シャビ・アロンソ。
今なお絶大な人気を誇る、正真正銘のレジェンドですね。
超一流の実力を持ちながら、謙虚で飾らない人柄も愛されているアロンソですが、ある人物に対して吐いた、ちょっとした暴言が話題になっています。
つい先日、国立フットボール博物館に殿堂入りを果たしたスティーブン・ジェラード。
アロンソにとっては掛け替えのない仲間ですね。
殿堂入りのセレモニーに駆けつけました。そこには同じくクラブのレジェンドで戦友のジェイミー・キャラガーの姿も。
旧交を温める二人。こんな会話がなされました。
Carra: Am I a Legend?
Xabi: No.. You're just a pundit
😂 😂 😂 😂 pic.twitter.com/FhoY1mkyNM
— Empire of the Kop (@empireofthekop) 2017年10月3日
アロンソを褒めちぎるキャラガー。
そして・・・
キャラガー「なあ、俺もレジェンドだろ?」
アロンソ「いや、君はただの評論家だね。」
すっかり評論家としてのイメージが定着しつつあるキャラガーに対する、「え?選手だったの?」という類の他愛の無い冗談だと思いますが、皮肉が利いててアロンソが言うのはちょっと意外です。
それに彼が言うと、なんだか別の意味の重みも感じてしまいます。
リヴァプール以外でも、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、そしてスペイン代表で数多のタイトルを獲得してきたアロンソ。それに比べればキャラガーなんてチンチクリン。
ではなく、
つい先日、指導者を目指す事を公言したアロンソ。リヴァプールに関わって欲しいという期待の声も多く聞かれました。
一方のキャラガーはというと・・・
彼にも指導者として現場復帰を望む声は多くあります。しかし評論家稼業に精を出すばかりで、その気配は無し。
「いつまで評論家なんてやってるんだい?早くリヴァプールに戻るんだ。」
っていうアロンソからのメッセージだというのは拡大解釈し過ぎですかね?
アロンソとキャラガー。
ジェラードがリヴァプールの監督になる時は、一緒に仕事がしたいと言っていた二人。
この話は二人の耳にも入っている事でしょう。アロンソは指導者としての道を歩み始めました。ジェラードは一足早く、ユースの監督に就任しています。
アロンソには、キャラガーの現状が歯がゆかったのかも?
キャラガーよお、本当にいつまで評論家やってるんだ?
なーにスーツが板についてるんだい?
しかも外野からゴチャゴチャいう、煩いオッチャンみたな感じになっちゃってるじゃないか。
なーんか、この前もスタリッジの事ウダウダ言ってたらしいな!
言いたい事あるならカメラの前でめかし込んでふんぞり返ってないで、メルウッドで直接、喝を入れるんだ!
アンリとネヴィルの頭ひっぱたいてスタジオを出奔しろ!
スーツを脱いで、トレーニングウェアに袖を通せ。
再びライヴァ―バードを胸に宿すんだ!
ジェラードも待ってる!!
アロンソにとっても、ジェラードの右腕としてリヴァプールで働くというのは魅力的な話でしょう。
しかし、それ以上に自らが監督になりたいという思いが強いかも。
キャラガーはどうでしょう。
そりゃあ、選手としてリヴァプール一筋だったんだから、指導者としてもリヴァプール一択でしょう。てか、こんな喧しいヤツ受け入れてくれるのリヴァプールだけ!
早く帰ってこい。
あ。でもモレノには優しくしてあげてね。
主役であるジェラードを差し置いて、こんな雑談を記事にしてしまいました。
最後に。
おめでとう、ジェラード。