選手紹介コーナー。今回は不動の右サイドバック、ナサ二エル・クラインです。
もはやいて当たり前になっている感があり、その有難みを忘れかけいますが、常に安定してチームに貢献し続けている、非常に重要な選手ですね。
補強の話は左サイドバックばかりが注目されていますが、実は右サイドも層が厚いとは言えず、クラインがいなっかたらと思うとゾッとします。
プレースタイル
運動量が豊富で足も速く、右サイドを広範囲にカバーしています。ファールが少ない堅実なプレーはDFとして頼もしい限りですね。
攻撃参加も多いけど、シュートの精度は低め。ここをもっと改善出来れば、ワールドクラスのサイドバックに成長出来るかもしれません。
左サイドでもプレー可能ですが、やはり右に比べるとプレーの質は落ちます。しかしこれも改善に意欲を見せていて非常に努力家。まだまだ成長していける選手かもしれませんね。
抜群の安定感
2015年の加入以降、大きな怪我が無く常に安定稼働。
2年間での出場試合数はキーパーをも凌ぎ、チーム1です。
特に15-16シーズンはカップ戦、ヨーロッパリーグと大車輪の活躍でした。クラインが怪我したらどうしようと気を揉んでいたものです。
不用意なプレーが少なく、常に集中力を切らさず高水準をキープしていますね。
ファールも少なめです。
急きょ左サイドバックを担当することになったミルナーも稼働率、プレー共に安定していて、両サイドバックが共に安定しているというのは、リヴァプールにとっては、ある意味異常事態といえるかもしれません。
隠れたスピードスター
インタビューで、マネのスピードを絶賛すると共に、次に速いのは自分かモレノだろうと語っていた事があります。
マネのスピードに関しては今さら言うまでもないし、モレノのスピードも相当なものですね。
それに比べると、クラインはあまり速いイメージがありませんでした。
マネの相手DFをぶっちぎる姿はインパクト抜群だし、モレノの一気に前線に駆け上がる攻撃参加も、ダイナミックで見ごたえがあります。
クラインも攻撃参加は多いけど、気付いたら前線に来ているという事が多い気がします。
それは見えないところで、長い距離を走って、いるべき時にちゃんといるという事かもしれませんね。
あとモレノは慌てて帰陣する時にも、そのスピードを発揮しますが、クラインの場合はそれがあまり見られません。
冷静にサボらず走るべき時に、ちゃんと走って、余裕を持って間に合っているという事でしょう。
あ、モレノがサボっているという分けではありませんよ。
目立たないけど、そのスピードで攻守に渡ってチームを支えるいぶし銀のスピードスター、それがクライン。
ドリブル時のスピードはマネほどではないにせよ、確かに速い。4:50あたりのヤツ、びっくりしました。
ポーカーフェイス
どちらかというと控えめな性格のようで、ゴールを決めた後もこの落ち着きよう。
プレー中も、あまり表情が変わりません。
この冷静さが、堅実なプレーに繋がっているのかもしれませんね。
自身のインスタグラムを開設していますが、投稿数は少なめです。
その数少ない投稿は、控えめというか・・・謎。
こういう真顔のワンショットが多いんです。
2番目のヤツなんか自身の誕生祝いの投稿みたいです。
笑顔の写真にすればいいのに。
これもどういう意図のなのか不明です。
決して笑わないわけではないんだけど。
チームメイトと一緒の笑顔の写真は結構多いんです。
これは面白い。
ボス、めっちゃ笑顔。
クラインって狙ってやってるわけじゃないんだろうけど、時々妙に面白いなあとは以前から思ってました。
位置取りとか。笑いのポジショニングが的確なんでしょうか。
よじよじ。
結構天然で面白いヤツなのかもしれません。
ナサニエル・クライン、これからはゴールや勝利の後にチームメイト達と喜んでいる時の姿にも、注目していきたいと思います。