ちょっと消化不良ですね。
昨日、アウェイ、ギッグ・レーンで行われたプレシーズンマッチの第3戦、バリーとの試合は0-0のドロー。
格下相手に苦戦を強いられた形ではなりますが、プレシーズン序盤。課題が見えた事でよしとしますか。
攻めあぐねた前半
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— Liverpool FC (@LFC) 2018年7月14日
心もとなかったセンターバックに、ビルヒル・ファン・ダイク、ジョエル・マティプの二人が帰ってきました。
ゴールキーパーはロリス・カリウス。
なんとしてもクリーンシートで試合を終えたいですね。
4部に所属するバリー。やはりリヴァプールが押し込む展開げ続きます。
守備のタスクが少なく、暇だったせいもあってか、敵陣深く攻めあがるファン・ダイク、前線への長いボールでチャンスを演出するマティプと攻撃に存在感を発揮していました。
コーナーキックもこの二人がいると迫力が増しますね。
右サイドのナサニエル・クラインも怪我前より攻撃への積極性が増している印象。
もちろん左サイドのアルベルト・モレノもガンガンいきます。
しかし守備では・・・
不用意なバックパスからあわや失点というシーンがありました。
おいい、モレノ!攻撃は知ってる。守備だよ守備!そーいうトコだんかんな!
カリウスはデリケートな時期なんだから・・・まさかカリウスに敢えて試練を与えようとしているのか?
うん。お前いいヤツ。知ってる。いいヤツだから頑張れ。
中盤ではカーティス・ジョーンズが17歳と思えぬテクニックで、多くのチャンスに絡んでいました。
去就が不透明な選手が多く、プレシーズンでなんとかアピールしたい攻撃陣。
ディボック・オリギ。積極性は感じられるものの、どうもゴールへの嗅覚が鈍っている印象です。なにか復調の切っ掛けを掴めればいいのですが。
KOPからのディボック・オリギチャントがありました。覚醒一歩手前まで行った頃の活躍を皆、まだ忘れていません。
なんとか再ブレイクを果たして欲しいですね。
ダニエル・スタリッジはさすがと思わせる動きが、随所に見られますが、前線でのゴールに直結するような動きは少ない印象。
周りを活かすプレーに磨きをかけつつ、得点感覚も取り戻してくれれば、かなり強力なオプションになりそうですが、どうなるか。
シェイ・オジョは前2戦に続き光っていますが、このレベルの相手であれば、もう少しぶっちぎって欲しいですね。
決まったと思ったら、GK以外の選手が体を張ってブロックという場面が何度もありました。
いつもより一列多いバスストップ!
こういうのが何より苦手なリヴァプール。これはいい練習台かと思われましたが・・・
崩しきる事が出来ず、0-0で前半終了。
やっぱり攻めあぐねた後半
選手の入れ替えがありましたが、GKは引き続きカリウス。
スタンドから冷やかされたり、辛い状況かとは思いますが、ゴール裏のKOPに笑顔で手を振るというシーンもありました。
ナビ・ケイタ、アダム・ララーナが別格の動きを見せ、前半よりゴールの気配が強まります。
右ウイングのラファエル・カマーチョもプレシーズン、かなり存在感を見せていますね。
体の線の細さが気になりますが、まだ17歳。
フィジカルをプレミア仕様に作っていけるかが課題になってくるかもしれませんね。
カマーチョからベン・ウッドバーンという10代ホットラインでの惜しいシュートもありました。
ウッドバーンも深い位置で気の利いたプレーを見せていたのではないでしょうか。
裏を取られ絶対絶命というシーンがありましたが、アンドリュー・ロバートソンが必死の戻りでブロック。さすが。
しかし全体の守備では修正すべき点も多そうです。セットプレーでネットを揺らされ・・・はい、いつもヤツ!
と思ったらオフサイドでした。しかし完全にやられましたね。
途中、カリウスに変えて、19歳、カミル・グラバラ投入。
カリウス、これといった働きはありませんでしたが、無失点を続けて行く事が大事ですね。
チャンスは作れど、決めきれず。ドミニク・ソランケも空周り気味です。
0-0で試合終了。
守備の連携、引かれた相手に対する決定力。課題が多く見えましたね。
特にアタッカー陣は看板スリートップ不在の今こそ奮起して欲しいところ。
次の試合もすぐそこ。少しづつでも改善していたもらいたいですね。