色々とツッコミどころ満載でしたね。
昨日、行われたプレミアリーグ第33節、エヴァートンとの一戦は0-0のドロー。
マージーサイドダービーでのドロー・・・非常に寂しい結果です。近年のダービーでは最もつまらない試合なんて厳しい声も聞かれますが、個人的にある意味面白かったです。
スタメンからツッコミどころ満載
チャンピオンズリーグの試合の合間、負傷者続出とあって、メンバーが大幅に変わっています。
ダニー・イングスとドミニク・ソランケのスタメン同時起用は初めて。
ラグナル・クラヴァンは久しぶりの出番となりましたね。
そしてついに帰ってきました、ナサニエル・クライン!今シーズン初出場です。
アルベルト・モレノの久しぶりのスタメンにも期待していたのですが、ウォーミングアップ中に負傷したとか。
モレノ~!なんちゅー時に怪我してんだ。
大味な前半
急造すぎる布陣に、雨で濡れたピッチ。
ぎこちなさが目立ちます。
ダービーらしい荒さはあるものの、アグレッシブかというと、ちょっと違うグダグダ感。
盛大に打ちあがるミドルシュート。
ソランケもいい位置からシュートを放ちましたが、枠の外。
長い負傷明けとは思えぬ果敢さで、サイドを駆け上がったクラインのクロスはドンピシャとは行きませんでしたが、エヴァートンのアホが中央に送ってしまい、そこのいたのはソランケ。
今度のシュートは枠内でしたが、ゴールキーパーに阻まれます。
コースは甘かったけど、これはナイスセーブ。
ソランケ・・・あと一歩のところまではいくんだけどなあ。
ジェームズ・ミルナーが左サイドからクロスを上げるかと思いきや、意外性のあるシュート。
しかしこれもGKが落ち着いて対処。
思ったよりは攻め込んでくるエヴァートン。しかし決定力・・・
取りあえず放り込んできたボールに反応しきれず、ワチャワチャ。
しばらく実戦から遠ざかっていたクラヴァンがジタバタしながら、カットしました。
大丈夫だよ、クラヴァン。
落ち着いていこう。なんなら放っておいても大丈夫かも。
アイツら決定力ポンコツだわ。
と思ったら、おおい!
いいシュート飛んできたな。
しかしこれをロリス・カリウスがスーパーセーブ。
Didn’t get the result we were looking for, but we take a point and a clean sheet
Now on to Tuesday!#LK1 #YNWA #LFC pic.twitter.com/VC5CviWNS3— Loris Karius (@LorisKarius) 2018年4月7日
一応勝てなくて残念的な事いってるけど、おもくそドヤってます。
まあ、これはドヤっても構わん。
で。またミルナーが意外性のあるシュートを放ちましたが、今度はあっちのGKがスーパーセーブ。
あー。ジョーダン・ピックフォード。
リヴァプール入りの噂もあったね。なるほど、やるじゃん。
まあ、今さら要らん。
スーパーセーブ出来ても、こんなん出来んだろ。
Matchday 🔴🔴🔴 pic.twitter.com/SPGghfdnpF
— Loris Karius (@LorisKarius) 2018年4月4日
フリーキックのチャンス。
キッカーはビッグマン、ビルヒル・ファン・ダイク。
セーブされましたが、噂通りうまい。
いいコースでした。
でもやっぱセットプレーの時は前にいてほしいよな~ビッグマン。
やっぱり荒いエヴァートン。
ソランケや、ジョーダン・ヘンダーソンが餌食に。
おい!ヘンドに怪我させたら、ただじゃおかないぞ!
サディオ・マネのミドルも派手に打ちあがり、均衡を破れぬまま0-0で前半終了。
いつもと違う役割のマネ、慣れない部分もあるかと思いますが、それでも別格と思える動きもありました。
ヘンド、ミルナー、ジョルジニオ・ワイナルドルムの3人もさすが。大味な展開の中、落ち着いています。
ジニ、攻撃に積極性が無いという批判もありますが、安定していて助かります。
そしてミルナーはベテランとは思えぬ運動量。
なんか荒れた後半
均衡は破れぬまま、淡々と経過していく時間。
CLの試合を見越してか、元気モリモリだったミルナーを下げて、アレックス・オックスレイド=チェンバレン投入。
力強いドリブルからミドルを放つも、やっぱり枠の外。
どうもこの日はミドルダメっぽいです。
一方エヴァートンはクロスはいいけど、決定力・・・
フィニッシュすべき選手が、ボール来る前に滑ったりグダグダ。
なんども危ねー!!!と思ったけど、決定り(以下略)
何コレ。わざと?
いかにギリギリで外せるかっていうゲーム?
いくらCLも降格も無いからって遊びすぎじゃない?
いや、スッゲー面白いけどさ!
自分が応援してるクラブがピンチだって事忘れて爆笑してしまった。
まあ、実際やってる方はストレスが溜まったかもしれませんね。両者ともに。
こんな事がありました。
あわや乱闘。
スコアは寒いけど、こういう熱さはあったんです。
ロベルト・フィルミーノまで投入して1点を奪いにいきますが、均衡を破れず。
試合終了間際には、何故かイングスに替えトレント・アレクサンダー=アーノルド。
ベンチに下がる時の、イングスの悔しそうな表情が印象的でした。
イングス、今回は純粋なストライカーとしての起用ではなかったみたいだし、また次に期待ですね。
0-0で試合終了。
残念な結果となってしまいましたが、試合中の怪我人が出なかった事(モレノ・・・)、クラインが長期の離脱後だという事を感じさせないプレーを見せた事は、ポジティブな要素ではないでしょうか。
そして競技としてはつまらなかったけど、ネタとしては面白かったんじゃないでしょうか。
そんな本日のハイライト。
Double knot races are never boring! #roundthebunnyear #hooploopandswoop 🐰👟🤗 pic.twitter.com/iIcntc9Efu
— James Milner (@JamesMilner) 2018年4月7日
後半キックオフ時のミルナーと審判。これを自らネタにするミルナー。
Boring James Milnerとはなんだったのか!?