先日のダニエル・スタリッジ、アルベルト・モレノに続き、この夏でクラブを離れる選手達の名が発表されました。トップチームの経験がある選手からは3人。アダム・ボグダン、コナー・ランドール、コナー・マスターソンが新天地を求めることになりました。
アダム・ボグダン
リヴァプールにやってきたのは2015年。クロップ政権発足前からの古株です。
ミニョレの負傷離脱中にプレミアでの出場機会を得ますが、ミスを犯し、その後のチャンスを失ってしまった印象。
大怪我やローン移籍のもあり、リヴァプールでプレーする姿を機会は決して多くはありませんでした。
それでも、イベント参加時や、スタンド観戦に訪れてる姿からは人柄の良さが伝わってきました。
昨シーズンのCL決勝でカリウスを慰めている姿も、印象的でした。
そして忘れてはいけないのが15-16シーズン、カップ戦の決勝進出に大きく貢献しているという事。PK戦で3本のシュートを防いでいます。
決勝での出番は無く、タイトル獲得もなりませんでしたが、あの時の悔しさは今に繋がっているのでしょう。栄光の礎を築いた一人と言えるかもしれません。
今シーズン、ローンに行っていたスコットランドのハイバーニアンでは絶対的な守護神とは言えないものの、そこそこ試合に出てるみたいです。
そして幸せそう。時折り流れてくる親子のほのぼの風景に、ほっこりしたものです。
31歳。GKとしてはまだまだやれる年齢。娘さんにかっこいい姿見せてやってくれ!
コナー・ランドール
2015年にトップチームデビュー。地元出身でアカデミー育ちという事で注目されましたが、大きなインパクトを残せませんでしたね。
今シーズンは3部のロッチデールにローンに行っていましたが、大怪我もあり満足な結果を出す事が出来ませんでした。
ケリー、フラナガンに続き、生え抜きにスカウサーが大成することが無いまま、クラブを去る事には切なさを感じますね。恐らく新天地がプレミアのクラブになる事は無いのではないかと思います。
しかし、アカデミーを去るもバイトしながら、どん底から這い上がり9番としてリヴァプールに帰還したリッキー・ランバートや、リヴァプールで結果を残せずも、ウルブスのキャプテンとしてチームを昇格に導き、強力なライバルとして立ちはだかったコナー・コーディ(名前も同じ!)といった例もあります。まだまだこれから。
コナー・マスターソン
アカデミーのCB。
昨シーズンのCL、マンチェスター・シティ戦、例によってCBが火の車でベンチ入りを果たしました。しかし、出場はならず。
チャンスを掴むことは出来ませんでしたが、ファン・ダイクを始めとする世界最高レベル(ん?世界最高?なんか引っ掛かるな、このワード)のDF達とトレーニングを共に出来た事は貴重な経験となったハズ。コーディ(こいつも名前同じ!)のようにここから這い上がってくれ!
You’ll Never Walk Alone.