全世界のサッカーファンに衝撃が走りました。
イタリア代表、ワールドカップ予選敗退。
低調な攻撃陣はプレーオフ2試合で1点も奪う事が出来ずに終戦。
そしてジャンルイジ・ブッフォンを始めとするベテラン選手達は、代表を引退する意志を固めているようです。
混迷のイタリア。復活にはかなり大きな変革が必要になってくる事でしょう。
そんな中、イタリア国内では、あの男への待望論も浮上してきているようです。
マリオ・バロテッリ。
常に才能を評価されながらも、本格的な覚醒の日は訪れぬまま月日だけが過ぎ・・・リヴァプールでもからっきしでしたね。
しかしそのポテンシャルには未だ期待も大きいようです。
イタリアの有名紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」がバロちゃんを新たなリーダーとして指名という記事が公開されていました。
バロちゃんがリーダーなんて、ちょっと想像がつきません。でも何かやってくれるかもしれないっていう、謎の期待感は未だにあるんでしょうね。
イタリア代表の次期監督候補に挙がっているカルロ・アンチェロッティはかつてのインタビューで「バロテッリには継続性が無い」と語っていました。うん、みんな言ってるヤツね。そしてやっぱり才能には期待もしているようで・・・
つまりは継続性さえ身につければ代表復帰もあり得る?
いや、だからさアンチェロッティさんよ・・・それが無理難題なんだって。
現在、フランスのニースでプレーするバロちゃん。昨シーズンはリーグ戦23試合に出場し15得点とまずまずの成績。今シーズンは今のところ8試合に出場して6得点と、昨シーズンを上回るペース。
あれ、継続してない?
温暖なニースの環境は居心地がよく、監督との関係は良好。のびのびとプレーする事で調子を取り戻したようです。
ファンにも愛されユニフォームは爆売れ。ニースのチャンピオンズリーグにおける得点者第1号となり、クラブの歴史にも名を刻みました。
つい先日、第2子も誕生。
ノリにノッてる状態です。
練習場でミニバイクで遊んだり、
味方の守備崩壊に激怒したりと相変わらずの部分もあるようですが、それがバロテッリがバロテッリたる所以なのでしょう。
天下の悪童も27歳。この先、数年が選手として最も充実した時期になる事でしょう。EURO2020、ワールドカップ2022。
この二つの大会にバロちゃんの舞台は用意されるのでしょうか。
走らない。守備しない。それは変わらないかもしれません。
でも素人の暴論だけど、イタリアって伝統的にガッチガチに守って攻撃は前線のすっごいヤツにお任せって戦い方をしてきたイメージです。
ロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロ、フランチェスコ・トッティ・・・イタリアの天才アタッカーの系譜、そこに是非マリオ・バロテッリの名も。
キッチリ守りながらバロちゃんを必死に盛り立てるアッズーリ。
他人事だから言うけど、それメッチャ見たい!
万が一また問題起こしても対岸の火事だしね。
離れたところからコッソリ応援しています。
がんばれスーペルマリオ!