【感想】完勝といって差し支えないと思しきアーセナル戦

うん。完勝です。きっと完勝。
29日、ホーム、アンフィールドで行われた20-21プレミアリーグ第3節、アーセナルとの一戦は3-1でリヴァプールの勝利！
完勝。圧倒してたし、完勝です。たぶん。

スタメン

欠場かもって言われてたアリソン。間に合いました！
もう一人、欠場の情報があったチアゴ・アルカンタラはベンチにも名前無し。
ちょっと前までCLでガチンコ勝負してて、すぐに出てくる方がおかしいんですよね。この前の試合、正気を疑いましたもん。焦らずゆっくり馴染んでもらいましょう。

前半

試合開始早々。突っ走るサディオ・マネ。持ち前の強靭なフィジカルで、相手を弾き飛ばし…つーか。
拳が相手の顔面にクリーンヒット！

うわぁ…

スピードに乗ったマネのグーパンて。痛そう。ゴメン。
あー審判来ちゃった。ゴメンって！わざとじゃないから！
判定はイエローカード。よ、良かった。赤出なかった。ゴメンね。

立ち上がり少々バタつきましたが、一度落ち着くと、その後は攻める攻める。。フロントスリー躍動。こりゃあ楽勝なんじゃないかとも思いましたが…

入らない。

両サイドバックも積極果敢に攻め上がり、ビルヒル・ファン・ダイクのヘッドも炸裂！でも…

入らない。

マネの強烈なシュートは、GKが落ち着いて対処。
トレント・アレクサンダー＝アーノルドのミドルは、相手に当たって軌道が変わりクロスバー。

そして。
隙を見て攻め上がるアーセナル。ゴール前。

あー。

やってもうた。アンドリュー・ロバートソンのミスキック。
上手いこと決められちゃいました。

0-1。

これは…

攻めても攻めても入らずーのー。少ないチャンスものにされてーのー。がっちり守られてーのー。

ていう、古き良きリヴァプールあるあるの負けパターンに直結するヤツ！
思い出すなあ、あの頃…って全然よくないから！
どうすんだ！？ガチで引きこもられた結構マズくない！？
アーセナルを率いる青年監督、ミケル・アルテタ。結構、現実主義者みたいだけど、もしかして、ドン引きする？

この落ち着いた表情。冷静にやりそう。

こりゃあマズイかもと一瞬思いましたが、そうでもありませんでした。
同点弾は、直後に生まれます。

おもくそ倒されるナビ・ケイタ。

てめえ、このやろう！とクレームをつけたいところではありますが、アドバンテージでプレー続行。
ロベルト・フィルミーノからモハメド・サラー。
サイドを抉るサラー。ペナルティエリアに切り込みシュート。GKが弾き、ボールは逆サイドへ。そこにちょうど良く現れるマネ。

1-1。

よーしよし。これで振り出し。

マネ。喜びの跳躍。高い。

さらに。
ファン・ダイクからの長いボール。エリア付近でのサラーとかフィルミーノとかの頑張りを経てのアーノルド。クロス。
逆サイドで待つのは、距離は遠いけど息はピッタリの相棒、ロボ。

2-1。

ロボ、自らのミスを帳消しにする逆転弾。

禊のウイニングラン。

不用意な失点こそありましたが、基本圧倒。無事逆転にも成功し、いい形で45分を終えました。

2-1で前半終了。

後半

押してるけども！ポロっと失点して、そのままグダグダとかあるかな～普通に。1点差では安心できません。

ほら、抜け出された。とてもマズイ。

しかし、アリソンは冷静でした。大ピンチを涼しい顔して回避。

でも、またすぐにピンチ。同じように抜け出されるも、また落ち着いていたアリソン。
守護神ですわ。でも、ほんと怖い。いつ同点にされるか…

追加点が欲しいリヴァプール。マネがクルクルっと回るトリッキーなプレーでゴールに襲い掛かるも、シュートはわずかに枠の外。
フィルミーノのシュートも、ブロックに遭いコースアウト。

時計が80分を回ろうかという頃、リヴァプールはジェームズ・ミルナーとディオゴ・ジョタを投入。
ミルナーに課せられたミッションは試合を安全に終わらせることでしょう。
ジョタは…
デビュー戦で初ゴール、いっちゃう？

お、来たぞ！サラーが凄いとこ通した。最高のお膳立て。

いけ！

サイドネット…

頭を抱えるジョタ。

あーOKOK。いきなりゴールとか可愛げないから。やらかしはリヴァプールの選手の通過儀礼だから。
まずは第一段階クリア。ようこそ、その１。

サラーのボールキープから、アーノルドのクロス。
相手にはじき返されるも…お、こぼれたところに誰かいる。
ん？なんか入った。
アーセナルの選手が、一瞬エアポケットに入ったみたいにフリーズしたから、こっちも何が起きたか一瞬分かんなかったけど、入ったな。
で、決めたのはジョタ。

おおおお！
やらかしからのゴール。ようこそ、その２！
デビュー戦でそっちも済ますとは！

持ってますね！
終始ヒヤヒヤさせられる展開でしたが、ようやくこれで落ち着けるか。
試合終了間際には南野拓実も登場。なんか爪痕残せっても、時間短すぎて無理！
次のカップ戦はたぶん時間たっぷり貰えるから、そこで頑張れ！

3-1で試合終了。

割と心臓に悪い試合ではありましたが、内容的にはまあ完勝と呼んでいいみたいです。なんか分かってるっぽい人たちが完勝って言ってもん。すげー怖かったけど完勝です。