20-21シーズンを振り返る -後半戦

2021-05-31

激動の20-21シーズン。昨日の記事で前半を振り返りましたが、なかなかの地獄でした。そして、本当の地獄はここから。敢えて古傷をつつく感じで、振り返っちゃいますか。あの踏んだり蹴ったりの日々。最後には笑顔になれっから!

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第20節~第21節

前半戦ラストとなるバーンリー戦で、アンフィールドの無敗記録がついにストップ。その前から、負けに等しいドローが続いていて、KOPのテンションはドン底。FAカップでもマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、もう散々です。

そんな中で迎えたビッグマッチ、アウェイ、スパーズ戦。なんと快勝。

続くウエスト・ハム戦も負ければ順位が入れ替わる重要な一戦でしたが、これも敵地で快勝。モハメド・サラーが2ゴールと大活躍でした。

エースの活躍で、チームも上向くかと思われましたが…

第22節~第27節

ロンドンでイキり散らかし、戻ってきましたアンフィールド。すんなり勝てると思うじゃーん?
この辺はツライからチャチャっといきますよ~。

ブライトン戦。崩せず、先制され、固められ、何もできず。はい。アンフィールド2連敗。

マンチェスター・シティ戦。まあ、このチーム状態なら、そうなるな~。1-4のフルボッコで、アンフィールド3連敗。

アウェイ、レスター戦も当然の如く負けて、クロップ政権初となる3連敗。

CLライプツィヒ戦は久々に快勝し、やっとこさ復調かと思ったよね~。

はい。エヴァートン戦。完敗でした!エヴァートンに負けんの以来よ!?そして、アンフィールド4連敗。

続くアウェイ、シェフィールド・ユナイテッド戦は勝ちました。やったー!ヴィクトリィィイィィ!!!!
いや。それ普通だから。降格がほぼ決まってるクラブよ。

で、次のホーム。チェルシー戦。やっぱ負けるんかーい!これが名高き難攻不落の要塞…どうやって攻略するんだ…アンフィールド5連敗。

疲れを癒す間もなく、すぐさまやってきたホームゲーム、フラム戦。やだな~。アンフィールドとかいう場所、行きたくないな~。
負けまくってるにも関わらず、CLの試合を見越してターンオーバーを敢行。ガッツリ裏目に出ました。

アンフィールド6連敗!

不滅の大記録を打ち立てました。

第28節~第30節

CLではライプツィヒを撃破。準々決勝に駒を進めました。
そりゃそうよ。ターンオーバーでヒドイ目にあって、本命も取り逃がしたんじゃあ、シャレにならん。

続くアウェイ、ウルブス戦。なんとか逃げ切りました。

ナサニエル・フィリップスの戦う姿勢が、ファンの心を掴み始めていた時期。

その次のアウェイ、アーセナル戦は完勝。何故か、ロンドンで強いリヴァプール。

第31節

アーセナルに完勝し、イケる!のハズが…このパターン何回目ですかね。ぬか喜び。CLでレアル・マドリードにコロっとやられました。

そして臨んだホーム、アストン・ヴィラ戦。前回のリーグ戦は2-7のトラウマ回。アンフィールド連敗記録を更新してしまうのか…

後半AT。
トレント・アレクサンダー=アーノルドの劇的決勝弾。
スカウサーが、アンフィールドに2021年初の勝点をもたらしました。
4月10日。長かった。3ヶ月遅れのあけおめ。

これで呪縛から解放されるかと思いましたが、直後のCL、アンフィールドでのレアル戦は、なーんも出来ませんでした。準々決勝敗退。

第32節~第33節

グダグダのリヴァプール。でも、他もグダグダでした。
プレミアリーグ恒例、4位の譲り合い。
普通に勝っておけば楽だったんですけどねえ。

リーズ戦、ニューカッスル戦と、クソみたいな2連続ドロー。

スーパーリーグ構想がぶち上げらたりして、不穏な空気も漂っていました。

第35節

ファンによる抗議行動が原因となり、34節マンチェスター・ユナイテッド戦が延期に。
混迷の中で行われたホーム、サウサンプトン戦。
とにかく勝て!内容はどうでもいい!必要なのは結果!

不調のサディオ・マネ。そして、リヴァプールでの第1号となるチアゴ・アルカンタラのゴールが飛び出し2-0で勝利。

苦しかった。しかし、明るい兆しが見える試合でした。

第34節

改めてのユナイテッド戦。
正直、チーム状況的に勝つのは難しいのではと思っていましたが…

先発起用の期待に応えるディオゴ・ジョタ、2ゴールのロベルト・フィルミーノ、必殺のカウンターでトドメをさしたサラー。

4-2。今後語り草になるであろう素晴らしい試合を見せてくれました。

第36節

快勝の後のWBA。サム・アラダイス。
前回は大勝したクリスタル・パレスの後。しょーもないドロー。思えば、あの試合から、泥沼が始まったのかもしれません。
いやな予感…。

しっかり的中しますよね。予感ていうか、確信ですよね。もはや。

同点のまま、時計の針は90分を回り、恐らくはラストプレーとなるCK。自陣の最奥からやってくる黒いシャツ。

アリソン!

GKのゴールはプレミアリーグの歴史の中で6人目。ヘディングでは初めて。
そして、リヴァプールではGKのゴールは史上初。
色んなネガティブな記録を更新しちゃったけど、それを全部無かったことにしちゃうレベルの金字塔。

そして、数字では到底表せないほどに、このゴールの持つ意味は大きい。不滅の伝説が誕生しました。

第37節

トップ4フィニッシュのためには勝ち続けなければならない。堅守を誇るバーンリー。不気味な相手でした。
実際、苦戦しました。しかし、終わってみれば3-0の完勝。

ナット、会心の初ゴール。この気迫よ。ユナイテッド戦あたりから、負けるハズがない、そんな凄みがチームに戻ってきたような気がします。

第38節

最終節。勝てば、ほぼ確実にトップ4フィニッシュ。

不調と言われ続けてきたマネの2ゴールで、2-0の勝利。
最終的になんか3位。無事、来季のCL出場権をゲット!

ナットとリース・ウィリアムズの若いCBコンビもよくやってくれました。
負傷者続出。自身も傷だらけになりながら、最後まで倒れず、よくぞチームを支え続けてくれた!

そして、今季最大の功労者といっても過言ではないジョルジニオ・ワイナルドゥム。恐らくはリヴァプールでの最後の戦いとなるこの試合で、キャプテンとしてチームを導いてくれました。
美しい旅立ちです。

やれやれ。本当に大変なシーズンでしたね。
散々な試合内容以外にも、終わらないコロナ禍、ユルゲン・クロップのお母さん、アリソンのお父さんの死、ファンとクラブの軋轢など、悲しいことが色々ありました。
でも、そんな困難を乗り越え、最後に笑えたリヴァプール。YNWAですね。

2021シーズン、お疲れさまでした。

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