ここのところのドンヨリとした空気を、払拭してくれました。
22日、アウェイ、アムステルダム・アレナで行われた20-21シーズン・チャンピオンズリーグ・グループステージ第1戦、アヤックスとの試合は1-0でリヴァプールの勝利!
ホントにどうなることかと思っていましたが、まさかのクリーンシート。手堅い白星で好発進です。
【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。
スタメン
チャンピオンズリーグ初戦に挑むのはこのメンバー????????#AJALIV
— LFC Japan (@LFCJapan) October 21, 2020
これは意外すぎるメンバー。カーティス・ジョーンズがスタメン!そして、ベンチは若者だらけ!人足りてねー!!早くも満身創痍です。波乱の予感…
前半
ちとチグハグな展開か。いつやられてもおかしくない。アドリアン、なんとか凌いでますね。
ジョー・ゴメスも落ちついてます。そして素晴らしいのが、CBで起用されているファビーニョ。まるで本職の老練なベテランのよう。
中盤は安定のジョルジニオ・ワイナルドゥム。頼りになります。ジェームズ・ミルナーも相変わらずの運動量。
ジョーンズは、もうちょいオラついてもいい気がします。
さすがにCLの舞台でのスタメンには、緊張気味か。
膠着状態のまま、残りは10分というところ。
スローインのボールを受けたサディオ・マネが巧みな反転で相手を置き去りにし、エリア内に侵入。
モハメド・サラーにクロス…のハズだったけど、ちとずれたか。しかし、相手が処理を誤ったボールがゴールへ。
1-0。
結果オーライ。
アンドリュー・ロバートソンの猛進から、サラーというチャンスは分厚い守備に阻まれ追加点ならず。
そのまま前半の45分を迎えようかという頃…
センターラインあたりからのアヤックスのロングパスが通り、絶体絶命。
両手を大きく広げるアドリアンをあざ笑うかのようなループシュート。
駆けつけたのはファビーニョ!ギリギリでクリア。
これよ!
大殊勲のビッグプレーでした。
おかげさまで前半無失点。
1-0で前半終了。
後半
後半頭からジョーンズに替えてジョーダン・ヘンダーソン。
規定路線だったのかもしれませんが、まあジョーンズは縮こまちゃってましたからね。
いい経験になったでしょう。怖いもの知らずの若者が、世界の広さを知る。一つの転機となるといいですね。
優勢なのはアヤックスか。
あぶね。強烈なミドルがポスト直撃。
流れを変えたいリヴァプール。
ピッチサイドには南野拓実の姿が。お、結構長い時間使ってもらえそうか。頼むぞ!と思ってたら…あれ、なんかもう一人。
ジェルダン・シャキリもついてくるみたいです。前線の2枚替え。なかなか大胆な策に出たと思ったら…あれ、もう一人いる。
ディオゴ・ジョタも出るみたいです。
前線総取っ換え。これは予想外。
CLは今季も交代枠5人のままなんですね。
これはワクワクする。
反面ちょっと怖いですね。守備の強度とか…
おや?意外と大丈夫っぽい?
三人ともよく動けてます。
シャキリからのパスを受けた南野。エリア外から果敢に打った。GKに弾かれてしまいましたが、いい!全然いい!
どんどんいこう!
シャキリと南野は息が合ってそうです。
しかし、この二人以上の存在感を放っていたのがジョタ。
何度もチャンス作ってました。ジニへのロングパス、凄かった。ジニも上手く止めたけど、最後のところGKの好守に阻まれてしまいました。
時計は90分を回り、残すはATのみ。
リヴァプール最後の交代カードは、ミルナーに替えて、リース・ウィリアムズ19歳。
だから守備固めはよせと!
しかもですよ!一番経験値高い人に替えて、経験値ほぼゼロの人とか!鬼か!
リース君もエラいところにぶっ込まれちゃいましたね~。
逃げ切りを図り、DFを増強すると何故か途端に弱体化するリヴァプール。しかも、今回は送り込まれてきたのが未成年。これはマズイ。大惨事待った無しか。
いや。意外と弱体化しません。リース君落ち着いてます。しかも、遠目から見ると、シルエットがほぼファン・ダイクなので頼もしさすら感じます。
最終盤、アドリアンが弾いたボールが相手の目の前に転がり、あわやというシーンがありましたが、幸いシュートは大宇宙。
ファン・ダイクショックで不安まみれの中、最後まで守り切りました。
1-0で試合終了。
色々と課題が残る内容だったとは思いますが、それは当然のこと。そんな中でのクリーンシートというのは、考え得る限り最高の結果ではないでしょうか。
ベテランも若手もみんな頑張った。
ちなみにこの試合、最も長く走ったのは、フル出場ではないミルナーでした。先生、さすがです。