【感想】死闘の果ての2つめ!チェルシー戦

2022-05-15

本当に死力を尽くした戦いでした。
15日にウェンブリー・スタジアムで行われた21-22FAカップ決勝、チェルシーとの一戦は120分を0-0で終え、PK戦の末リヴァプールの勝利!
見事、今シーズン2つめのタイトルを手にしました!

【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。


スタメン

CBは
ジョエル・マティプじゃなくてイブラヒム・コナテ。
ファビーニョを欠く中盤はジョーダン・ヘンダーソンナビ、ナビ・ケイタ、チアゴ・アルカンタラ。
前線にはサディオ・マネ、モハメド・サラー、ルイス・ディアス。恐らくこの3トップが今のベストチョイスなのでしょう。

前半

序盤。猛攻を仕掛けるリヴァプール。ディアスがグイグイいきますね。
これはまさかの圧勝か?

いや。攻めてはいるけど、点が入らない。
取れる時に取っておかないと…

徐々に盛り返してくるチェルシー。やはり簡単にはいかないようです。

まずい!絶体絶命!
しかし、そこはアリソン!!!

いつも通り止めました。さすが…

え?

足抑えてる。相手選手と接触があったようです。
アリソンの離脱はマズ過ぎるぞ…

ピッチ上で処置が施され立ち上がりました。
よかった。どうやらぶつかって痛かっただけみたいです。

さ、気を取り直してと思ったら…えええええ!?!?!?!?

別の場所でサラーが座り込んでます。あの頑丈なサラーが。
どうやらプレー続行不可能な模様。
急遽ディオゴ・ジョタがピッチへ。

サラー、その後の様子から見るに重傷ではなさそうですが、心配です。とにかくCL決勝にだけは間に合ってくれ!

その後は膠着。まさかのアクシデントがあったことだし、ハーフタイムで落ち着いてもらいましょう。後半からの修正期待。

0-0で前半終了。

後半

いやー、修正してきてんのチェルシーの方じゃん!明らかに前半より機能してる。
直接狙ったFKが、クロスバー直撃というヒヤリとする場面もありました。

かなり押し込まれていますが、ビルヒル・ファン・ダイクとコナテがよく抑えています。

リヴァプールはトレント・アレクサンダー=アーノルドアンドリュー・ロバートソンのサイドバックコンビが魅せます。
アーノルドの決定的なボールが、ゴール前に走り込んできたロボに届くも、シュートにはいけず。
少しタイミングが違っていれば1点というシーンでした。

ケイタに替えジェームズ・ミルナーを投入。
1点が欲しい局面でのミルナーというのは珍しい。
ちょっと懐疑的でしたが、この采配、当たりですね。
大舞台だからこそ百戦錬磨のミルナー。気迫あふれるプレーでチームを鼓舞します。
そして結構気の利く位置にいる。

ディアスのシュートがポスト直撃。ミルナーのクロスに合わせたロボのボレーもポスト直撃。

あとちょっとなんだよなあ。
しかし、そのあとちょっとをどうにかできず。

0-0で後半終了。

延長戦

もうやだ~。どんだけチェルシーとやればいいんだよ。
過密日程を戦うリヴァプールにとって延長戦は避けたかった事態ではありますが、ここで手を抜くワケにはいきますまい。

が、しかし。
意外過ぎる交代カード。ファン・ダイクに替えてジョエル・マティプ。
どうも膝に違和感があった模様。
出ずっぱりでしたからね。予防的な措置であることを願うばかりです。
さらにヘトヘトだったディアスに替えてロベルト・フィルミーノ。

延長後半には同じくヘトヘトだったロボに替えコスタス・ツィミカス。
まさに死闘。

しかしそれでも決着がつきません。

0-0で延長戦終了。

PK戦

チェルシーさん。つくづくご縁がありますなあ!
リーグカップ決勝に続き、勝負の行方はPK戦に委ねられることになりました。

2人目が失敗したチェルシーに対し、リヴァプールは4人連続で成功。
5人目のキッカーはマネ。決めれば優勝です。

チェルシーのGK、メンディはセネガル代表でマネのチームメイトです。
共にアフリカ王者の栄冠をつかみ取った2人。ここで明と暗がくっきり分かれることになるとは。
PK戦とはかくも残酷な…

と感傷に浸っていたら。。。

止めんのかーい!!!

とことんチェルシーさんとはすんなり終わりませんねえ。

6人目は共に成功。
先攻のチェルシーは7人目が失敗。
リヴァプール、決まれば優勝の局面再び。

キッカーはツィミカス。
ここでお前かい!?
お調子者の愛されボーイ。
「ごめーん。外しちゃった。てへ」「しょうがないヤツだなあ、もう」
とか、フツーにありそうじゃん!
ダメだから!それ、ダメだから!
いや、外しても責めないよ?責めないけど、お願いだからちゃんとやってね?

大丈夫…大丈夫…

アイツ何気に相当図太いよな。
動じないと思う。やってくれる…(ゴクリ)

決めたー!!!

もってるう~。

リヴァプール、21-22シーズンFAカップ制覇!!!

おめでとうございます!
16年ぶり。そしてユルゲン・クロップが手にしていなかった最後のメジャータイトル。
伝統と格式のFAカップ王者・リヴァプール!

やったー!

本当によかった。近年はプレミアやCLが重視されがちですが、FAカップも本当に欲しかったタイトル。
しみじみ。

しかし、戦いはまだ続きます。
リーグ戦はかなり厳しい状況になってきましたが、優勝の可能性がまだ残っています。
そして2週間後にはCL決勝。
4冠チャレンジ継続中です。

え?もう週半ばには試合あんの?鬼か。

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