まあまあ真剣勝負でした。
日本時間、13日早朝、ダブリンのアビバスタジアムで行われたアイルランドレジェンドとのチャリティマッチは2-1でリヴァプールレジェンドの勝利!チャリティマッチにしては激しいプレーが多く、オッサン達、よたよたしながらも頑張ってました。
この日の主役
昨シーズンのチャンピオンズリーグ、ローマ戦の際、暴漢に襲われ重傷を負ったショーン・コックスをサポートするために開催された今回のチャリティマッチ。
会場にはつい先日、退院したばかりのご本人も訪れていました。
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— Liverpool FC (@LFC) 2019年4月12日
前半
ケニー・ダルグリッシュ、イアン・ラッシュが監督で、キャプテンがロビー・ファウラーとチャリティーマッチでお馴染みのメンバーが名を連ねる中、異彩を放っていたのはジャーメイン・ペナント。
かなりのレアキャラです。
リヴァプール在籍当時は犯罪者みたいな顔してましたが、表情が随分と穏やかになりました。
前半はアイルランドチームで出場したロビー・キーンも結構レアですね。
現役時代のストイックな生活から解放されてから、長い歳月を経たメンバー多数。体型ダルダルです。もちろん大して走れません。
にしては結構激しい展開。球際の競り合いに迫力があります。
これは意外。審判も油断してたのか誤審続出。おい、ちゃんとやれ。お前らどこの者だ。アイルランドか?プレミアの審判の汚名を着せるぞ。
ペナントがイキイキしてます。アイルランド側ではキーン。
リヴァプール的にはそうでもないレジェンド二人が躍動。
それに負けじと頑張るのが、正真正銘のレジェンドであるGOD。
テクニック、ゴールへの嗅覚、さび付いてませんね。
しかし、走力・・・
この体型。まあ、お察ししますわ。何度かプレス行けえ!って思ったけども。
ピンポイントのクロスを綺麗に頭で合わせられ0-1。
すぐさま反撃に移るリヴァプール。
ペナントがPKを獲得し、キッカーはジョン・オルドリッチ。
大丈夫?チャリティマッチの常連の中で一番心配な人。その体型よ。
蹴る直前にフェイントかけたの本気でグキっていったかと思った。
意外といいコースに蹴りました。
1-1。
しかし、こうして見るとぎこちないなあ。
乗っちゃダメ!グキってなるから。
これで更にヒートアップしたか、削られるペナント。なんとチャリティマッチで負傷退場。これは嵐が起きるか?いや、ペナント、おとなしく引き上げていきました。
1-1で前半終了。
後半
オッサン達には90分のプレーはキツいハズですが、意外とガス欠してません。後半からリヴァプールチームでプレーするキーンとGODのコンビはワクワクしますね。
そこに絡むパトリック・ベルガー。スルーパス、ミドルシュート。今のチームで見てみたいと、割と本気で思いました。
それから、あれ?ペナント復活してない?倒れた時は本気で痛がってましたが、ピンピンしてます。まさか演・・・いや、まさかチャリティマッチでねえ。大事無くて何より!(ちょっとやりそう。)
キーンのスルーパスに抜け出したのはイスタンブールの奇跡の英雄、ウラジミール・スミチェル。
ゴール隅に冷静に流し込みました。
2-1。
オルドリッチ、ジェイソン・マカティア、フィル・バブからアイルランドチームでプレーするチャリティマッチならではの緩い展開に。
GODは遂に限界か、ベンチへ。
ALLEZ ALLEZ ALLEZやサミ・ヒーピアのチャントが響き渡りお祭りムードになってきました。
試合終了間際には休憩してたGODが戻って来て美味しいとこ持ってきました。はい、大団円。
2-1で試合終了。
ペナントはブチ切れず、よく我慢しました。
コックスさんの事件は痛ましいものでしたが、こうして会場に訪れ観戦出来たというのは大きな前進でしね。今後もサポートは続くのでしょう。
You’ll Never Walk Alone.