今夏での退団が噂される、チーム最古参、今年で在籍10年目のルーカス・レイヴァ。
シーズン終了後に、今後の去就についてクラブとの会談を持つと言われています。
ファンは彼に残ってもらいたい。
首脳陣としてもCLがあり、試合数が増える来シーズン、戦力として頼りにしていることでしょう。
精神的支柱としての重要性も認識しているハズ。
一方のルーカスはというと・・・
最終節終了後のセレンニーの様子などから、退団を決意しているのではないか、という憶測が飛び交っています。
これは一大事。
近日中に行われるであろう会談が、極めて重要な意味を持つ事になりそうです。
クラブは、ルーカスを引き留める事が出来るのか。
シーズン終了後の裏天王山。
まさに残留をかけた大一番。
絶対に負けられない戦いが、こんなところにもある!
クラブ側は、会談の中心人物としてクロップが出てくるでしょう。
もしかしたらクロップvsルーカスの一対一のガチンコかもしれません。
そこでクロップが、いかにしてルーカスを引き留めるか、その戦術を考案しました。
まずは得意のハグで、どこへも行けないように固定。
フィジカルでは圧倒的に、クロップに分があります。ルーカスはただただ身を委ねるのみ。ユルゲン・クロップという男の懐の深さを、改めて実感することでしょう。
そしてそのまま会談続行。
「試合に出たい。」と語るルーカスに、ゲーゲンプレスばりの素早いチェック。「試合数が多いんだ。」で攻撃の芽を摘みます。
迷いが生じたルーカスに対し、ショートカウンター発動。
「キミが必要なんだ。」「コウチーニョをよろしく。」「ルーカスはスカウサー。」「You’ll Never Walk Alone.」などなどリヴァプール愛に訴えかける言葉の波状攻撃を仕掛けます。
そしてそのまま押し切る!
最後は愚直だっていいじゃないか!
これが従来のゲーゲンプレスに、クロップの圧倒的フィジカルというオプションを付与した、交渉のゲーゲンプレス。
決め手はボスの包容力。
実際のところクラブがルーカスの残留を望むなら、クロップがルーカスと誠意を持って対話するのが最良の方法でしょう。普段からそうしてる思いますが。
ルーカス本人が幸せになれる選択が一番ですが、それがクラブにとっても、そしてファンにとっても幸せなものでありますように。
We Need Lucas!
ボス、頼みますよ。
まずはハグからの、抑え込み。