お別れ会の様子

2024-05-22

プレミアリーグ最終節。無事に勝利を収め、去り行くみんなの花道を作ることができましたね。そう、花道を作ったの。試合はもはや前座。この日のメインイベントは試合後の退団セレモニーだったといっても過言ではありますまい。その様子、ちょっと振り返ってみました。

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まずは今季限りでの退団が決まっている2選手。
最初に出てきたのはチアゴ・アルカンタラ。

ドヤ顔!

いや、ドヤってるワケではないでしょう。ケガに悩まされた不本意なシーズンでしたからね。シーズンというか、リヴァプールでのキャリア全体を通してケガに悩まされていました。
内に秘めた悔しさは相当なものでしょう。

でも!なんせ目力が強いから!ドヤって見えんのよ!スタンドに座ってる時もやたら一人だけ目立ってたからなあ。

しかし、目には光るものがあるようにも見えますね。そして満ち足りたような表情。
やり切ったという想いもあったかな?

続いてジョエル・マティプ。
貫禄たっぷりに登場したチアゴとは打って変わってポリポリと顔をかきながら、その辺を散歩してるかのような雰囲気で登場。最後まで怪人っぷりを披露していました。

この特異なキャラクターゆえに一部でカルト的な人気を誇るマティプ。チーム内にもファンが多いようで、みんなにペチペチとやられてました。

一番のマティプマニアであるファン・ダイクは笑顔が心なしか寂しそう。

そしてユルゲン・クロップ。選手からもファンからも愛された稀代のリーダーがついにアンフィールドを去ります。
ファン・ダイクの横顔が切ない。
共に退任するスタッフたちとハグをかわし、栄光を讃える贈り物をゲット。

そしてお別れのYou’ll never walk alone。
アーノルドの目には涙が。。。クロップの下で頭角を現し、数々の栄光を勝ち取り、チームとしても個人としても上手くいかない時期もありました。そして今季から副キャプテンに就任。
彼はクラブチームの監督としてはクロップしか知らず、共に様々な経験をしてきました。そりゃあ感極まりますね。
今後もリヴァプールで成功していくことが恩返しになるでしょう。

そういえば、こんなシーンも。

クロップが次期監督であるスロットの名を熱唱。「私の時のように彼を歓迎してほしい」とも語っていました。
栄光と幸福に満ち溢れた長期政権の後任なんて、とんでもないプレッシャーに晒されるに決まってますから、それを少しでも緩和させようという最高の心遣いですね。

ユルゲンお墨付き、いただきました!

クロップはこれからファンとしてリヴァプールを愛すと語っていますから、純粋な期待もあるでしょう。
アンフィールドに試合を観にくるとも語っていました。
抜き打ちユルゲンチェーック!
スロット、クロップが来た時にファンたちから「帰ってきて~」なんて声が上がらないようにがんばってね。

その後、最終節恒例の選手の子どもたちを温かく見守るコーナーがあったり、スタンドに残ったファンたちにクロップがファンサービスしたりしつつで、感動のラストアンフィールドに幕。

それでもお別れ会は終わりませんでした。

選手たちとじゃれるクロップ。こういう無邪気さも人徳の秘密ですかね。
一部ではヌニェスがセレモニーの際に拍手してなかったことが問題視されてますが、これを見る限りでは大丈夫でしょう。気持ちの整理がついてなかっただけじゃないですかね。てか、よくそんなん目ざとく見つけるもんだよ。セレモニーの動画、何度か再生したけど、ヌニェスがどこにいるのかさえ分からんかった。

レジェンド、ジョン・バーンズの歌に合わせて華麗なステップを披露。それを自らのアカウントにアップ。
始めたばっかのインスタ、使いこなしてますね。実は裏垢とか持ってたんじゃねーの?これからも楽しませてくれそう。

こうして振り返ると、もう今週末には試合があって、みんな当たり前にようにいるんだって気もしてきますが…
23-24シーズンは終了し、チアゴとマティプがリヴァプールのユニフォームを脱ぎ、クロップとその精鋭スタッフたちがアンフィールドのベンチに居並ぶことはもうありません。

ありがとう。お疲れ様でした。今後の人生に幸あれ。またどこかで会えることを願ってます。

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