【感想】息詰まるマンチェスター・シティ戦

2018-10-08

いやー疲れましたね。
深夜、ホーム、アンフィールドで行われた18-19プレミアリーグ第8節、マンチェスター・シティとの一戦は0-0のドロー。
シュートは少なかったけれど緊迫した展開、絶対絶命のピンチもあり、神経が磨り減る思いでした。

にらみ合いの前半

序盤はリヴァプールペース。
前線からの守備が機能し、シティを押し込みます。
一本目のシュートはモハメド・サラー。
枠外だったけど、笑ってます。感触は良さそう。

コーナーキックのチャンスにデヤン・ロヴレン。
競り勝つも、ボールは力なく落下。
しかし俺たちの世界最高が帰ってきました。
これは期待通りのアグレッシブな展開となるか?

やられ続けるワケにもいかないシティ。
徐々に押し返していきます。
さすがに強力な選手が揃っていますね。

が、

7番。

テメーは違う!

まったくちょこまかちょこまかと・・・KOPのブーイングがこだまします。(これを楽しみにしてたのは内緒だ!)

生意気にもクロス入れよって、そこからエリア内でちょっとピンチ。
ロヴレン!倒した?PK?
いや、そんな事は無い。
絶対やってない!潔白だ!
ロヴレンに限ってそんな事があるハズがない!

ふう・・・
ロヴレンが双方にスリルをもたらす!

で、7番。何抗議してんだ!?
KOPの方がテメーに言いたい事は山ほどあるわ!

激しい攻防戦。中盤をいかに制するかが鍵となるか。
と、ここでアクシデント。
良い方の7番。ジェームズ・ミルナーがピッチに座り込み、プレー続行不可。
よりよってミルナーか・・・歩いていたので重傷では無いかとは思いますが、この大一番に鉄人の離脱は激痛です。
ピッチを去る時、涙ぐんでいるようにも見えました。
百戦錬磨のベテランでタイトルの味も知ってるミルナーが、こんなに気持ち入ってんだ、若い衆、気合入れろよ。

交替でナビ・ケイタがピッチへ。

ミルナーが抜けて強度の低下が心配されましたが、リヴァプールの守備、本当に改善しました。
ファン・ダイクはもちろん、ジョーダン・ヘンダーソンも光っていますね。
この試合は久々に右サイドバックを担当したジョー・ゴメスも集中しています。
強い。そして速い。速いけどヘナチョコの7番を封じ込めています。

早くもスローインコーチ登用の効果が出ているのか、ロングスローもガンガン飛ばしてます。

一方、左サイド、一番疲れが溜まっているであろう、アンドリュー・ロバートソンがやられ気味なのが気になるところ。

疲れといえば、ジョルジニオ・ワイナルドゥムもかなり溜まっているかと思いますが、完全にいい時のジニでした。
調子のバロメーターともいうべきターンが炸裂しまくり。クルクル回ってましたね。
しかし安定。ボールを失いません。

両チームともに集中していましたが、決め手を欠き0-0で前半終了。

そのまま後半

慎重な立ち上がり。前半同様、激しいせめぎ合いには至りませんが、シティの攻撃怖い。

またしてもPK疑惑。
CKからの競り合いでビルヒル・ファン・ダイクの手がボールに当たりましたが、その前にファールがあったという判定。
うん。ファン・ダイクがそんなんやるワケないじゃん。ロヴレンならともかく。

ケイタは試合に入りきれていないようです。ドリブルで中央突破を試みるも簡単に阻まれます。
しかしなんとか残して、ロベルト・フィルミーノへ。
ヘンドに繋ぎ、駆け上がってきたゴメスから最後はサラー。
相手の間を縫うシュートを放つも威力が無くGKが楽々キャッチ。

ロボからいいボールがサラーに渡るも、シュートは大きく枠を外します。うーん、あとはシュートさえ決まれば。左サイドではサディオ・マネもよく走ってました。

停滞する攻撃、解決策はやはりこの男か。
ダニエル・スタリッジ。
攻撃は相変わらず精彩を欠きますが、アタッカー陣もよく守備をしますね。
全速力で相手を追うマネ。
スタリッジまで戻ってます。
そしてピンチをしっかり防ぐアリソン。

それから、もう一人。
忘れてはいけません。世界最高ロヴレン。
魂のディフェンスでチームを何度も救っていました。

後半、攻撃参加が増えてきたゴメス。クロスも最初は変なとこに飛ばしてたけど、試合中に調整したか、スタリッジの頭にピンポイント。しかし威力足りなかった~。

終盤、大ピンチ。
エリア内で相手選手を倒してしまい、三度目の正直のPKショック。
ロヴレンはこれがあるから・・・と思ったらファン・ダイクでした。まあしゃーない。(しゃーなくない!ダイクならしゃーないの風潮、ちょっとあるけど、しゃーなくない!)
アリソンなら大丈夫だと思うよ!うん!

キッカーは何度かシュート外してるリヤド・マフレズ。
なになに?誰が蹴るかで揉めたって?
ふむ。香ばしいな。

はい。お疲れっしたー!

なんとも正直な両監督。
命拾いをしたリヴァプール。さあ、勢いづくか!?
最終兵器投入。ゴメスのロングスロー。メッチャ笑ってる。何かが起きそうな気がする。
待ち構えるファン・ダイク&ロヴレン。
さあ、修行の成果を見せてくれ!
行くぜプレミアのロマン!ストークがいないなら、俺たちがストークになる!
あー、惜しい!

最終兵器の完成にはもう少し時間がかかるようです。
シティがうまく時間を使い0-0で試合終了。

勝たねばならぬ試合でした。
しかし長いシーズン、こういう事もあります。勝点1。良くはないけど、最悪でもない。まだまだここからですね。

とりあえず、ありがとな。

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【感想】息詰まるマンチェスター・シティ戦」への4件のフィードバック

  1. Tam

    すばらしい実況!
    雰囲気がよく伝わって、迫力ありますよ。

    返信
    1. Miya 投稿作成者

      ありがとうございます!戦術的な事には疎いので完全に勢いだけですが笑

      返信
  2. Ryo

    すみません、冒頭の文章ですが、、、勝ち点を表していますか?
    「マンチェスター・シティとの一戦は1-1のドロー。」

    返信
    1. Miya 投稿作成者

      あ。ご指摘ありがとうございます!修正しました。

      返信

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