【感想】死闘…!チェルシー戦

2024-02-26

満身創痍の総力戦!
26日にウェンブリー・スタジアムで行われた23-24カラバオカップ決勝戦、チェルシーとの試合は1-0でリヴァプールの勝利!
やっぱり点が入らないこのカード。90分では決着つかず壮絶な延長戦。最後の最後に劇的な幕切れとなりました。

【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。


スタメン

GK:クィービーン・ケレハー
DF:コナー・ブラッドリー、イブラヒム・コナテ、ビルヒル・ファン・ダイク(C)、アンドリュー・ロバートソン
MF:遠藤航、アレクシス・マクアリスター、ライアン・フラーフェンベルフ
FW:ルイス・ディアス、コーディ・ガクポ、ハーヴェイ・エリオット

ルートン戦からだーれも復帰しませんでした!スタメンは割と頼もしいけど、ベンチは引き続きアカデミーっ子だらけ。
チェルシーとのコスト差どんだけよ?

前半

がっちり最終ラインを引き締めるファン・ダイク。中盤を取り仕切る遠藤。創造性を発揮するマクアリスター。果敢に切り込むディアス。
悪くない。珍しく前半から悪くない。
絶体絶命のピンチもあったけど、ケレハーがビッグセーブ。

いけるぞ!しかし…

フラーフェンベルフが踏まれた。プレー続行は不可能な様子。担架で運ばれていきました。
無念。最近いい動きしてたのに。

交代で入ったのはゴメス…ってDFじゃん。どーすんの?まさか中盤やらせるってわけじゃあ。
ゴメスはRB、前線にいたエリオットを中盤にして、ブラッドリーを前線に上げるという超スクランブル体制です。

んで?踏んだ奴、カード出されないの?はあ、審判…決勝までそんな感じですか。

チェルシーがネットを揺らすもオフサイドの判定。
しかしVARが介入。いや、多分出てた。大丈夫なヤツ。

いや、マジか。何そのチェックの角度。正確に見れるワケないじゃん。オン判定する気満々じゃない?
幸いにもオフの判定は覆りませんでしたがイヤな予感しかしない。

リヴァプールはロボのクロスから決定機創出。ガクポのヘッドはポスト直撃。惜しくもゴールならず。
しかし、いい形だった。審判がアホだけど頑張ってる。

で、ブラッドリーがなんか因縁つけられてるけど。大人げないぞ!
このゴタゴタでブラッドリーにもイエロー。うーむ。

0-0で前半終了。

後半

遠藤のパスからディアスのチャンス。シュートはブロックされてしまったけど、可能性を感じる。
CKの流れから遠藤のシュートも惜しかった。スタンドのケニー・ダルグリッシュ、イアン・ラッシュ両御大も大興奮。

後半、チャンスを多く作っているのはリヴァプール。ベンチが薄いし、なんとか90分で決めたい。
60分になろうかという頃。ついにその時が。

ロボのFKからファン・ダイクのヘッド。
決めた!これぞキャプテン。役者が違う。

スタンドに向かって渾身のドヤ!
でしたが…

え?VAR?どこが?

オフサイドポジションにいた遠藤が、ファン・ダイクに行こうとしてた選手をブロック。
これが得点関与と見なされたとかなんとか。

もう当然の如くオフサイドの判定。この試合の審判ならそうでしょうねえ…
はあ…

なんか観るのがバカバカしくなってきちゃいましたが、選手は必死に戦ってますからね。見届けましょう。

70分過ぎにブラッドリーに替えてクラークを投入。決勝戦だというのに交代で出てくる選手が今季デビューの若者ですよ。
あ。ブラッドリーもか。
層の薄さを若手の台頭でカバーするリヴァプール。
クラーク体強くない?めっちゃ粘るじゃん。

さらに90分になろうかという頃。延長を見越した交代でしょう。ロボ、マクアリスター、ガクポに替えてツィミカス、マコーネル、そしてダンズ。
2人アカデミーっ子。ダンズなんて、この前デビューしたばっかだよ!

若者たちは奮闘していますが、経験の差は如何ともし難いか。押し込まれる時間が増えてますね。
ATに絶体絶命。
しかし、コナテ、ケレハー、ゴメスの連続ブロックでゴールを割らせません。ケレハーがちょっと神がかってる。

0-0で後半終了。

延長

ダンズあわやのヘディングシュート。若武者がチェルシーの高額軍団に一歩も譲らず。
しかし、チーム全体としての疲労は隠せません。
コナテに替えてクアンザー投入。
コナテはイエロー貰ってたし、両CBが揃って120分はさすがにマズいという判断でしょうか。

多くの選手の動きが鈍る中、元気なのがエリオット。ヘディングでの折り返しでダンズの決定機を演出。
いやー入らんかー。
GKが頑張った。あと一歩、押し込み切れず。

しかし、今度こそ。118分。ついにその時が。
ツィミカスのCK。

合わせたのはリベンジのファン・ダイク。

これは文句なし!イチャモンつけられるもんならつけてみろ!

1-0。

やったー。

それはやめてあげてー。

ケガする!ケガするから!

髪の毛乱れまくってる。

喜びを爆発させる選手たちでしたが、体の限界は近いハズ。

遠藤は立ち上がる時にストレッチしてますね。120分間、本当によく走ってくれました。

残り数分を耐えきり、そしてホイッスル。

1-0で後半終了。

10回目のリーグカップチャンピオンです。

負傷者に泣き、謎判定に泣き、なかなかストレスの多い試合でした。
しかし、ベテランも若手も総力を結集し戦い抜いた120分の果てには最高の結末が待っていましたね。
この勝利がもたらずものは1つのタイトルだけじゃないでしょう。
この先数年、いや10年以上先まで色あせない大きな宝となるかもしれません。
リヴァプール。改めて素晴らしいチームです。

選手たちには最大限の感謝と敬意を。ひとまずはゆっくり休んでもらいましょう。
え?また3日後に試合あるってマジ?

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