【感想】劇的！スパーズ戦

色々と凄まじい展開でしたね。
1日にホーム、アンフィールドで行われた22-23プレミアリーグ第33節、トッテナム・ホットスパーとの一戦は4-3でリヴァプールの勝利！
色々と課題はあるものの、勢いは完全に取り戻しました。風が吹いてきたか？

スタメン

ルイス・ディアスが復帰後初スタメン。
中盤IH2人はカーティス・ジョーンズ、ハーヴェイ・エリオットという若い二人が務めます。

前半

敵陣でボールをコントロール。奪われませんね。
からの絶好調トレント・アレクサンダー=アーノルド。
見事な弧を描いたボールにボレーで合わせたのはジョーンズ。
パスが完璧ならばシュートも完璧。ボレーで仕留めました。

1-0。

ここのところ評価を高めてきているジョーンズ。
ゴールという目に見える結果もついてきて嬉しいですね。

さらに。

パスが途切れない。
モハメド・サラーが出したボールをコーディ・ガクポがゴールラインギリギリで繋ぐと、そこに走り込んできたのはディアス。これもダイレクトで合わせました。
入るんかい！？サイドネットかと思った。
文句なしに入ってるわ…すげえ。

2-0。

復帰後初ゴール。気持ち入った顔してる！

リヴァプールの猛攻は止まりません。

ファビーニョ、エリオット、アーノルドと繋がり、相手のミスもありつつ、ガクポがエリア内に侵入。
倒された！
PK獲得。

キッカーはサラー。ここのところ2回連続で外してますからね。自信を取り戻すには持って来いのシチュエーション。
絶対的に有利な展開。リラックスしてやってこい！

…とはいえ緊張するなあ。さすがに3回連続ということは…

ど真ん中！決めた！

3-0。

いやーよかったよかった。
まだ15分といったところですが、早くも帰途につきはじめるスパーズサポの姿も。

これはまたしても圧勝かと思いましたよね。また7点くらい取っちゃう～？なーんて…

あっぶね。
完全にやられたというシーンでビルヒル・ファン・ダイクの決定機ブロック。さすがでした。

が、その直後。

あ。コケた。
かわされてクロス上げられ、これにはアリソンも為す術無し。

3-1。

どんまいどんまい。
1点くらい全然オーケーよ。

…オーケーよね？
またしても絶体絶命のピンチ。しかしアリソンが足一本での神セーブ。
なんかやられてんな。2点差あるし、大丈夫だよね？

3-1で前半終了。

後半

なんか大丈夫じゃないクサいな。
とても攻められてる。

ありがとうゴールポスト！
幾度となく響き渡るカコっていう快音。

アリソンとポストというダブル守護神が無双しますが、それでも止まらないスパーズ。

リヴァプールはディオゴ・ジョタ、ジョーダン・ヘンダーソン、そしてダルウィン・ヌニェスを投入するも流れを呼び戻せず。

やられた。

3-2。

まずいな。分からなくなってきた。
残り5分というところ。
スパーズの切り札はエヴァートンから移籍した憎きアイツ。
まあ移籍してからゴールないらしいけど。
大丈夫！逃げ切れる！

ATも3分を過ぎた頃、いやな位置でFKを与えてしまいました。ファールか？
うーん。この試合、疑問が残る判定が何度もありましたね。

で。
よりによってアイツか。
大外から走り込んできて、ジャストミートじゃないヘッドはちょうどアリソンが届かないコース。

3-3。

はあ。よりによってこの時間。よりによってアイツ。
しかし、リヴァプールは死んでませんでした。
ひと頃の失点即絶望の停滞感はありません。

取られたら取り返すと言わんばかりに失点直後。

アリソンがボールを大きく前線へ。
相手が処理を誤り、ボールはエリア内に。
見逃さない。そういうの彼は見逃さない。
ジョタ！

すげえ。いや、ミスがあったとはいえ、スパーズ完全に崩れてはなかったよな。
あの展開の中、冷静にそこしかないというコースを打ち抜きました。

4-3。

決めてもクール。

お疲れさまでした。ちゃんとしたメディアにイジられるアイツ。

ピッチ内ではジョタが冷静なドヤを披露しますが、もちろんスタンドは大騒ぎ。
それからベンチも。

判定に不満を募らせていたのでしょう。
審判を煽るユルゲン・クロップ。
勢いあまって足やったっぽいです。
天罰か？いや、納得の煽り。
この負傷もチームの士気をあげるでしょう。

4-3で試合終了。

内容はアレだけど、この劇的な感じ。
完全にリヴァプールが戻ってきた感がありますね。
止まらないアーノルド、ジョタ。
若きジョーンズ、復帰したディアスが結果を出し、サラーにも一安心。
ボスは名誉の負傷。

これぞリヴァプール。何かが起こる気配がしてきました。