニオ・ワイナルドゥムがスタメンで、プレシーズン初登場です。
フィジカル面の問題は無さそうですね。
激しいタックルが見られました。
センターバックで起用されたジョー・ゴメスもうまくやっているようです。心無しか体の当て方がクレバーになったような。
序盤はややシティペースか。押し込まれ気味です。
しかし、ゴメスにナサニエル・クライン、ビルヒル・ファン・ダイク、アンドリュー・ロバートソン。
ディフェンス陣がしっかりした人ばかりなので、大きなピンチにはなりません。
一度、突破を許し、シュートまで持っていかれるものの、ロリス・カリウスが弾いて事なきを得ます。
ビッグセーブという程でもないけれど、カリウスはこういうプレーを続ける事が大事ですね。
プレシーズン開始当初から、ガンガン行きまくるジェームズ・ミルナー。
今からそんなに飛ばして大丈夫なのかと心配になりますが、まあミルナーだから大丈夫なのでしょう。
ファビーニョはまだ本領発揮とはいかないようですが、あの長い手足、懐の深さはチームに新しい何かをもたらしてくれそうです。
ここまで好調のダニエル・スタリッジですが、やはりこのレベルの相手となると簡単にはいかないか、なかなかボールが届きません。
アダム・ララーナも体のキレはいいので、しっかりと連携を成熟させていきたいですね。
それにしてもカーティス・ジョーンズは素晴らしい。多くの主力を欠くとはいえ、シティ相手にここまでやれるとは。
いいシュートも何本かありました。
クラインからのクロスを頭で合わせてシュートは、本当に惜しかった。
クラインは怪我前より攻撃への意識が向上しているように見えます。そしてフィジカルがガチムチになったような。
スタリッジが相手と軽く接触。
するとしゃがみこみ、手を上げて何かアピール。
あ。
調子いいと思ってたけど、やっぱりそれか~。
そんぐらいで怪我するかい。
ユルゲン・クロップ監督の口もあんぐり。
あの表情は観戦していた全KOPの感情を代弁していました。
お前、マジかよ!?
一旦ピッチの外に出ると、なにやらテープのようなものを受け取ります。
何、靴?
大丈夫だったみたいです。戻ってきました。
さすがにスタリッジでも、あの程度では怪我しないみたいです。
しかし、このピッチ。怪我は本当に怖い。
ところどころ、穴のように剥げ上がったピッチ。
下校中の小学生だったら「ここ踏んだら死亡ねー」って絶対、即席ルールで遊びだすと思います。
しかしスタリッジならリアルに死亡しかねない。本当に怖い。
もう危険ゾーンは全部、ミルナーがやって欲しい。
幸い怪我人を出すこと無く、前半終了。
0-0。
スタッツもほぼ五分でした。
やっぱちがうね後半
後半頭からサディオ・マネ登場。
やはり別格。キレキレです。
一緒に入ったドミニク・ソランケもやりやすそう。これまでとは一味違った動きを見せます。
しかし、ピンチが。
ドリブル突破を許し、ゴールに迫られます。
絶体絶命。ところが、こちらも後半頭から登場のゴールキーパー、クィービーン・ケレハーがビッグセーブ。顔立ちはまだまだ子供ですが、只者ではなさそうです。
反撃に移るリヴァプール。
コーナーキックからソランケがゴール!
しかしオフサイドの判定。
このソランケの入りそうで入らない感、懐かしい。昨シーズンはここからが長かった。今シーズンはサクッと頼むよ。
あーあ、みたいな感じになってたら、あっという間でした、自陣でゆっくりボールを回していたシティですが、真ん中あたりで一気に加速。
速攻で決められました。
0-1。
1点を追いかけるリヴァプール。
モハメド・サラーが登場します。
するといきなり。
こちらも途中出場のラファエル・カマーチョが右サイドで相手を翻弄。
ピンポイントのクロスをサラーが頭で合わせました。
1-1。
今シーズンもよろしくお願いいたします!
オフッぽかったけど。
カマーチョもお見事。こうも速い選手が大勢いると相手としては本当に嫌でしょうね。
左サイドで途中出場のアルベルト・モレノも効いてました。
攻撃において脅威になっていたのではないでしょうか。
まあマネのついでに脅威になってる感が無きにしもあらずですが。。。
しかしサラーやマネの後ろから、もう一枚速いのが来るというのはワクワクしますね。
なお守備・・・
そういえば、サラー、マネと同じく、この試合が初登場のグルイッチも良かったですね。
以前のような殺人タックルではなく、効率よくボールを奪えていました。
元々、体格に恵まれた選手。体の使い方がうまくなれば化けるかも知れませんね。
ドリブルの時の独特のリズムは大器の片鱗を感じさせます。
そしてミドルシュート。
クロスバーの遥か上を越えていきました。
いや、ここのところ選手にユニフォームをねだるファンが続出しています。
グルイッチはユニフォームではなく、ボールをプレゼントしたのかもしれません。
やはり底が知れない。
追加点は生まれずもサラー、マネが躍動し実に面白い試合展開。この二人がいると違いますね。
同点だとしても大満足の内容と思っていましたが、試合終了間際。
ソランケがエリア内で倒されPK獲得。
マネがキッチリ決めました。
2-1。
新10番の初得点です。
それより何故か髪型が気になるらしいです。
そのまま2-1で試合終了。
爆速コンビはやはり凄かった。
ここにフィルミーノも合流し、ケイタや昨シーズンを棒に振ったララーナ、さらにはスタリッジも絡んでくるとどうなるのか。
今後に期待が膨らむ内容でした。
あと怪我人が出なくて本当に良かった。