【展望】運命のナポリ戦

投稿者: | 2018-12-11

今シーズン最初のクライマックスです。
日本時間、明日、12日(水)の午前5時、18-19シーズン、チャンピオンズリーグ、グループステージ、ナポリとの一戦がホーム、アンフィールドにてキックオフとなります。
グループステージ最終戦。突破を賭けた大一番。アンフィールドが燃える!

突破の条件おさらい

色々と込み入っていますが、現在グループC3位のリヴァプール。とにかく勝たねばなりません。
自力通過には1-0か、失点を許した場合は2点差以上での勝利が必要。
グループC、もう一つの試合、PSG対レッドスターでPSGが引き分け以下の場合は、点差に関係なく勝てば突破が決まるようですが、それはこの際、気にしますまい。

この条件、イスタンブールの奇跡を起こした04-05シーズン、あの伝説のオリンピアコス戦と同じ条件なのだそうです。

つくづく、こういう引きを持ったクラブなんですね。
舞台はアンフィールド。これは何かが起きる。起きないハズがない。

何故なら戦うのは、11人の選手だけではない。聖地には強力な援軍がいる。

そう、審判。ゴリゴリにリヴァプール寄りの判定で・・・じゃなくて!

世界一とも言われるファン達がいる。
選手達を熱く後押しする、真っ赤に染まったスタンド。
負ける気がしない!

ベストメンバー

過酷な日程の真っただ中ではありますが、この試合は当然、ベストメンバーで臨む事でしょう。

脚に裂傷を負っていたサディオ・マネは出場可能という事で、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノとの最強の3人、そろい踏みでしょうか。

後ろはもちろんアリソン。
出ずっぱりのビルヒル・ファン・ダイクも、少なくとも今週末のマンチェスター・ユナイテッド戦までは頑張ってもらうしかありませんね。相棒はデヤン・ロヴレンの状況がまだ不透明なので、ジョエル・マティプでしょうか。
両サイドはトレント・アレクサンダー=アーノルド、アンドリュー・ロバートソンと考えるのが妥当かと思いますが、ボーンマス戦のジェームズ・ミルナー右サイドバック起用は、この試合の布石なんて穿った見方もあるかも!?

難しいのは中盤ですね。
現時点で誰がベストメンバーなのか分からない。そしてフォーメーションがどうなるかも分からない!
取りあえず雑な予想。
この大事な一戦はやはりキャプテンにいて欲しいと言う事で、まずはジョーダン・ヘンダーソン。
続いて、今シーズン一貫して重要な役割を果たし続けているし、ホームに強く、ビッグマッチで大仕事をやってのけるイメージのある、ジョルジニオ・ワイナルドゥム。
最後の一人はナビ・ケイタ。
ナポリとの前回の対戦でも軽快な動きを見せていましたが、早い時間に負傷交代。
あの頃はまだそこまでフィットしていませんでしたが、名将アンチェロッティのチーム相手に有効である、という判断だったのではないでしょうか。
ここ数試合で各段に動きの質が良くなってきています。きっとやってくれる!

レジェンドの金言

性懲りもなく自らを追い込む形で、苦境に立たされたリヴァプール。そして迎えた最終戦。この状況、ある意味らしいですよね。
とあるレジェンドもこの状況を楽しむかのように、こんな事言ってました。

リヴァプールは自分で難しい状況作っちまった。でもこれで、新たな伝説のヨーロピアンナイトの舞台が整ったな。
by マイケル・オーウェン

お前が言うな!

なんとなく他人事っぽいのは気のせい!

オーウェンもアンフィールドの観客の熱さは、肌で感じていますからね。
そしてかつてリヴァプールに、数多の栄光をもたらした功労者。

炎上発言で自らを追い込んでいくスタイルも、Liverpool Wayに通ずるものがあります。

生き字引が言うんだから間違いない!
さあ、馬主と共に更なる伝説を!

この人、なんでか忘れたけど、前回のイスタンブールの時、いなかったから、夢見せてやって!

さあ、一丸となって行くぜ決勝トーナメント!

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