なんということでしょう…
3日、アウェイ、オールド・トラッフォードで行われるハズだった20-21プレミアリーグ第34節、マンチェスター・ユナイテッドとの一戦はユナイテッドのファンが暴徒化したことにより、開催が不可能になり、延期。
どうなるんすかね、コレ。
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試合前、オーナーに抗議するためにスタジアムに集結したユナイテッドファン。その一部が暴走し、なんとピッチに侵入するという愚行を犯してしまいます。
ユナイテッドのオーナーの良くない評判は、以前から度々聞こえてきましたね。そして、つい先日のスーパーリーグ構想。ファンの怒りももっともですが…
One of the protesters outside Manchester United stadium Old Trafford says the protest "isn't just about the European Super League", adding that the Glazer family, which has controlled the club since 2005, "need to go".
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— Sky News (@SkyNews) May 2, 2021
楽しんでますよね、コレ。
抗議とは何か。ファンとは何か。
昨年一月。俺はアンフィールドで、ユナイテッド戦を観戦しました。すぐ横がアウェイ席。
そりゃあもう、汚い言葉とジェスチャーのオンパレードでしたよ。間違いなく最低。非常にお行儀の悪い空間でした。一触即発。警備員だらけの厳戒態勢です。でも、それはフットボールという競技への情熱が根底にあってこそのもの。
チームの状態が悪いにも関わらず、この世の春を謳歌するリヴァプールの本拠地にまでやってきて、必死に選手を鼓舞する姿には、サポーターとしての矜持を感じました。
今回、暴れた連中はどうか。いくら経営陣に不満があるからといって、チームに迷惑をかけるなんて。さらには神聖なピッチを踏み荒らすとは…
あんなのファンではない。ただのバカでしょう。
心ある、宿敵のサポーター達とは違う種類だと信じたい。
こんなことで歴史ある一戦が台無しにされてしまったことは、非常に残念です。
今後、どうなるのでしょうか。
延期という発表ですが、果たして開催可能なのか。
ご存じの通り、過密日程のプレミアリーグ。ユナイテッドにはヨーロッパリーグも残っています。
そして、味を占めた連中が、再び暴動を起こす可能性も少ないないでしょう。
その危険性は、オールド・トラッフォードだけではないと思います。
どこにだって、このようなバカは一定数いるもの。今回のことに呼応するように、他のスタジアムでも同じことが起こるかもしれません。
今週末には、マンチェスター・シティ対チェルシーというビッグマッチがあります。
どちらも、スーパーリーグ構想の当事者。ファンの不満は溜まっていることでしょう。
そして優勝が決まるかもしれない大一番。非常に注目度の高い試合です。
ここでまた暴動が起きて、試合が延期されるようなことがあったら、バカ達は有頂天になり取り返しのつかない暴走を始めてしまうのでは…
当然、ユナイテッドにはなんらかの処分が下されることでしょう。それは、罰金程度の生ぬるいものではあってはならない。
連中が直接不利益を被ることになるものでなくては。
チームには罪はありません。
しかし、これに関しては、厳正かつ、迅速な処分を望みます。